【第7回】失敗しない!ゴルフクラブ選びのコツ
ショットとパッティングの基本を教えてもらい、いよいよゴルフが楽しくなってきた。そこでクラブを買おうとしたんだけど、どれを買っていいか正直分からない。でもせっかく買うならいいものが欲しい…ということで、ネットで検索して見つけた"詳しそうな人"に聞きにいってみた!
配信日時: 2017年1月4日 03時00分
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主人公…穐田一義(あきた・かずよし)28歳男性。スポーツ歴は野球。学校の体育の授業では、そこそこ運動神経が良いと周りから言われていたため、どんなスポーツでも「やれば出来る!」とタカをくくっているタイプ。"かっこ悪いこと"や"ダサいこと"は嫌い。褒められるとすぐ調子に乗り、上司からはたびたび注意を受ける
コーチ…関浩太郎(せき・こうたろう)1974年生まれ。茨城県出身。ゴルフ場研修生を経て渡米。アズメディアゴルフスクールで最新のスイング、クラブ、トレーニング理論を学ぶ。SEKI GOLF CLUB 目黒を主宰
コーチ…関浩太郎(せき・こうたろう)1974年生まれ。茨城県出身。ゴルフ場研修生を経て渡米。アズメディアゴルフスクールで最新のスイング、クラブ、トレーニング理論を学ぶ。SEKI GOLF CLUB 目黒を主宰
ゴルフクラブのセットは14本で構成する!
「こんにちはー(どんなひとかな〜、親切に教えてくれるかな…)」
関『はーい』
「ゴルフクラブについて話が聞きたくて来てみたのですが・・・」
関『そうですか。始めまして、ゴルフコーチでクラブフィッターの関浩太郎と申します。クラブフィッターというとあまり馴染みがないかもしれませんが、簡単に言うと依頼を受けた方に合ったクラブを提案するお仕事です。なにかクラブの悩みがあるんですよね?』
「そうなんです。練習場に行って、石井忍プロという方に色々教えてもらってゴルフが楽しくなってきたので、自分のクラブが欲しいのですが、どれを買っていいか分からなくて…」
関『なるほど。教えてもらった際はどのクラブで打ちました?』
「7番アイアンです!あとパターですね」
関『わかりました。ところでキャディバッグに入っているクラブって何本かわかりますか?』
「え、いや恥ずかしながらわからないです…」
関『ゴルフには1人14本までしかクラブの使用してはいけないというルールがあります。その本数制限の中でそれぞれが思い思いのクラブを入れるわけです。通常のクラブセットは、ウッドと呼ばれるクラブが4〜5本、そしてアイアンと呼ばれるクラブが7〜8本、パターが1本の組み合わせが多いですね。ただ、どれを何本という決まりはないので極端な話、ドライバー1本、アイアン1本、パター12本でもルール上は問題ありません』
「そんな決まりがあるんですね。知らなかったなぁ。」
関『それでは、まずクラブの種類から説明しましょう。主にティショット(1打目)に使う一番大きくて一番飛距離が出るクラブがドライバー、そして2打目以降、主にフェアウェイ(地面上)から使うフェアウェイウッド、です。これらをまとめてウッドと呼ばれています。ウッドは飛距離が出しやすい様、長く、ヘッドが大きく作られているのが特徴です。その反面、他のアイアンなどのクラブよりも長いために芯に当てるのが難しいです。一般的には、距離を打ち分けるために4〜5本入っています』
「ウッド…木ですか」
関『その通り。元々パーシモン(柿の木)などの木製だったことからウッドと呼ばれるようになりました。今はステンレスやチタン合金などの金属が主流ですけど』
「昔の名残で呼び名が変わっていないんですね」
関『次はアイアンです。その名の通りボールを当てる部分が鉄製であることが由来です。飛距離でいうと、100ヤードから200ヤード前後の狙った場所に飛ばすためのクラブで、各クラブには番号が振られています。数字が小さい順に距離が出やすく、数字の大きい順にボールが浮きやすくできていて、それぞれ打つ面の角度(ロフト角と呼ばれる)や長さが異なっており、スイングを変えることなく、クラブの差で距離を調節できるようになっています』
