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【舩越園子コラム】プレジデンツカップの雨がもたらした恵み
【舩越園子コラム】プレジデンツカップの雨がもたらした恵み
配信日時: 2013年10月6日 22時51分
雷雨と日没によるサスペンデッド続きだったプレジデンツカップは大会進行がすっかり不規則になってしまった。だが、米国選抜が通算18.5ポイントを獲得し、3ポイントの差をつけて世界選抜に勝利した結果は、過去の戦績を元に統計的に分析すれば、予想通りで規則的で妥当な結果だったということになるのかもしれない。
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過去9回の大会の戦績は米国選抜7勝、世界選抜1勝、そして引き分けが1回。米国選抜が圧倒的な強さを誇ってきたからこそ、世界選抜は毎回、勝利することを悲願に掲げ、しかしその悲願はなかなか実らず、悲しい願いのままとなってきた。
だからこそ、今大会で世界選抜を率いたキャプテンのニック・プライスは「何がなんでも勝ちたい」と闘志を燃やしていた。
なぜ、世界選抜は弱いのか。なぜ、勝てないのか。その最大の理由はライダーカップの存在だ。米国人選手はライダーカップとプレジデンツカップを1年ごとに交互に戦う。つまり彼らはフォアボール、フォアサム、シングルスというフォーマットのチームマッチを毎年経験することができる。そうやって経験を積んだ選手が、やがてはキャプテンになる。今大会で米国選抜を率いたフレッド・カプルスは、選手としてもキャプテンとしても、まさにそうやって豊富な経験を身に付けてきた。
一方、世界選抜はライダーカップとは無縁だ。単純に考えても、チームマッチの経験値は米国選抜の半分以下しかない。「経験では米国選抜が明らかに上回っている。が、私たち世界選抜は熱意で彼らを上回っている」。
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