PGAツアー
米国男子
全米プロゴルフ選手権
日程 2022年5月19日-5月22日賞金総額 ―
TV/ネット放送予定稲森佑貴は生命線が乱れ、グリーン上でも苦戦「(芝の)1本、1本を読まないと…」
稲森佑貴は生命線が乱れ、グリーン上でも苦戦「(芝の)1本、1本を読まないと…」
所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai
配信日時: 2022年5月21日 07時00分
Round 2 | ||
---|---|---|
順位 | Sc | PLAYER |
1 | -9 | ウィル・ザラトリス |
2 | -8 | ミト・ペレイラ |
3 | -6 | ジャスティン・トーマス |
4 | -5 | バッバ・ワトソン |
5 | -4 | エイブラハム・アンサー |
5 | -4 | ローリー・マキロイ |
5 | -4 | デービス・ライリー |
8 | -3 | マシュー・フィッツパトリック |
8 | -3 | スチュワート・シンク |
10 | -2 | マット・クーチャー |
<全米プロゴルフ選手権 2日目◇20日◇サザン・ヒルズCC(米オクラホマ州)◇7556ヤード・パー70>
稲森佑貴は2オーバーの56位タイと予選通過圏内で2日目を迎えたが、その位置を守り切ることができなかった。バーディをひとつも奪えず、4ボギー・1ダブルボギーの「76」とズルズルとスコアを落とし、トータル8オーバーで決勝ラウンド進出を逃した。
メジャーといえば… “大魔神”のドライバースイング【連続写真】
10番からスタートした稲森は、前半は1オーバーで耐えた。後半に入ってギアを上げていきたかったが、疲れが出てきてしまった。1番では「きょうのピン位置なら一番やってはいけないこと」であるティショットを右ラフにいれると、バンカー越えの右奥に切られているピンは狙えずに、“寄らず入らず”のボギー。続く2番はティショットをフェアウェイを横切るクリークに打ち込んでダブルボギーを喫した。
初日はフェアウェイを外したのが1ホールのみだったが、2日目は10/14。「球が思いのほかつかまらなくなった。右に逃げてばかり。体力不足を感じた」。6季連続でフェアウェイキープ率1位を記録し“日本一曲がらない男”の名を持つ稲森だが、その生命線が乱れた。
また予選2日間で手にしたバーディは1つのみと、グリーン上でも苦戦した。「グリーンが読めなかった。読めてたとしても、入らない」。特に2日目は全体最終組のひとつ前の組、現地時間午後2時26分のスタートだった。その時間になると芝も立ち、パッティングにも大きな影響が出てくる。「(芝の)1本、1本を読まないといけないのか…。下りラインは読めなかった」と、何度かあったチャンスをものにできずに、不満が残る結果となった。
稲森佑貴は2オーバーの56位タイと予選通過圏内で2日目を迎えたが、その位置を守り切ることができなかった。バーディをひとつも奪えず、4ボギー・1ダブルボギーの「76」とズルズルとスコアを落とし、トータル8オーバーで決勝ラウンド進出を逃した。
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10番からスタートした稲森は、前半は1オーバーで耐えた。後半に入ってギアを上げていきたかったが、疲れが出てきてしまった。1番では「きょうのピン位置なら一番やってはいけないこと」であるティショットを右ラフにいれると、バンカー越えの右奥に切られているピンは狙えずに、“寄らず入らず”のボギー。続く2番はティショットをフェアウェイを横切るクリークに打ち込んでダブルボギーを喫した。
初日はフェアウェイを外したのが1ホールのみだったが、2日目は10/14。「球が思いのほかつかまらなくなった。右に逃げてばかり。体力不足を感じた」。6季連続でフェアウェイキープ率1位を記録し“日本一曲がらない男”の名を持つ稲森だが、その生命線が乱れた。
また予選2日間で手にしたバーディは1つのみと、グリーン上でも苦戦した。「グリーンが読めなかった。読めてたとしても、入らない」。特に2日目は全体最終組のひとつ前の組、現地時間午後2時26分のスタートだった。その時間になると芝も立ち、パッティングにも大きな影響が出てくる。「(芝の)1本、1本を読まないといけないのか…。下りラインは読めなかった」と、何度かあったチャンスをものにできずに、不満が残る結果となった。