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【舩越園子コラム】14年シーズンは開花の手前
【舩越園子コラム】14年シーズンは開花の手前
所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita
配信日時: 2014年9月29日 02時46分
米ツアーの2013−14年シーズンを振り返り、まず思い浮かぶのは「タイガー・ウッズがいなかった」という印象だ。
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今季のウッズは腰痛など故障続き。マスターズにも全米オープンにも、その姿は無かった。ようやく姿を見せてからも、全英オープンは69位に沈み、世界選手権シリーズのブリヂストン招待は棄権、全米プロは予選落ち。プレーオフ4戦には出場すら叶わず、米ツアーはウッズがいないシーズンエンドとなった。
表彰式や優勝会見にもウッズの姿は一度も無かった。メジャー優勝から遠ざかること6年目ゆえ、メジャーの表彰式にウッズが立たなかったことは、もはや珍しくは感じられない。だが、昨季はレギュラー大会で年間5勝を挙げながら、今季は1勝も挙げられなかったことは、ウッズの存在感をかつてないほど薄めてしまったと言わざるを得ない。
たとえ成績は振るわずとも、ウッズがその場にいるだけで、試合会場の雰囲気は様変わりする。ウッズがいれば、米ツアーや大会関係者、警備員の間にはピリピリした緊張感が走り、観衆は「ゴー!タイガー!」と狂喜する。だが、ウッズがいない会場に、張り詰めた空気は無い。経済効果にも大きな違いが出ることは言うまでもない。
けれど、ウッズの欠場が目立ち、ウッズの活躍がなかったからと言って、今季が面白くないシーズンだったのかと問われたら、その答えは「ノー」だ。なぜなら、そのときそのときを盛り上げたスターは、しっかり存在していたからだ。
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今季のウッズは腰痛など故障続き。マスターズにも全米オープンにも、その姿は無かった。ようやく姿を見せてからも、全英オープンは69位に沈み、世界選手権シリーズのブリヂストン招待は棄権、全米プロは予選落ち。プレーオフ4戦には出場すら叶わず、米ツアーはウッズがいないシーズンエンドとなった。
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たとえ成績は振るわずとも、ウッズがその場にいるだけで、試合会場の雰囲気は様変わりする。ウッズがいれば、米ツアーや大会関係者、警備員の間にはピリピリした緊張感が走り、観衆は「ゴー!タイガー!」と狂喜する。だが、ウッズがいない会場に、張り詰めた空気は無い。経済効果にも大きな違いが出ることは言うまでもない。
けれど、ウッズの欠場が目立ち、ウッズの活躍がなかったからと言って、今季が面白くないシーズンだったのかと問われたら、その答えは「ノー」だ。なぜなら、そのときそのときを盛り上げたスターは、しっかり存在していたからだ。