JGTOツアー
国内男子
ゴルフ日本シリーズJTカップ
日程 2013年12月5日-12月8日賞金総額 ―
宮里優作、悲願成就を支えた家族の絆
宮里優作、悲願成就を支えた家族の絆
配信日時: 2013年12月8日 08時11分
<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇8日◇東京よみうりカントリークラブ(7,023ヤード・パー70)>
「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の最終日。プロ12年目の宮里優作がこの日1つスコアを落としながらもトータル13アンダーで逃げ切り、悲願のツアー初優勝を達成した。
宮里優作の1打速報で初優勝をプレーバック!
みんな泣いていた。宮里3ストロークのリードで迎えた最終18番。グリーン右手前からサンドウェッジで放った約10ヤードのアプローチが傾斜で転がってカップに消えた瞬間、誰よりも勝利を待ち望まれた宮里家の二男がガッツポーズの後に崩れ落ちた。突如訪れた歓喜の瞬間。四つんばいになって涙にむせぶヒーローに18ホールついて回った父優氏、母の豊子さん、妹の藍。そして妻の紗千恵さんの目が真っ赤に染まった。
3ストロークのリードを持って迎えた最終日も、勝利へは決して平たんな道のりではなかった。大歓声に後押しされて放った1番のティショットは右に大きく曲げて崖下に落とす大トラブル。崖の下からのセカンドはグリーン手前のバンカーで目玉になり、3打目は再び反対側のバンカーにつかまった。4打目も強く入ったがピンに当たってここはボギーにおさめるも、4番で2つ目のボギー。それでも、途切れそうな勝利への細い糸を懸命に紡いだ。
「追う立場のほうがこのコースでは絶対にしんどいと思っていた。とにかくミスしてもネガティブワードを言わないように結果だけ。感情はいれずに、そこは流していた」。中盤では3連続ボギーもあったが、落胆することもなく過度に喜ぶこともなく、常にフラットな精神状態を貫いた。この日急きょ駆け付けた父・優さんも「メンタルが平坦だった。仕草に焦りがなかった」と落ち着きを失わなかった我が子に勝利の予感を感じ取っていた。
「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の最終日。プロ12年目の宮里優作がこの日1つスコアを落としながらもトータル13アンダーで逃げ切り、悲願のツアー初優勝を達成した。
宮里優作の1打速報で初優勝をプレーバック!
みんな泣いていた。宮里3ストロークのリードで迎えた最終18番。グリーン右手前からサンドウェッジで放った約10ヤードのアプローチが傾斜で転がってカップに消えた瞬間、誰よりも勝利を待ち望まれた宮里家の二男がガッツポーズの後に崩れ落ちた。突如訪れた歓喜の瞬間。四つんばいになって涙にむせぶヒーローに18ホールついて回った父優氏、母の豊子さん、妹の藍。そして妻の紗千恵さんの目が真っ赤に染まった。
3ストロークのリードを持って迎えた最終日も、勝利へは決して平たんな道のりではなかった。大歓声に後押しされて放った1番のティショットは右に大きく曲げて崖下に落とす大トラブル。崖の下からのセカンドはグリーン手前のバンカーで目玉になり、3打目は再び反対側のバンカーにつかまった。4打目も強く入ったがピンに当たってここはボギーにおさめるも、4番で2つ目のボギー。それでも、途切れそうな勝利への細い糸を懸命に紡いだ。
「追う立場のほうがこのコースでは絶対にしんどいと思っていた。とにかくミスしてもネガティブワードを言わないように結果だけ。感情はいれずに、そこは流していた」。中盤では3連続ボギーもあったが、落胆することもなく過度に喜ぶこともなく、常にフラットな精神状態を貫いた。この日急きょ駆け付けた父・優さんも「メンタルが平坦だった。仕草に焦りがなかった」と落ち着きを失わなかった我が子に勝利の予感を感じ取っていた。
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