ドライバーの軌道を整えて、曲がりやミスとおさらばしよう!
YouTubeのチャンネル登録多数の教える達人、長岡良実プロ。師匠は「我孫子一門」を育てたことで知られる(故)林 由郎プロで、習志野CCで腕を磨いたプロゴルファーだ。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさに定評がある長岡プロのゴルフ知識が凄い!
配信日時: 2017年6月20日 00時53分
目次 / index
「スイングプレーンを綺麗にしたいなら、まずは入り口部分を大切にしましょう」by長岡良実プロ
【編集部リコメンド】
・すぐに試せる度 ★★★
・誰でも試せる度 ★★★
・ミス改善度 ★★★★
こんにちは、プロゴルファーの長岡良実です。地元・茨城を中心に、千葉など二か所で『NAGAOKA GOLFスクール』を開校しています。そんな皆さんに、末永くゴルフを楽しんでもらうため、お手伝いをさせてもらっています。
今回はドライバーの軌道について説明したいと思います。スイングプレーンが綺麗な人は軌道が安定していて球が曲がりづらくなります。そうした軌道を整えるため、アライメントスティックを持ってる人は活用してほしいですね。
・すぐに試せる度 ★★★
・誰でも試せる度 ★★★
・ミス改善度 ★★★★
こんにちは、プロゴルファーの長岡良実です。地元・茨城を中心に、千葉など二か所で『NAGAOKA GOLFスクール』を開校しています。そんな皆さんに、末永くゴルフを楽しんでもらうため、お手伝いをさせてもらっています。
今回はドライバーの軌道について説明したいと思います。スイングプレーンが綺麗な人は軌道が安定していて球が曲がりづらくなります。そうした軌道を整えるため、アライメントスティックを持ってる人は活用してほしいですね。
アライメントスティックを使って、喉とヘッドの距離を保って振ると、腕の長さが変わらない!
まずアドレスをします。そのままのクラブのアングルをキープして、やや短く持ちます。ドライバーはヘッドカバーをつけたままの状態で、スティックを喉の部分に当てて挿し込みます。いつもの構えの状態でしっかりアドレスします。喉とクラブのヘッドの間隔が、バックスイングのシャフトが地面と平行からフォロー側の地面と平行の位置まで、この長さを保つという意識をもたれるといいと思います。
アマチュアの方に多いのは、このバックスイングですぐにヒジを折ってしまって要するに手打ち。腕だけでバックスイングを上げようとする傾向が多く見られます。そうしますと急激にクラブのヘッドが上がってしまいますから、ダウンスイングでそこから引っ張って降りてくると、クラブの入射角が鋭角にに降りて来てしまいますからしっかりミートするという形が取れません。スピンコントロールもうまくできないです。
ですから、テークバックで軸を流して上げるわけではなくて、軸をキープした範囲で右手をひらいた場所に左サイド左肩をまわしてヘッドを遠くにもっていく。そうしますと要するに腕の長さが変わらない。そして軸をキープした状態で遠くに引けている格好になります。
そこからターンして、腕の三角形をキープした状態で腕を入れ替える。頭の場所は残します。この時の注意点は下半身が引けないようにヒットします。どちらかというと打った後、左側に重心を少し感じているように回転していきます。ただ、左に体重移動しようとして頭の場所まで大きくズレて行かないように気をつけます。頭の場所を軸に回転するイメージです。
アマチュアの方に多いのは、このバックスイングですぐにヒジを折ってしまって要するに手打ち。腕だけでバックスイングを上げようとする傾向が多く見られます。そうしますと急激にクラブのヘッドが上がってしまいますから、ダウンスイングでそこから引っ張って降りてくると、クラブの入射角が鋭角にに降りて来てしまいますからしっかりミートするという形が取れません。スピンコントロールもうまくできないです。
ですから、テークバックで軸を流して上げるわけではなくて、軸をキープした範囲で右手をひらいた場所に左サイド左肩をまわしてヘッドを遠くにもっていく。そうしますと要するに腕の長さが変わらない。そして軸をキープした状態で遠くに引けている格好になります。
そこからターンして、腕の三角形をキープした状態で腕を入れ替える。頭の場所は残します。この時の注意点は下半身が引けないようにヒットします。どちらかというと打った後、左側に重心を少し感じているように回転していきます。ただ、左に体重移動しようとして頭の場所まで大きくズレて行かないように気をつけます。頭の場所を軸に回転するイメージです。
アライメントスティックがない人でも大丈夫。右手のひらを真っすぐ開いた位置をめがけて上げていこう!
後方から見た場合はこのアドレスをとった状態で、短く持ってヘッドカバーと喉の間にスティックを差し込んみます。この時、右手の添え方ですが、離れたり、インサイドに引かずにまっすぐ真横に握手するような状態で手のひらを持ってきます。このときの手のひらは、まだベルトの高さよりも低い場所です。そこに届くようにテークバックしていくと、ハーフウェイバックといってシャフトが地面と平行で目標とも平行の場所を通過するようになります。
このハーフウェイバックを常に通過させるのは、ドライバーだけでなく、フェアウェイウッドやアイアン、アプローチでも同じことが当てはまります。肩を回さずに腕だけで上げると、インサイドに入ったりして、このハーフウェイバックをうまく通過させることができません。ヒジを曲げて手だけで上げると前述のように急激にクラブが上がったりもします。
ですので、常にハーフウェイバックを通過させるため、右手のひらを真っすぐ後方に開いた場所にクラブを上げていくイメージをどんなショットでも持つことが大切になってきます。こうしてクラブの軌道やスイングプレーンがよくなれば、スイングアークも大きくなりますし、入射角も安定してきます。常に安定したショットを打てるようになりますし、ボールの曲がりも減らせるようになるでしょう。
【長岡良実/プロフィール】
ながおか・よしみ/1972年生まれ、茨城県出身。ゴルフを始めたのは14歳。きっかけは父親に連れられて見に行ったトーナメントで当時のトップ選手、セベ・バレステロスからボールをプレゼントされたことから。以後、ジュニアの競技で活躍したのち習志野カントリークラブの研修生を経て1999年プロテスト合格。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさには定評があり、茨城校として南が丘ゴルフガーデン、千葉校としてナガミネゴルフセンターで指導を行っている
このハーフウェイバックを常に通過させるのは、ドライバーだけでなく、フェアウェイウッドやアイアン、アプローチでも同じことが当てはまります。肩を回さずに腕だけで上げると、インサイドに入ったりして、このハーフウェイバックをうまく通過させることができません。ヒジを曲げて手だけで上げると前述のように急激にクラブが上がったりもします。
ですので、常にハーフウェイバックを通過させるため、右手のひらを真っすぐ後方に開いた場所にクラブを上げていくイメージをどんなショットでも持つことが大切になってきます。こうしてクラブの軌道やスイングプレーンがよくなれば、スイングアークも大きくなりますし、入射角も安定してきます。常に安定したショットを打てるようになりますし、ボールの曲がりも減らせるようになるでしょう。
【長岡良実/プロフィール】
ながおか・よしみ/1972年生まれ、茨城県出身。ゴルフを始めたのは14歳。きっかけは父親に連れられて見に行ったトーナメントで当時のトップ選手、セベ・バレステロスからボールをプレゼントされたことから。以後、ジュニアの競技で活躍したのち習志野カントリークラブの研修生を経て1999年プロテスト合格。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさには定評があり、茨城校として南が丘ゴルフガーデン、千葉校としてナガミネゴルフセンターで指導を行っている