JGTOツアー
国内男子
熱い熱い17ホール 賞金王同士の戦いは片山晋呉が制す
熱い熱い17ホール 賞金王同士の戦いは片山晋呉が制す
配信日時: 2015年9月12日 08時27分
<片山晋呉インビテーショナルネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯 第2回戦◇11日◇恵庭CC(6,988ヤード・パー72)>
上質で熱い17ホール。ベスト8が出揃った第3回戦で実現した片山晋呉対小田孔明の戦いは片山が2&1で勝利を収めた。
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敗れた小田にも悔いはなかった。「これが賞金王同士の戦いだなと」。互いに譲らない展開から先手をとったのは片山。5番で1アップとすると、最後の最後までリードは許さなかった。それでも小田も1アップ以上のリードを許さずどこまでも食らいつく。だが、片山も譲らない。15番で5メートルを沈めて会心のガッツポーズ。「魂を込めてパッティングして、やろうと思っていなくても自然と出た」。これで、ついに2アップ。
だが、このまま終わらないのが“賞金王同士の戦い”。続く16番パー3は3メートルにつけてプレッシャーをかけた片山に対し、小田がグリーン奥から起死回生のチップインバーディ。「賞金王ってのはああいうことがやれるんだ。そういうものを持っていないと出来ない」と、誰よりも賞金王の重みを知る永久シードプレイヤーはどこか嬉しそうにうなずいた。
それでも最後は「僕のパッティングが上回った」。片山が17番で約4メートルをねじ込んで決着。「どっちが勝ってもおかしくなかった。孔明も最高。僕も最高のプレーだった」。大会前からホストとしての役割に追われ疲労感を満載した表情には、とびきりの充実感がにじんだ。
上質で熱い17ホール。ベスト8が出揃った第3回戦で実現した片山晋呉対小田孔明の戦いは片山が2&1で勝利を収めた。
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敗れた小田にも悔いはなかった。「これが賞金王同士の戦いだなと」。互いに譲らない展開から先手をとったのは片山。5番で1アップとすると、最後の最後までリードは許さなかった。それでも小田も1アップ以上のリードを許さずどこまでも食らいつく。だが、片山も譲らない。15番で5メートルを沈めて会心のガッツポーズ。「魂を込めてパッティングして、やろうと思っていなくても自然と出た」。これで、ついに2アップ。
だが、このまま終わらないのが“賞金王同士の戦い”。続く16番パー3は3メートルにつけてプレッシャーをかけた片山に対し、小田がグリーン奥から起死回生のチップインバーディ。「賞金王ってのはああいうことがやれるんだ。そういうものを持っていないと出来ない」と、誰よりも賞金王の重みを知る永久シードプレイヤーはどこか嬉しそうにうなずいた。
それでも最後は「僕のパッティングが上回った」。片山が17番で約4メートルをねじ込んで決着。「どっちが勝ってもおかしくなかった。孔明も最高。僕も最高のプレーだった」。大会前からホストとしての役割に追われ疲労感を満載した表情には、とびきりの充実感がにじんだ。