この秋発売の最新1W一気打ち。マニアックT同士のフィッティング対決が勃発!【前編】
9月を皮切りに、どんどん新しいドライバーが発売になります。既に多くのモデルが店頭で試打可能ですよね。今回は、これらを一気に全部打った上で、マニアックチームそれぞれにフィッティングすることに…
配信日時: 2018年9月14日 02時52分
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P編 「大手の新作はほとんど全部計測済みだよ」
PCM編集長(以下、P編) 「長岡、今日は確か、ブリヂストンの【筋金入り】シリーズ、『TOUR B XD-3』の発売日だったよな? 来週末はダンロップの『スリクソンZ585』『785』の発売だし、タイトリストの『TS2』『TS3』も9月末発売と発表されたし、今月は大変なことになってるね」
⇒【9月の新作、発売はいつ?】注目機種の発売カレンダー
筆者 「ん? カスタムパーツ好きの村田さんが大手メーカーのクラブに興味を示すとは珍しいですね…」
⇒【9月の新作、発売はいつ?】注目機種の発売カレンダー
筆者 「ん? カスタムパーツ好きの村田さんが大手メーカーのクラブに興味を示すとは珍しいですね…」
P編 「いやいや、いつもどんなメーカーのクラブだろうと、すごく興味を持ってるよ。だって、どのモデルだろうと、どのみち全部ヘッドもシャフトも詳細に計測するんだからさ。もう、大手どころはほとんど全部計測し終わってるよ。
まぁ、計測したデータに関しては、君には絶対に教えないけどね! まだ計測してないのは、ホンマの新作くらいのもんだよ。そうそう、今日、ボミが試合投入するかもしれないんだって?昨日ALBA.netに書いていたよね?」
筆者 「……。(ケチ!)え、じゃあ、ヘッドの内部重心は全部頭に入ってるってこと?」
P編 「当たり前だろ。私を誰だと思ってる!」
筆者 「じゃあ、勝負しましょう!新作の内部重心データについて、何も分からないボクを新作の中からフィッティングしてみてください!内部重心が分かってるなら、お手の物でしょ?」
PCM筒康博(以下、筒) 「(黙って聞いていた)長岡さん、動作解析の『GEARS』も持っている我々PCMラボに挑むとは中々の度胸ですね。よし、ぎゃふんと言わせてやりますよ!」
筆者 「なんで横入りすんのよ!筒さんは本職のフィッターじゃないですか!ダメです、筒さんがフィッティングなんかしたら、合うに決まってるでしょ。今日のお題は、【素人同士のフィッティング対決】ですから!逆に、ボクが筒さんを新作の中からフィッティングしてあげますってば!」
筒 「大きく出ましたねぇ〜。ますます面白いじゃないですか。よし、カモンッ!」
まぁ、計測したデータに関しては、君には絶対に教えないけどね! まだ計測してないのは、ホンマの新作くらいのもんだよ。そうそう、今日、ボミが試合投入するかもしれないんだって?昨日ALBA.netに書いていたよね?」
筆者 「……。(ケチ!)え、じゃあ、ヘッドの内部重心は全部頭に入ってるってこと?」
P編 「当たり前だろ。私を誰だと思ってる!」
筆者 「じゃあ、勝負しましょう!新作の内部重心データについて、何も分からないボクを新作の中からフィッティングしてみてください!内部重心が分かってるなら、お手の物でしょ?」
PCM筒康博(以下、筒) 「(黙って聞いていた)長岡さん、動作解析の『GEARS』も持っている我々PCMラボに挑むとは中々の度胸ですね。よし、ぎゃふんと言わせてやりますよ!」
筆者 「なんで横入りすんのよ!筒さんは本職のフィッターじゃないですか!ダメです、筒さんがフィッティングなんかしたら、合うに決まってるでしょ。今日のお題は、【素人同士のフィッティング対決】ですから!逆に、ボクが筒さんを新作の中からフィッティングしてあげますってば!」
筒 「大きく出ましたねぇ〜。ますます面白いじゃないですか。よし、カモンッ!」
筆者 「P編に合うのは『Z585』」 筒 「先行ズルい…」
筆者 「じゃあ、まずはボクが先行として村田さんに合うクラブを予想します。これから発売される最新ドライバーの中で、村田さんに合うのは、スリクソン『Z585』だと思いますね。次点は……タイトリスト『TS2』かなと。 “合う”といっても、試打クラブは純正シャフト装着モデルしかないので、今回は【このまま持っていてもコースで使える】という観点で薦めますよ?」