「7番は距離が出るほうのアイアンですか?」
関『ちょうど中間くらいですね。アマチュアのプレーヤーの多くは5番から9番のアイアンを入れています。3番や4番のアイアンを入れている選手もいますが、とりわけ難易度が高く初心者の方にはオススメできません』
「(7番でもかなり難しかったけどな・・・)。あとこのPWと書かれているアイアンはなんですか?」
関『それはウェッジと呼ばれるものでグリーンの近くだったり、バンカー(砂で満たされたくぼみ)などで使用するクラブです。アイアンよりも短く、ロフト角が高いのが特徴です。そして最後はパターですが、、、』
「パターは知っています!」
関『そうですか、それでは、まずドライバーから初心者に合うクラブを説明していきましょう』
関『はーい』
「ゴルフクラブについて話が聞きたくて来てみたのですが・・・」
関『そうですか。始めまして、ゴルフコーチでクラブフィッターの関浩太郎と申します。クラブフィッターというとあまり馴染みがないかもしれませんが、簡単に言うと依頼を受けた方に合ったクラブを提案するお仕事です。なにかクラブの悩みがあるんですよね?』
「そうなんです。練習場に行って、石井忍プロという方に色々教えてもらってゴルフが楽しくなってきたので、自分のクラブが欲しいのですが、どれを買っていいか分からなくて…」
関『なるほど。教えてもらった際はどのクラブで打ちました?』
「7番アイアンです!あとパターですね」
関『わかりました。ところでキャディバッグに入っているクラブって何本かわかりますか?』
「え、いや恥ずかしながらわからないです…」
関『ゴルフには1人14本までしかクラブの使用してはいけないというルールがあります。その本数制限の中でそれぞれが思い思いのクラブを入れるわけです。通常のクラブセットは、ウッドと呼ばれるクラブが4〜5本、そしてアイアンと呼ばれるクラブが7〜8本、パターが1本の組み合わせが多いですね。ただ、どれを何本という決まりはないので極端な話、ドライバー1本、アイアン1本、パター12本でもルール上は問題ありません』
「そんな決まりがあるんですね。知らなかったなぁ。」
関『それでは、まずクラブの種類から説明しましょう。主にティショット(1打目)に使う一番大きくて一番飛距離が出るクラブがドライバー、そして2打目以降、主にフェアウェイ(地面上)から使うフェアウェイウッド、です。これらをまとめてウッドと呼ばれています。ウッドは飛距離が出しやすい様、長く、ヘッドが大きく作られているのが特徴です。その反面、他のアイアンなどのクラブよりも長いために芯に当てるのが難しいです。一般的には、距離を打ち分けるために4〜5本入っています』
「ウッド…木ですか」
関『その通り。元々パーシモン(柿の木)などの木製だったことからウッドと呼ばれるようになりました。今はステンレスやチタン合金などの金属が主流ですけど』
「昔の名残で呼び名が変わっていないんですね」
関『次はアイアンです。その名の通りボールを当てる部分が鉄製であることが由来です。飛距離でいうと、100ヤードから200ヤード前後の狙った場所に飛ばすためのクラブで、各クラブには番号が振られています。数字が小さい順に距離が出やすく、数字の大きい順にボールが浮きやすくできていて、それぞれ打つ面の角度(ロフト角と呼ばれる)や長さが異なっており、スイングを変えることなく、クラブの差で距離を調節できるようになっています』
「7番は距離が出るほうのアイアンですか?」
関『ちょうど中間くらいですね。アマチュアのプレーヤーの多くは5番から9番のアイアンを入れています。3番や4番のアイアンを入れている選手もいますが、とりわけ難易度が高く初心者の方にはオススメできません』
「(7番でもかなり難しかったけどな・・・)。あとこのPWと書かれているアイアンはなんですか?」
関『それはウェッジと呼ばれるものでグリーンの近くだったり、バンカー(砂で満たされたくぼみ)などで使用するクラブです。アイアンよりも短く、ロフト角が高いのが特徴です。そして最後はパターですが、、、』
「パターは知っています!」
関『そうですか、それでは、まずドライバーから初心者に合うクラブを説明していきましょう』