タイトリスト『718アイアン』の全6機種の7番を試打。注目の『AP3』の性能は?
タイトリストの最新作『718アイアン』『818H1&H2』の発表会が29日に都内で行われ、インドア試打(ゴルフゾン)できたのでレポートしたい。気になる新モデル『AP3』はいったいどんなモデルなのだろうか?
配信日時: 2017年8月30日 06時18分
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今回は“ディスタンス”と“ツアー”に3機種ずつ分かれるイメージ
何度も既報のとおり、今作は『AP1』と『AP2』の間に『AP3』というモデルが追加されており、上の画像のように『718アイアン』は“ディスタンス”の『AP1』『AP3』『T-MB』、“ツアー”の『AP2』『CB』『MB』に3機種ずつ分かれる形となっている。
この区分けはヘッドサイズとロフトや構造で、実際に打ってみると同社の言うとおりの結果が得られた。サイズが大きくロフトが立っている順に並べてみる。
下記のように、注目の『AP3』はかなり『AP1』寄りの大きさで、『AP2』と大きさの近い『T-MB』よりもかなりフェース長が長かった。また、ロフト設定もフェース長と同様に『AP1』と『AP3』がかなりニアで、『T-MB』や『AP2』の33°よりかなり差があることが分かる。
【ヘッドサイズ順】
『AP1』>『AP3』>>『T-MB』>『AP2』≒『CB』>『MB』
【7番のロフト順】※長さは全て37インチ
『AP1』(29°)>『AP3』(30°)>『T-MB』『AP2』(33°)>『CB』(34°)>『MB』(35°)
この区分けはヘッドサイズとロフトや構造で、実際に打ってみると同社の言うとおりの結果が得られた。サイズが大きくロフトが立っている順に並べてみる。
下記のように、注目の『AP3』はかなり『AP1』寄りの大きさで、『AP2』と大きさの近い『T-MB』よりもかなりフェース長が長かった。また、ロフト設定もフェース長と同様に『AP1』と『AP3』がかなりニアで、『T-MB』や『AP2』の33°よりかなり差があることが分かる。
【ヘッドサイズ順】
『AP1』>『AP3』>>『T-MB』>『AP2』≒『CB』>『MB』
【7番のロフト順】※長さは全て37インチ
『AP1』(29°)>『AP3』(30°)>『T-MB』『AP2』(33°)>『CB』(34°)>『MB』(35°)
同じ37インチの7番を打ち比べると、飛距離差はこんな感じ
ロフトはそれぞれ違うが、7番は全て37インチと同じ長さ。この構造やモデル違いで実際にどのような飛距離が出るのか?のイメージを記載すると、下記のような形になる。まずは、ドライバーのヘッドスピードが48m/sくらいの入射角が浅く、スピン量が平均的なドローヒッターが打ったデータが下記で、()内は表示されたラン。エースアイアンが『716 CB』の営業マンH間が一番高弾道を記録したのは『AP3』だった。
『AP1』(純正カーボン) 198y(11)
『AP3』(モーダスツアー105) 191y(10)
『T-MB』(モーダスツアー120) 179y(11)
『AP2』(モーダスツアー120) 176y(10)
『CB』(モーダスツアー120) 169y(11)
『MB』(モーダスツアー120) 163y(9)
『AP1』(純正カーボン) 198y(11)
『AP3』(モーダスツアー105) 191y(10)
『T-MB』(モーダスツアー120) 179y(11)
『AP2』(モーダスツアー120) 176y(10)
『CB』(モーダスツアー120) 169y(11)
『MB』(モーダスツアー120) 163y(9)
次は、ドライバーのヘッドスピードが47m/sでスピン量が少ないドローヒッターのデータが下記だ。インパクトでしっかり球を押し込むPCM編集長はスピン量が少ないため、ランも多めで特に『AP1』のぶっ飛び度が際立っていた。この辺りは軽くて柔らかいシャフトでも自在に打てる点が現れている。
『AP1』(純正カーボン) 203y(15)
『AP3』(モーダスツアー105) 197y(13)
『T-MB』(モーダスツアー120) 187y(11)
『AP2』(モーダスツアー120) 184y(13)
『CB』(モーダスツアー120) 180y(14)
『MB』(AMTツアーWHITE) 176y(12)
次は、ドライバーのヘッドスピードが46m/s、ダウンブローキツめでスピン量が多くフェードヒッターのデータが下記。筆者はアイアンを振りたくないので、全番手抑え気味に打った。ダントツで『AP2』のソフトな打感が気持ちよすぎて、無意識に振れてしまっており、一番球も高かった。また、『AP3』もシャフトのせいか気持ちよく振れて飛んでしまった。
『AP1』(純正カーボン) 188y(10)
『AP3』(モーダスツアー105) 186y(11)
『T-MB』(モーダスツアー120) 177y(10)
『AP2』(モーダスツアー120) 173y(9)
『CB』(モーダスツアー120) 164y(8)
『MB』(モーダスツアー120) 159y(9)
次は自称・四十肩で振れないというPCM筒康博氏。ドライバーのヘッドスピードは43m/s以下と自嘲気味だが、スピン量が少なめのドローヒッターで、現在のエースアイアンは『714 AP2』。一番好感を持ったのは『CB』で、非常に完成度が高く、気持ちよく振れたと語っていた。
『AP1』(純正カーボン) 175y(13)
『AP3』(モーダスツアー105) 172y(12)
『T-MB』(モーダスツアー120) 164y(10)
『AP2』(モーダスツアー120) 160y(10)
『CB』(モーダスツアー120) 156y(9)
『MB』(モーダスツアー120) 150y(9)
『AP1』(純正カーボン) 203y(15)
『AP3』(モーダスツアー105) 197y(13)
『T-MB』(モーダスツアー120) 187y(11)
『AP2』(モーダスツアー120) 184y(13)
『CB』(モーダスツアー120) 180y(14)
『MB』(AMTツアーWHITE) 176y(12)
次は、ドライバーのヘッドスピードが46m/s、ダウンブローキツめでスピン量が多くフェードヒッターのデータが下記。筆者はアイアンを振りたくないので、全番手抑え気味に打った。ダントツで『AP2』のソフトな打感が気持ちよすぎて、無意識に振れてしまっており、一番球も高かった。また、『AP3』もシャフトのせいか気持ちよく振れて飛んでしまった。
『AP1』(純正カーボン) 188y(10)
『AP3』(モーダスツアー105) 186y(11)
『T-MB』(モーダスツアー120) 177y(10)
『AP2』(モーダスツアー120) 173y(9)
『CB』(モーダスツアー120) 164y(8)
『MB』(モーダスツアー120) 159y(9)
次は自称・四十肩で振れないというPCM筒康博氏。ドライバーのヘッドスピードは43m/s以下と自嘲気味だが、スピン量が少なめのドローヒッターで、現在のエースアイアンは『714 AP2』。一番好感を持ったのは『CB』で、非常に完成度が高く、気持ちよく振れたと語っていた。
『AP1』(純正カーボン) 175y(13)
『AP3』(モーダスツアー105) 172y(12)
『T-MB』(モーダスツアー120) 164y(10)
『AP2』(モーダスツアー120) 160y(10)
『CB』(モーダスツアー120) 156y(9)
『MB』(モーダスツアー120) 150y(9)