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矢野東がプレーオフ6ホールの死闘を制し、いざ全米オープンへ
矢野東がプレーオフ6ホールの死闘を制し、いざ全米オープンへ
所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita
配信日時: 2014年5月26日 15時49分
<全米オープンゴルフ選手権最終予選 ◇25日◇奈良国際ゴルフ倶楽部(7,058ヤード・パー71)>
奈良県にある奈良国際ゴルフ倶楽部で行われている全米オープンゴルフ選手権最終予選。矢野東が谷原秀人との6ホールに渡るプレーオフを制し、6月にアメリカのノースカロライナ州で行われる全米メジャー大会「全米オープン」への切符を掴んだ。
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2アンダーからのスタートとなった矢野は2ラウンド目でバーディラッシュを見せる。2番でバーディを奪うと3番、5番とボギーを叩くが7番、8番と連続バーディ。スコアを1つ伸ばして折り返すと11番、15番、17番と後半3バーディと一気にスコアを伸ばし、トータル6アンダー。谷原、山下和宏、D・オーと並び、滑り込みでプレーオフへの挑戦権を得る。
プレーオフ1ホール目は全員がパーとして迎えた2番。1.5メートルのバーディパットを決めきれず。このホールでバーディを奪ったD・オー、ボギーの山下が抜け、同じくパーの谷原と一騎打ちとなる。その3番、矢野がボギーとして決めれば谷原で決まりのパットが入らず4番へ。その4番矢野がバーディパットを入れてのバーディパット。これを谷原もきっちり沈め、次のホールでも決着が付かず、勝負は3番ホールへ。このショートホールで谷原がボギーとして迎えた矢野の4メートルのバーディパット。「パーでも良かったから寄せようと思った」というパッティングがそのまま入り、6ホールに渡る長い戦いに終止符を打った。
クラブハウスに戻ってきて開口一番「疲れた」と一言。昨日まで関西オープンを戦っており、翌日に計42ホール回った顔からは疲労感が感じ取れた。6ホールの死闘となり「どうでも良かったわけじゃないけど、最後はどっちが勝っても時の運だなと思ってやっていた」。それでも「勝ったら勝ったで嬉しかったけどね」と笑顔を見せた。
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