ゲインブリッジLPGAアット・ボカ・リオ
日程 2020年1月23日-1月26日賞金総額 ―
TV/ネット放送予定河本結の組“だけに”スロープレーでペナルティ? 米ツアーデビュー戦で残った後味の悪さ【記者の目】
河本結の組“だけに”スロープレーでペナルティ? 米ツアーデビュー戦で残った後味の悪さ【記者の目】
所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya
配信日時: 2020年1月27日 22時00分
Round 4 | ||
---|---|---|
順位 | Sc | PLAYER |
1 | -17 | マデリーン・サグストロム |
2 | -16 | 畑岡 奈紗 |
3 | -15 | ダニエル・カン |
4 | -13 | セリーヌ・ビュティエ |
5 | -11 | キム・セヨン |
6 | -10 | モリヤ・ジュタヌガーン |
6 | -10 | シドニー・クラントン |
8 | -9 | 河本 結 |
8 | -9 | クララ・デビッドソン・スピルコバ |
8 | -9 | ジェシカ・コルダ |
米国女子ツアー2020年シーズン第2戦の「ゲインブリッジLPGAアット・ボカ・リオ」をトータル9アンダーの8位タイで終えた河本結。米デビュー戦でトップ10入りという結果を残したが、アテスト(スコア提出)終了後、なぜかその顔に緊張感が浮かんでいるシーンを見た。
風にはためく河本結のポニーテール【大会フォト】
その時の状況はこうだ。同伴競技者のカルロタ・シガンダ(スペイン)とともにスコアを提出しテントから出ると、2人のもとに競技委員が近づいてきた。すると深刻そうな表情の競技委員から何やら説明を受ける河本、シガンダとその関係者たち。選手たちは、どこか“腑に落ちない”という表情を浮かべている。会話の端々を聞くと、どうやらプレー時間についての話し合いがされている。時間でいうと30分ほどだっただろうか。
結論を先にいうと、河本とシガンダの2人には、この日スロープレーでペナルティがくだされた。その詳細について聞こうとUSLPGAに質問を投げると、担当者からメールで『ツアーのペース・オブ・プレー規定に抵触し、罰金を科した。なお、ストロークのペナルティは科されない』という“事実のみ”が返ってきた。これでは、どのような話し合いがもたれていたのかが分からない。そこで河本本人や、一緒にいた関係者にも詳細を聞いた。
それをまとめると、河本、シガンダ組が最終ラウンドの8番に入った時、競技委員から『前の組がペースアップしたからついていくように』という忠告がまずされた。さらに11番ティで、『warning』すなわち警告がくだされた。するとその後、河本の組は予告などもないままプレー時間を計測されていたそうで、その結果をふまえアテスト終了後のあのシーンにつながるというわけだ。
関係者の話を総合すると、今回規定に触れたのは、1打を30秒以内で打たなければいけないという米国女子ツアーのルールだった。つまりパー4であれば、120秒以上の時間をかけてはならず、それをオーバーするとホールにペナルティが科されるというわけだ。ただし、これも関係者の話であって、LPGAの正式な話ではない。ちなみに河本とシガンダは、計測されたなかで、“たまたま”それぞれ2ホールでタイムオーバーしていたという。
風にはためく河本結のポニーテール【大会フォト】
その時の状況はこうだ。同伴競技者のカルロタ・シガンダ(スペイン)とともにスコアを提出しテントから出ると、2人のもとに競技委員が近づいてきた。すると深刻そうな表情の競技委員から何やら説明を受ける河本、シガンダとその関係者たち。選手たちは、どこか“腑に落ちない”という表情を浮かべている。会話の端々を聞くと、どうやらプレー時間についての話し合いがされている。時間でいうと30分ほどだっただろうか。
結論を先にいうと、河本とシガンダの2人には、この日スロープレーでペナルティがくだされた。その詳細について聞こうとUSLPGAに質問を投げると、担当者からメールで『ツアーのペース・オブ・プレー規定に抵触し、罰金を科した。なお、ストロークのペナルティは科されない』という“事実のみ”が返ってきた。これでは、どのような話し合いがもたれていたのかが分からない。そこで河本本人や、一緒にいた関係者にも詳細を聞いた。
それをまとめると、河本、シガンダ組が最終ラウンドの8番に入った時、競技委員から『前の組がペースアップしたからついていくように』という忠告がまずされた。さらに11番ティで、『warning』すなわち警告がくだされた。するとその後、河本の組は予告などもないままプレー時間を計測されていたそうで、その結果をふまえアテスト終了後のあのシーンにつながるというわけだ。
関係者の話を総合すると、今回規定に触れたのは、1打を30秒以内で打たなければいけないという米国女子ツアーのルールだった。つまりパー4であれば、120秒以上の時間をかけてはならず、それをオーバーするとホールにペナルティが科されるというわけだ。ただし、これも関係者の話であって、LPGAの正式な話ではない。ちなみに河本とシガンダは、計測されたなかで、“たまたま”それぞれ2ホールでタイムオーバーしていたという。