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5年ぶり復活優勝 タイガー・ウッズの“ミラクル”シーズンを振り返る
5年ぶり復活優勝 タイガー・ウッズの“ミラクル”シーズンを振り返る
所属 ALBA Net編集部
牧野 名雄 / Nao Makino
配信日時: 2018年9月25日 06時02分
2018年の米国男子ツアー最終戦「ツアー選手権」でタイガー・ウッズ(米国)が5年ぶりのツアー通算80勝目を果たした。4度にわたる腰の手術、昨年5月には複数薬物摂取の上での棄権運転で逮捕されて有罪判決を受けるなど、紆余曲折を経ての復活。世界ランキングの13位まで復活。激動の2018シーズンを振り返る。
【連続写真】強いタイガーが帰ってきた! 2018年の最新ドライバースイング
今年1月、「ファーマーズ・インシュランス・オープン」で1年ぶりにツアー復帰。17年大会ではトータル4オーバーで予選落ちを喫していたウッズだが、復帰初戦の今大会では4日間を戦い抜き、トータル3アンダー・23位タイフィニッシュを遂げた。ウッズの決勝ラウンド進出は15年8月の「ウィンダム選手権」以来、実に2年5カ月ぶりのことだった。
ツアー復帰2戦目は2月の「ジェネシス・オープン」。大きな期待が寄せられたが、トータル6オーバーであえなく予選落ち。初日からドライバーが大荒れ。特に2日目は「軽いフェード系の球が曲がりきらずに左に行ってばっかり」と、“76”の大たたき。「もう年も年だから、いろいろあるさ」と自嘲気味に笑い、会場を後にした。
復活は厳しい道のりとなるだろう。そんな声も聞こえてくるなか、すぐに立て直した。3月の「バルスパー選手権」では優勝争いを繰り広げ、2位タイでフィニッシュ。翌週の「アーノルド・パーマー招待」では5位タイと、2週連続のトップ5入りと下馬評を覆してみせた。
海外メジャー初戦の「マスターズ」は32位タイ、2戦目の「全米オープン」では予選落ちと振るわなかったウッズだが、3戦目の「全英オープン」では6位タイと奮闘。“虎の帰還”にカーヌスティのギャラリーは大いに沸いた。そして8月の「全米プロゴルフ選手権」では最終日に「64」の猛追。10年ぶりのメジャー優勝には2打届かなかったものの、2打差の単独2位でシーズン最後のメジャーを終えた。
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今年1月、「ファーマーズ・インシュランス・オープン」で1年ぶりにツアー復帰。17年大会ではトータル4オーバーで予選落ちを喫していたウッズだが、復帰初戦の今大会では4日間を戦い抜き、トータル3アンダー・23位タイフィニッシュを遂げた。ウッズの決勝ラウンド進出は15年8月の「ウィンダム選手権」以来、実に2年5カ月ぶりのことだった。
ツアー復帰2戦目は2月の「ジェネシス・オープン」。大きな期待が寄せられたが、トータル6オーバーであえなく予選落ち。初日からドライバーが大荒れ。特に2日目は「軽いフェード系の球が曲がりきらずに左に行ってばっかり」と、“76”の大たたき。「もう年も年だから、いろいろあるさ」と自嘲気味に笑い、会場を後にした。
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