「飛ばすなら軽くしっかりのシャフト」“犯人扱いされた”大砲、ヨハネス・バーマンの飛ばしのこだわり
「飛ばすなら軽くしっかりのシャフト」“犯人扱いされた”大砲、ヨハネス・バーマンの飛ばしのこだわり
配信日時: 2018年9月20日 00時17分
<アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ 事前情報◇19日◇武蔵カントリークラブ 笹井コース(7060ヤード・パー71)>
日亜共催大会「アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ」。この試合では、既報のとおり、火曜日に練習場のネット越えで車を破壊した猛者がいたため、ウッド使用禁止となった。そして、その犯人と疑われていたのが、アジアンツアーの大砲、ヨハネス・バーマン(米国)だ。
⇒男子では前代未聞!?練習場でまさかのドライバー禁止 選手たちも困惑…
「全員同条件とはいってもさぁ、試合中もドライバーはおろか、FWさえ打てないなんて…。せめて、UTくらい打たしてくれないかな…。ていうか、ネット越えの犯人は、絶対に(トッド・)シノットか(ヨハネス・)バーマンでしょ!」(とある選手同士の雑談)
あらぬ疑いをかけられたバーマン本人に聞いてみると、「練習場のネットを越えたかって? NO、分からないけど越えてないと思うよ。だって、火曜日はネットを越えてしまうと、絶対にいろんな人に迷惑をかけると分かっていたから、越えないように気を使って3Wしか打っていないもの」と、本人は否定する。そして、その余りある飛距離の秘密を聞くと、
「ボクのドライバーの平均飛距離は315〜320ヤード。3Wは平均で305ヤードくらいかな。飛距離を出すのに一番大切にしているのは、シャフトだよ。やっぱり、軽くてしっかりで振りやすいものがスピードを上げられるからね。この三菱ケミカル『クロカゲXT』が、まさにそうさ。ボクはシャフトの重さと飛距離にはすごく関係があると思っているよ」(ヨハネス・バーマン)
学生時代からPINGのクラブを使い続け、現在もPINGと契約、ドライバーヘッドは『G400LSテック』のロフト9°だ。ウェブドットコムツアーで平均343.7ヤードを飛ばすキャメロン・チャンプもPING契約、PGAツアーのトニー・フィナウ他、今年はPING契約選手の飛ばしっぷりが世界のツアーで目につくが、アジアの大砲もご多分に漏れずPING契約選手だった。
⇒SLEルール施行後10年、なぜか増える平均300ヤードヒッター。世界基準はどうなってる?
「よく、飛距離のために鍛えているか?って聞かれるんだけど、ボクの考えではちょっと違うんだ。安定したスイングのために、フィットネスは必要。だから、ジムに通うのは日課さ。でも、あくまでも飛距離に大切なのは、振りやすいシャフト。そこに尽きると思う。
日本人選手の印象? そうだね、曲げずにみんなすごく綺麗なストレートボールを打つよね。よくアジアンツアーの仲間とも話すんだけど、アジアンツアーの次の舞台として目指すのは、もちろんPGAツアーさ。でも、二番目は日本。日本で戦うことはボクらには魅力だよ。
環境もいいし、石川遼や松山英樹、谷原秀人、池田勇太と、みんな日本からPGAツアーや欧州ツアーに出て頑張っているよね。ボクも、そうなれればいいなと思ってる。だから、明日(今日)からの予選で石川遼と一緒に回れることにはすごく興奮しているよ。どんなプレーを見れるか、すごく楽しみなんだ」(バーマン)
アジアの大砲と、病み上がりの石川遼のマッチアップ。現地に観戦に行く人は、石川遼だけではなく、バーマンの飛距離にも要注目である。
日亜共催大会「アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ」。この試合では、既報のとおり、火曜日に練習場のネット越えで車を破壊した猛者がいたため、ウッド使用禁止となった。そして、その犯人と疑われていたのが、アジアンツアーの大砲、ヨハネス・バーマン(米国)だ。
⇒男子では前代未聞!?練習場でまさかのドライバー禁止 選手たちも困惑…
「全員同条件とはいってもさぁ、試合中もドライバーはおろか、FWさえ打てないなんて…。せめて、UTくらい打たしてくれないかな…。ていうか、ネット越えの犯人は、絶対に(トッド・)シノットか(ヨハネス・)バーマンでしょ!」(とある選手同士の雑談)
あらぬ疑いをかけられたバーマン本人に聞いてみると、「練習場のネットを越えたかって? NO、分からないけど越えてないと思うよ。だって、火曜日はネットを越えてしまうと、絶対にいろんな人に迷惑をかけると分かっていたから、越えないように気を使って3Wしか打っていないもの」と、本人は否定する。そして、その余りある飛距離の秘密を聞くと、
「ボクのドライバーの平均飛距離は315〜320ヤード。3Wは平均で305ヤードくらいかな。飛距離を出すのに一番大切にしているのは、シャフトだよ。やっぱり、軽くてしっかりで振りやすいものがスピードを上げられるからね。この三菱ケミカル『クロカゲXT』が、まさにそうさ。ボクはシャフトの重さと飛距離にはすごく関係があると思っているよ」(ヨハネス・バーマン)
学生時代からPINGのクラブを使い続け、現在もPINGと契約、ドライバーヘッドは『G400LSテック』のロフト9°だ。ウェブドットコムツアーで平均343.7ヤードを飛ばすキャメロン・チャンプもPING契約、PGAツアーのトニー・フィナウ他、今年はPING契約選手の飛ばしっぷりが世界のツアーで目につくが、アジアの大砲もご多分に漏れずPING契約選手だった。
⇒SLEルール施行後10年、なぜか増える平均300ヤードヒッター。世界基準はどうなってる?
「よく、飛距離のために鍛えているか?って聞かれるんだけど、ボクの考えではちょっと違うんだ。安定したスイングのために、フィットネスは必要。だから、ジムに通うのは日課さ。でも、あくまでも飛距離に大切なのは、振りやすいシャフト。そこに尽きると思う。
日本人選手の印象? そうだね、曲げずにみんなすごく綺麗なストレートボールを打つよね。よくアジアンツアーの仲間とも話すんだけど、アジアンツアーの次の舞台として目指すのは、もちろんPGAツアーさ。でも、二番目は日本。日本で戦うことはボクらには魅力だよ。
環境もいいし、石川遼や松山英樹、谷原秀人、池田勇太と、みんな日本からPGAツアーや欧州ツアーに出て頑張っているよね。ボクも、そうなれればいいなと思ってる。だから、明日(今日)からの予選で石川遼と一緒に回れることにはすごく興奮しているよ。どんなプレーを見れるか、すごく楽しみなんだ」(バーマン)
アジアの大砲と、病み上がりの石川遼のマッチアップ。現地に観戦に行く人は、石川遼だけではなく、バーマンの飛距離にも要注目である。