努力しなくても、ショートパットの押し出し、引っかけを減らせる!
「仕事も家庭も多忙で練習不足だけど、スコアは良くしたい」。こんな世のゴルファーの本音に応えるメソッドを持つのは、日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロの久田順也。モットーは「努力しない」「頑張らない」で上手くなること。そんなエフォート(努力)レス(しない)メソッドは多忙な人に最適。初心者から上級者まで必見です!
配信日時: 2017年5月7日 08時26分
入るパットの極意は、しっかりヘッドが前に出ること
皆さん、こんにちは。PGAティーチングプロの久田順也です。
簡単に自己紹介をすると、2013年に『エフォートレススイング』という理論を提唱し、PGAティーチングアワードの奨励賞を頂いています。「もっとゴルフをシンプルに!簡単に!努力しないで上手くなろう!」というモットーで、忙しいゴルファーの皆さんに今よりゴルフを楽しんでもらいたいと思っています。
ゴルフクラブはヘッドが重くできているので、振り子の運動がしやすいようにできています。振り子はいつも同じリズムテンポで同じ軌道を描いて運動をし続けます。つまりこの振り子の特性を上手くスイングに取り入れれば、多くのゴルファーは努力しない『エフォートレス』なスイングを身につけられるのです。
今回は、このシンプルな考え方に基づいて練習すれば、パットのミスを減らして上達できることを説明したいと思います。皆さんも、ショートパットなどで、右へ押し出したり、それを嫌がって引っかけたりと、もったいないミスを繰り返していると思います。そのメカニズムをまず理解することが大切です。
簡単に自己紹介をすると、2013年に『エフォートレススイング』という理論を提唱し、PGAティーチングアワードの奨励賞を頂いています。「もっとゴルフをシンプルに!簡単に!努力しないで上手くなろう!」というモットーで、忙しいゴルファーの皆さんに今よりゴルフを楽しんでもらいたいと思っています。
ゴルフクラブはヘッドが重くできているので、振り子の運動がしやすいようにできています。振り子はいつも同じリズムテンポで同じ軌道を描いて運動をし続けます。つまりこの振り子の特性を上手くスイングに取り入れれば、多くのゴルファーは努力しない『エフォートレス』なスイングを身につけられるのです。
今回は、このシンプルな考え方に基づいて練習すれば、パットのミスを減らして上達できることを説明したいと思います。皆さんも、ショートパットなどで、右へ押し出したり、それを嫌がって引っかけたりと、もったいないミスを繰り返していると思います。そのメカニズムをまず理解することが大切です。
アマチュアは腕の動きはスムーズでも、ヘッドが前に出ない
パッティングで大切なことは、スムーズなストロークやリズムとは言うまでもなく、もっと言えば、インパクトからフォローでしっかりとヘッドが前に出ることだと言えるでしょう。多くのアマチュアの方が、視覚の中での真っすぐな軌道を意識したり、腕の動きは意識するものの、肝心なインパクト以降にヘッドが出ていない人が多いのです。
では、インパクトでヘッドが出ないとなぜダメなのか?
ゴルフスイングというのは先にあるヘッドが重く、必ず振り子の動きになります。振り子というのは、支点があり、それを追い越すときにヘッドが自然に加速し、動きもシンプルで再現性が高くなるものですよね。ところが、ヘッドが出ていかないアマチュアの方は、この支点となる手元を目標側に出してしまうのです。
こうなると、ヘッドがダウンブローに入ったりして、転がりも悪くなりますし、フェースが戻りきらずに右へ押し出すような動きが多くなってしまいます。一度こうなったら、自分で返しにいって引っかけたりといった悪循環にも陥ってしまいます。
では、インパクトでヘッドが出ないとなぜダメなのか?
ゴルフスイングというのは先にあるヘッドが重く、必ず振り子の動きになります。振り子というのは、支点があり、それを追い越すときにヘッドが自然に加速し、動きもシンプルで再現性が高くなるものですよね。ところが、ヘッドが出ていかないアマチュアの方は、この支点となる手元を目標側に出してしまうのです。
こうなると、ヘッドがダウンブローに入ったりして、転がりも悪くなりますし、フェースが戻りきらずに右へ押し出すような動きが多くなってしまいます。一度こうなったら、自分で返しにいって引っかけたりといった悪循環にも陥ってしまいます。
ヘッドの重みを感じてぶらぶら慣性に任せた素振りをしよう
ヘッドの先が重いものは、重さに任せるだけで、勝手に支点を追い越して振り子の動きをしてくれます。このような、手元が動きすぎるタイプの方は、手元ばかりが動いてヘッドに振り子の慣性が働いていません。対応としては、しっかりとヘッドが自分の重さで自然に支点を追い越す動きを体感することが大切です。
手元の力みを取って、ヘッドをぶらぶら振り子のように動かしてください。インパクトを自分で作りにいかなくても、自然に追い越すタイミングがあり、ヘッドが前に出ようとすることを体感できるはずです。この慣性の働きを体感して、邪魔しないようにストロークに取り入れてみてください。自然にヘッドを出せるようになると、転がりも非常に良くなりますし、ショートパットの押し出しや引っかけなどの悪循環を減らすことができますよ。
【久田順也/プロフィール】
日本プロゴルフ協会ティーチングプロA級かつ特定非営利活動法人日本Gボール協会 パーソナルトレーナー。2013年にPGAティーチングアワード奨励賞を受賞し、現在では母校立正大学付属中学、高等学校ゴルフ部コーチとしてジュニア育成にも注力。生徒一人一人にベストな指導を提供できるようにと日夜研究に余念がない。また、レッスンDVD『久田順也のゴルフ処方箋』も人気。その豊富な知識を活かして『LUKゴルフアカデミー五反田(www.luck-golf.com)』、『リストアゴルフ(www.restoregolf.com)』を中心に指導を行っている
手元の力みを取って、ヘッドをぶらぶら振り子のように動かしてください。インパクトを自分で作りにいかなくても、自然に追い越すタイミングがあり、ヘッドが前に出ようとすることを体感できるはずです。この慣性の働きを体感して、邪魔しないようにストロークに取り入れてみてください。自然にヘッドを出せるようになると、転がりも非常に良くなりますし、ショートパットの押し出しや引っかけなどの悪循環を減らすことができますよ。
【久田順也/プロフィール】
日本プロゴルフ協会ティーチングプロA級かつ特定非営利活動法人日本Gボール協会 パーソナルトレーナー。2013年にPGAティーチングアワード奨励賞を受賞し、現在では母校立正大学付属中学、高等学校ゴルフ部コーチとしてジュニア育成にも注力。生徒一人一人にベストな指導を提供できるようにと日夜研究に余念がない。また、レッスンDVD『久田順也のゴルフ処方箋』も人気。その豊富な知識を活かして『LUKゴルフアカデミー五反田(www.luck-golf.com)』、『リストアゴルフ(www.restoregolf.com)』を中心に指導を行っている