ブリヂストンの『TOUR B JGR』がプロ・アマ問わずに好かれる理由
先週の男女ツアーで新しい『JGR』が優勝。春先からプロトタイプ『P01-7』とのモデル名で支給されていたこの『TOUR B JGR』、いま発売以来2週連続ドライバー売上ナンバーワンも記録している。一体何がいいのか? 愛用して優勝したばかりの片岡大育に聞いてみた。
配信日時: 2017年9月28日 13時05分
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春先から『P01-7』のプロトタイプで投入されていたが、『TOUR B JGR』になって売上もプロの成績も爆発!
先週行われた「アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ2017」で片岡大育が、ステップアップツアー『中国新聞ちゅーピーレディースカップ」で福山恵梨が『JGR』ドライバーを使用して優勝。そして、現在9月15日の発売以来、2週連続でドライバー売上ナンバーワンを記録している“飛距離モンスター”こと『TOUR B JGR』ドライバー。一体この勢いは何なのだろうか。
⇒ブリヂストンの「飛距離モンスター」こと、『JGR』ドライバーが初週に大爆発!!
⇒ブリヂストンの「飛距離モンスター」こと、『JGR』ドライバーが初週に大爆発!!
このモデル、女子ツアーでは正式発表前に支給された黒塗りのプロトタイプ『P01-7』を渡邉彩香、西山ゆかり、三ヶ島かな、川崎志穂、井上沙紀らが続々と試合に投入した。
正式発表されてからは、黒塗りではない最終製品版も配られた。こちらは先週優勝した2人、片岡大育と福山恵梨がすぐに製品版に切り替え優勝。また、プロトタイプ『P01-7』は西山ゆかりが4月の「KKT杯バンテリンレディスオープン」で、コ ジンヨンが8月に韓国女子ツアーの「Jeju Samdasoo Masters」で優勝している、とブリヂストンの広報は胸を張る。
正式発表されてからは、黒塗りではない最終製品版も配られた。こちらは先週優勝した2人、片岡大育と福山恵梨がすぐに製品版に切り替え優勝。また、プロトタイプ『P01-7』は西山ゆかりが4月の「KKT杯バンテリンレディスオープン」で、コ ジンヨンが8月に韓国女子ツアーの「Jeju Samdasoo Masters」で優勝している、とブリヂストンの広報は胸を張る。
“飛距離モンスター”の称号は初速アップに自信を持っているから!?
発売後2週連続売上ナンバーワン継続中と、ツアープロだけではなく、我々アベレージゴルファーをも惹きつけるのは “飛距離モンスター”と、わかりやすく飛びを強調したことが大きな理由だろう。ここまでダイレクトに飛びを謳える根拠は、キーテクノロジーに挙げられている「ブーストパワーテクノロジー」。ソールに付いた牙のような「ブーストパワーリブ」がソールの剛性を高めることにより、よりクラウンのたわみが強調される仕組みだ。
また、クラウンには以前から入っていた溝に「ウェーブパワースリット」が追加され、波型にたわむようになったという。従来よりもクラウンのたわみ量が増大することで、初速と打ち出し角をさらにアップさせて飛距離性能を向上するとしている。筆者の想像だが、このテクノロジーは飛距離性能アップもあるが、打感の良さやコントロール感にも寄与していると感じる。打球音の印象も大きく関わってくるだろうが、打ってみると明らかに前作より球持ち感が高く、この辺りがツアープロ全員が高評価する点ではないだろうか。
真偽を確かめるため、筆者は「飛距離アップ」して優勝したばかりの片岡大育に話を聞いてみることにした。
また、クラウンには以前から入っていた溝に「ウェーブパワースリット」が追加され、波型にたわむようになったという。従来よりもクラウンのたわみ量が増大することで、初速と打ち出し角をさらにアップさせて飛距離性能を向上するとしている。筆者の想像だが、このテクノロジーは飛距離性能アップもあるが、打感の良さやコントロール感にも寄与していると感じる。打球音の印象も大きく関わってくるだろうが、打ってみると明らかに前作より球持ち感が高く、この辺りがツアープロ全員が高評価する点ではないだろうか。
真偽を確かめるため、筆者は「飛距離アップ」して優勝したばかりの片岡大育に話を聞いてみることにした。