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【舩越園子コラム】米ツアー予選会に挑む岩田寛に拍手!
【舩越園子コラム】米ツアー予選会に挑む岩田寛に拍手!
配信日時: 2013年11月4日 02時58分
岩田寛が米ツアーのクオリファイングトーナメントに挑戦している。ツアーに出るための出場権を競い合うクオリファイングトーナメントは、日本ではQT(予選会)という呼称が一般化しているが、米ゴルフ界では昔も今もQスクールと呼ばれている。
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その米Qスクールは、2012年までは合格すれば米ツアー(PGAツアー)の出場権が手に入る、いわば一発勝負の登竜門という位置付けだった。
だが、昨年から今年にかけて実施された米ツアーの大幅なシステム変更に伴い、今年からQスクールは米ツアーの下部ツアーであるウエブドットコムツアーへの登竜門に変わった。つまり、今、岩田が挑戦しているのは「合格すればウエブドットコムツアーに出場できる」という道だ。
その道は、米ツアーへの登竜門だった昨年も、ウエブドットコムツアーへの登竜門となった今年も、とんでもなく長い長丁場であることに変わりはない。たとえば今年は、3日間のプレ予選が8月末から9月上旬にかけて全米6会場で行われ、プレ予選を勝ち抜くと、次は10月に全米12会場で行われる4日間の1次予選、11月に6会場で行われる4日間の2次予選、そして最後は12月12〜17日にカリフォルニア州PGAウエストで行なわれる6日間の最終予選へと進むことになる。すでに世界6大ツアーでの実績がある選手は、そのステータスに応じてプレ予選や1次、2次予選が免除されるのだが、何のステータスも持たない選手は最大で合計17ラウンドを勝ち抜かなければならず、勝ち抜いても出られるのは米ツアーではなく下部ツアーなのだから気が遠くなりそうな話ではある。
けれど、モノは考えようだ。米ツアーや下部ツアーに何の足がかりも持たず、何の経験もなく、スポンサー推薦を得ることが難しい選手たち、いわば「失うものは何もない」ゴルファーたちが、とにもかくにもエントリーして、プレーして、勝ち残れば、下部ツアーへ、果ては米ツアーへと歩を進めていく突破口が得られるわけで、時間はかかるが、チャンスでもあると言えるわけだ。
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その米Qスクールは、2012年までは合格すれば米ツアー(PGAツアー)の出場権が手に入る、いわば一発勝負の登竜門という位置付けだった。
だが、昨年から今年にかけて実施された米ツアーの大幅なシステム変更に伴い、今年からQスクールは米ツアーの下部ツアーであるウエブドットコムツアーへの登竜門に変わった。つまり、今、岩田が挑戦しているのは「合格すればウエブドットコムツアーに出場できる」という道だ。
その道は、米ツアーへの登竜門だった昨年も、ウエブドットコムツアーへの登竜門となった今年も、とんでもなく長い長丁場であることに変わりはない。たとえば今年は、3日間のプレ予選が8月末から9月上旬にかけて全米6会場で行われ、プレ予選を勝ち抜くと、次は10月に全米12会場で行われる4日間の1次予選、11月に6会場で行われる4日間の2次予選、そして最後は12月12〜17日にカリフォルニア州PGAウエストで行なわれる6日間の最終予選へと進むことになる。すでに世界6大ツアーでの実績がある選手は、そのステータスに応じてプレ予選や1次、2次予選が免除されるのだが、何のステータスも持たない選手は最大で合計17ラウンドを勝ち抜かなければならず、勝ち抜いても出られるのは米ツアーではなく下部ツアーなのだから気が遠くなりそうな話ではある。
けれど、モノは考えようだ。米ツアーや下部ツアーに何の足がかりも持たず、何の経験もなく、スポンサー推薦を得ることが難しい選手たち、いわば「失うものは何もない」ゴルファーたちが、とにもかくにもエントリーして、プレーして、勝ち残れば、下部ツアーへ、果ては米ツアーへと歩を進めていく突破口が得られるわけで、時間はかかるが、チャンスでもあると言えるわけだ。