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【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】“プロテストトップ合格”の称号はいる?いらない?
【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】“プロテストトップ合格”の称号はいる?いらない?
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時: 2018年8月14日 09時06分
ツアー2年目の松田鈴英が奮闘。来季のシード権を手繰り寄せている。
鈴英とかいて『れい』。昨年のプロテストでトップ合格したときには、ほとんどの人が読めなかったファーストネームも徐々に浸透。先週の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」では最終日に「64」をたたき出し、自己最高の3位に入っている。今季の獲得賞金は2273万あまりとなって、賞金ランキングも29位に浮上。賞金シードにぐんと近づいた。
【写真】松田鈴英のが華麗にドレスアップ
松田の活躍で、ときおり出てくるようになったのが“プロテストトップ合格の〜”という言葉。実は、日本の女子ツアーでは、1991年からプロテストのトップ合格者には、直後の大会から、特別な大会を除き、シーズン中のほとんどの試合に出場できる権利が与えられている。最初にその権利を手にした服部道子は、日本女子アマ、全米女子アマの両タイトルを持ち、米国留学時代にも大活躍をして鳴り物入りでプロテストを受験している。そのため、当時、この新しい規定は“道子ルール”などと呼ばれたこともあるほどだ。
前評判にたがわず、服部は1位でプロテストに合格。その後の試合でシード権こそ獲得できなかったが、のちに賞金女王タイトルまで取って(98年)実力を示している。
だが、その後のトップ合格者は玉石混交だ。シーズン後半戦だけでシード権を獲得したのは、ハン・ヒーウォン(韓国・98年合格)、ウェイ・ユンジェ(台湾・2001年合格)、服部真夕(07年)の3人だけ。QT制度導入後はプロテスト以前からツアーに出場していた選手も多いが、それでも、賞金シードが取れたのは、今季好調の黄アルム(韓国・08年合格)だけだ。
鈴英とかいて『れい』。昨年のプロテストでトップ合格したときには、ほとんどの人が読めなかったファーストネームも徐々に浸透。先週の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」では最終日に「64」をたたき出し、自己最高の3位に入っている。今季の獲得賞金は2273万あまりとなって、賞金ランキングも29位に浮上。賞金シードにぐんと近づいた。
【写真】松田鈴英のが華麗にドレスアップ
松田の活躍で、ときおり出てくるようになったのが“プロテストトップ合格の〜”という言葉。実は、日本の女子ツアーでは、1991年からプロテストのトップ合格者には、直後の大会から、特別な大会を除き、シーズン中のほとんどの試合に出場できる権利が与えられている。最初にその権利を手にした服部道子は、日本女子アマ、全米女子アマの両タイトルを持ち、米国留学時代にも大活躍をして鳴り物入りでプロテストを受験している。そのため、当時、この新しい規定は“道子ルール”などと呼ばれたこともあるほどだ。
前評判にたがわず、服部は1位でプロテストに合格。その後の試合でシード権こそ獲得できなかったが、のちに賞金女王タイトルまで取って(98年)実力を示している。
だが、その後のトップ合格者は玉石混交だ。シーズン後半戦だけでシード権を獲得したのは、ハン・ヒーウォン(韓国・98年合格)、ウェイ・ユンジェ(台湾・2001年合格)、服部真夕(07年)の3人だけ。QT制度導入後はプロテスト以前からツアーに出場していた選手も多いが、それでも、賞金シードが取れたのは、今季好調の黄アルム(韓国・08年合格)だけだ。