'68年生まれ。千葉県でゴルフショップマジックを経営。的確なクラブ診断とフィッティング技術で、アマチュアだけでなくプロからも高い信頼を得ている。
自身もハンデ0の競技ゴルファー。ヘッドスピードは43〜45m/s

'85年生まれ。ALBA.net担当編集にして、'12年JGTO2ndQT進出という経歴を持つ。人気コーナー「TANABEEの人間試打マシーンへの道」で、日々最新クラブを試打レポート中。ヘッドスピードは48〜50m/s


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![]() 最新ドライバーの特徴は、黒ヘッドの多さからもわかるようにアスリートモデルの充実ですね。 ![]() |
![]() そうですね。でも、これまでと違うのは、本当の上級者しか打てないバリバリのアスリートモデルじゃなく、誰もがやさしさや打ちやすさを感じられるモデルが多いことです。 ![]() |
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![]() 確かに、見た目は精悍で、アスリートが求める操作性や球の強さを備えているけど、打つとやさしいモデルが多かったです。 ![]() |
![]() つい最近までは浅重心のドライバーが流行っていたけど、最新モデルに浅重心をうたっているモデルは1本もありません。それよりも球が上がってつかまるバランスの取れたモデルが多いから難しさを感じないんです。 ![]() |
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![]() だから性能分布図を見ても、中心近くのバランスのいいところに集まっているんですね。 ![]() |
![]() 最近はアスリートも難しいだけのクラブではなく、飛距離が出てミスを軽減してくれるクラブを求める傾向があります。今年のモデルはその要求にマッチしたモデルが多いですね。それを可能にしているのが、今年のドライバーの特徴である新しい技術です。 ![]() |
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![]() それは“溝”ですか? ![]() |
![]() はい。「915シリーズ」や「グローレ」のソールの溝をはじめ、「J715」シリーズのフェースの溝など、今年は溝がポイントです。それに外からは見えないけど、「RMX」や「オノフ」もヘッドの内部に溝がついています。 ![]() |
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![]() 溝があることでどんなメリットがあるんですか? ![]() |
![]() モデルによって違いますが、スイートエリアが広くなったり、球が上がりやすくなったり、低スピンになったり。すべて飛んで曲がらない機能につながっています。 ![]() |
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![]() バランスといえば気になったのが、アベレージモデルといわれるクラブに、アスリートも打てるようなしっかりしたモデルが多かったことです。 ![]() |
![]() 確かに「ビッグバーサベータ」や「マジェスティ」のように、軽量や長尺なのにハードヒッターが打っても振り遅れたり当たり負けしないモデルが多かったですね。これは、ヘッドだけでなく、シャフトの進化が大きく影響しています。 ![]() |
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![]() アスリートモデルがやさしくなって、アベレージモデルがしっかりしてきたら、お互いの差がだんだん縮まってきますよね。 ![]() |
![]() 確かに、これからはどんなクラブでもイメージやスペックの数値だけで判断せずに、実際に打ってみることが大事になりますね。 ![]() |
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