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J・トーマスのドライバーをスイング分析!

【バケモノたちの使用ギア】気分屋プレーは松山キラー!?ジョン・ラームの“爆発力”はどっちに転ぶ?

PGAツアーデータ・ドリブンシリーズとして、さまざまな公式データからギアとバケモノの相関関係をひも解いていく企画。数時間後に「アイリッシュ・オープン」が始まるため、今回はこの男!

2017年07月06日

全米オープン初日には、イライラが爆発して松山に迷惑をかけたが…

 
全米オープンでは、調子が悪かったとはいえ、態度の悪さが目についた(写真・Getty Images)

今週開幕する欧州ツアーの「アイリッシュ・オープン」。我らが松山英樹はローリー・マキロイの呼びかけに応じて参戦予定で、初日と2日目の組み合わせは、マキロイ&松山英樹&ジョン・ラームだ。ただし、この組み合わせに不吉なものを感じるのは筆者だけだろうか……。

先日の全米オープンで2位になった松山英樹。初日、2日目の組み合わせは、リッキー・ファウラー&松山英樹&ジョン・ラームだった。そして、初日の途中から思い通りにならないショットにイライラが爆発したラームは、クラブを投げたり蹴ったりの態度を見せた。

結果論になってしまうが、松山が全米オープンでオーバーパーを叩いたのはラームが暴れた初日(+2)だけになった。松山は「気にならなかった」と大人のコメントを出したが、内心どう思っているのか分からない。態度の悪い同伴者と一緒に回って気持ちがいいゴルファーなど、プロにもアマにもいないと思う。ラームも反省しているはずで、今回は松山に迷惑をかけないプレーをするはずだと信じたい。

今季からテーラーメイド『TP5x』を導入。『M2』との組み合わせでぶっ飛ばす

全米オープンで撮影したラームのセッティング(撮影・岩本芳弘)

スペイン出身のラームは、昨年6月にプロ転向。現在はテーラーメイドと総合契約を結んでいるが、昨年まではアマチュア時代からタイトリストの『プロV1x』ボールを約10年間も使用していた。今でこそ、テーラーメイド『TP5x』がアマチュアにもその性能が知られつつあるが、ラームは今年かなり早い段階でこれにスイッチ。ダスティン・ジョンソンやジェイソン・デイなどよりも早くにこのボールの性能を見出していた。ちなみに、ドライバーは『M2』を使用しており、この組み合わせで平均305.1ヤードでツアー全体の14位と飛ばし屋である。

その他のデータも22歳のルーキーに近い存在とは思えないほど高いレベルを維持している。トップ10入り7回はツアー2位だし、FWキープ率は120位と低いものの、パーオン率も69.19%と15位。スコアに影響するアプローチからグリーンまでのデータも3位で、ただの飛ばし屋ではなく、アイアンからウェッジまでショット巧者であることを示している。現時点でもファーマーズインシュランスオープンで初勝利を挙げているが、58位の平均パット1.761が改善されればもっと勝ってもおかしくないトップレベルを維持している。

 
 
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