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ライダーカップは「そういう大会」であってほしい【舩越園子コラム】
ライダーカップは「そういう大会」であってほしい【舩越園子コラム】
配信日時: 2018年10月1日 03時36分
2年に1度の米欧対抗戦、ライダーカップは、今年はパリで開催され、初日も2日目も欧州優勢。個人戦12マッチが行なわれる最終日を迎えた時点では、すでに欧州が10対6と大差でリードし、勝利が決まる14.5ポイントににじり寄っていた。
【スイング連続】とにかく画になる!脱力感がアップして、往年のタイガー・ウッズが戻ってきた
米国チームは1993年以来、アウェイでは一度も勝利していない。その意味ではフランス開催だった今回も確率的には敗北が濃厚で、米国の全国紙が「逆転勝利の可能性はあるにはあるが、起こりそうもない」と諦めムードの記事を書いていたほどだった。
だが、それでも米国側には「もしかしたら」という期待があった。1999年大会では今回と同じ10対6から奇跡の大逆転優勝を遂げた実績がある。もっともそれはアウェイではなくホームのボストン開催だったが、逆転優勝自体は不可能ではなかった。
「あの奇跡をもう一度」。そんな期待が寄せられていた今年の最終日、個人戦の口火を切ったジャスティン・トーマスが、まずこの日の初勝利を米国にもたらし、10対7へ。ブルックス・ケプカの引き分け、ウェブ・シンプソンの勝利、トニー・フィナウの勝利によって、ついに10.5対9.5の1ポイント差へ。「もしかしたら」の期待は限りなく膨らんだ。
しかし、その直後、ジョーダン・スピースが敗北し、タイガー・ウッズが敗北し、ダスティン・ジョンソンが敗北。そして、フィル・ミケルソンが16番でティショットを池に入れた瞬間、欧州勝利が決まった。
【スイング連続】とにかく画になる!脱力感がアップして、往年のタイガー・ウッズが戻ってきた
米国チームは1993年以来、アウェイでは一度も勝利していない。その意味ではフランス開催だった今回も確率的には敗北が濃厚で、米国の全国紙が「逆転勝利の可能性はあるにはあるが、起こりそうもない」と諦めムードの記事を書いていたほどだった。
だが、それでも米国側には「もしかしたら」という期待があった。1999年大会では今回と同じ10対6から奇跡の大逆転優勝を遂げた実績がある。もっともそれはアウェイではなくホームのボストン開催だったが、逆転優勝自体は不可能ではなかった。
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しかし、その直後、ジョーダン・スピースが敗北し、タイガー・ウッズが敗北し、ダスティン・ジョンソンが敗北。そして、フィル・ミケルソンが16番でティショットを池に入れた瞬間、欧州勝利が決まった。