P編 「ふ〜〜ん、そうなんだぁ〜、楽しみィ〜(ニヤニヤ)」
筒 「あっ、ボクが言おうと思ってたのに、先行はズルいですよ。ちゃんと合うと思った理由も言ってくださいね」
筆者 「はい。この秋発売されるモデルの中で、一番曲がりやミスに強いのが『Z585』だと個人的には思ってます。ヘッド挙動が安定していて、カップフェースで打点ミスにも強い。村田さんのエースは『G400』ですし、『Z585』の方が音的に『G400』より弾き感が強いし、ヘッド挙動としても近くてヘッドの重さもある程度感じやすいので合うのかなぁと。
P編 「ふ〜〜ん、そうなんだぁ〜、楽しみィ〜(ニヤニヤ)」
筒 「あっ、ボクが言おうと思ってたのに、先行はズルいですよ。ちゃんと合うと思った理由も言ってくださいね」
筆者 「はい。この秋発売されるモデルの中で、一番曲がりやミスに強いのが『Z585』だと個人的には思ってます。ヘッド挙動が安定していて、カップフェースで打点ミスにも強い。村田さんのエースは『G400』ですし、『Z585』の方が音的に『G400』より弾き感が強いし、ヘッド挙動としても近くてヘッドの重さもある程度感じやすいので合うのかなぁと。
あと、タイトリスト『TS2』ですが、こちらも『G400』と少し共通点がありますよね。深重心なのは見た目にわかりやすいですが、その中身。重心深さ=FP+軸線深度ですが、このバランスが『G400』に似てる気がします。FPは小さめで軸線深度が大きめという系統。これはプロギア『RS』も歴代同じですが、村田さんはパワーがあるので外ブラ的なヘッド重量の方が合うと見てます…」
筒 「長岡さんに取られたので、ボクは『Z785』を推します!」
筒 「長岡さんに取られたので、ボクは『Z785』を推します!」
P編 「やられました…」
P編 「能書きはいいよ。じゃあ、打ちますね。次点の『TS2』から」
―― バシッ!✖3 ――
P編 「音が控えめで気持ちいいし、初速もすごく出てる。でも、この純正スピーダーは私には柔らかすぎるし、軽すぎるね。初速は速いんだけど、打ち出し角がもっと出てくれないと距離をロスする。『TS2』はリアルロフトが少ないから、可変してロフトアップしたいなぁ。それにつかまりすぎるから、右にプッシュアウトを打つつもりでちょうどって感じ。これも純正スピーダーをコースで使うとしたら、フェースを開く可変が必要だよ。じゃあ、次は『Z585』を打つよ?」
筒 「フッ、長岡さん、まだまだですね(素人フィッターだなぁ…)」
―― バキィーン!✖3 ――
―― バシッ!✖3 ――
P編 「音が控えめで気持ちいいし、初速もすごく出てる。でも、この純正スピーダーは私には柔らかすぎるし、軽すぎるね。初速は速いんだけど、打ち出し角がもっと出てくれないと距離をロスする。『TS2』はリアルロフトが少ないから、可変してロフトアップしたいなぁ。それにつかまりすぎるから、右にプッシュアウトを打つつもりでちょうどって感じ。これも純正スピーダーをコースで使うとしたら、フェースを開く可変が必要だよ。じゃあ、次は『Z585』を打つよ?」
筒 「フッ、長岡さん、まだまだですね(素人フィッターだなぁ…)」
―― バキィーン!✖3 ――
P編 「いいね! やっぱり、秋モデルの中で私にとって一番いいのはコレだなぁ。ザ・素人フィッター長岡さん、参りました……。たまたま芯食いましたね。『Z785』も同じカップフェースでいいんだけど、『Z585』はつかまりが良くて、ヘッド挙動が本当に安定している。純正ミヤザキのシャフトも悪くないし、打ちやすい。トータルバランスがいいし、ミスに強いし、弾きが良くて距離も出て曲がりに強い。値段も安い(63,000円)しさぁ、カーボンコンポジットなのに打球音もクリアで澄んでるし、言うことないよ」
筆者&筒 「………。(褒めすぎだよ…)」
筆者&筒 「………。(褒めすぎだよ…)」
筆者 「よしっ!まずはフィッティング対決、ボクが1勝ですね!筒さん、さっき何かボクの見立てに文句言ってましたっけ?」
筒 「いや、何も言ってません!(先行、ズルいってば!)」
筒 「いや、何も言ってません!(先行、ズルいってば!)」
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⇒次はP編の逆襲のターン!?