努力しなくても、ヘッドスピードを上げられる!
「仕事も家庭も多忙で練習不足だけど、スコアは良くしたい」。こんな世のゴルファーの本音に応えるメソッドを持つのは、日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロの久田順也。モットーは「努力しない」「頑張らない」で上手くなること。そんなエフォート(努力)レス(しない)メソッドは多忙な人に最適。初心者から上級者まで必見です!
配信日時: 2017年4月23日 08時27分
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親指方向のコックを効果的に使いましょう
皆さん、こんにちは。PGAティーチングプロの久田順也です。
簡単に自己紹介をすると、2013年に『エフォートレススイング』という理論を提唱し、PGAティーチングアワードの奨励賞を頂いています。「もっとゴルフをシンプルに!簡単に!努力しないで上手くなろう!」というモットーで、忙しいゴルファーの皆さんに今よりゴルフを楽しんでもらいたいと思っています。
ゴルフクラブはヘッドが重くできているので、振り子の運動がしやすいようにできています。振り子はいつも同じリズムテンポで同じ軌道を描いて運動をし続けます。つまりこの振り子の特性を上手くスイングに取り入れれば、多くのゴルファーは努力しない『エフォートレス』なスイングを身につけられるのです。
コラム4回目は、このシンプルな考え方に基づいて練習すれば、努力せずにヘッドスピードを上げられることを説明しましょう。ヘッドスピードが上がらなければ、なかなか飛距離アップを図ることはできません。そして、ヘッドスピードを上げたければ腕力や体を鍛えることが必要かというと、そんなこともありません。
効率よく、少ない力でヘッドスピードを上げるには、手首のタテの動き、いわゆる親指方向のコックというものをしっかり使いましょう。ノーコックで腕とクラブを上げる場合は180度のクラブの運動量になりますが、これよりもクラブの運動量を90度ずつバックスイングとフォロー側で増やすことが可能となります。そして、このようにクラブの運動量が増えていけば、結果的に体の軸も安定して軸ブレしづらいというメリットまで付いてきます。
この親指方向のコックを使う際、特にフォロー側がポイントとなります。フォロー側でもコックを使うイメージだと、しゃくりあげるような動きになってしまうことがありますが、これには効果的にアームローテーションを使う必要があります。ここは第二回で説明したとおり、インパクトゾーンで手元を入れ替えるイメージで振ると、しっかりとフォローでもクラブの運動量を増やしていけます。
「ヘッドスピードが落ちてきて飛ばなくなってきた」と悩む方も多いと思いますが、「当てたいからノーコック」というよりは、親指方向のコックを一度試してみてはどうでしょうか。少ない力で効率的にヘッドスピードを上げることができますよ。
今回の動画は飛ばないと悩む人を中心にご覧いただきたいと思います。もちろん、コックの使い方が苦手な初心者の方も。中・上級者の方も基本を見つめ直す意味で、ぜひ!
【久田順也/プロフィール】
日本プロゴルフ協会ティーチングプロA級かつ特定非営利活動法人日本Gボール協会 パーソナルトレーナー。2013年にPGAティーチングアワード奨励賞を受賞し、現在では母校立正大学付属中学、高等学校ゴルフ部コーチとしてジュニア育成にも注力。生徒一人一人にベストな指導を提供できるようにと日夜研究に余念がない。また、レッスンDVD『久田順也のゴルフ処方箋』も人気。その豊富な知識を活かして『LUKゴルフアカデミー五反田(www.luck-golf.com)』、『リストアゴルフ(www.restoregolf.com)』を中心に指導を行っている
簡単に自己紹介をすると、2013年に『エフォートレススイング』という理論を提唱し、PGAティーチングアワードの奨励賞を頂いています。「もっとゴルフをシンプルに!簡単に!努力しないで上手くなろう!」というモットーで、忙しいゴルファーの皆さんに今よりゴルフを楽しんでもらいたいと思っています。
ゴルフクラブはヘッドが重くできているので、振り子の運動がしやすいようにできています。振り子はいつも同じリズムテンポで同じ軌道を描いて運動をし続けます。つまりこの振り子の特性を上手くスイングに取り入れれば、多くのゴルファーは努力しない『エフォートレス』なスイングを身につけられるのです。
コラム4回目は、このシンプルな考え方に基づいて練習すれば、努力せずにヘッドスピードを上げられることを説明しましょう。ヘッドスピードが上がらなければ、なかなか飛距離アップを図ることはできません。そして、ヘッドスピードを上げたければ腕力や体を鍛えることが必要かというと、そんなこともありません。
効率よく、少ない力でヘッドスピードを上げるには、手首のタテの動き、いわゆる親指方向のコックというものをしっかり使いましょう。ノーコックで腕とクラブを上げる場合は180度のクラブの運動量になりますが、これよりもクラブの運動量を90度ずつバックスイングとフォロー側で増やすことが可能となります。そして、このようにクラブの運動量が増えていけば、結果的に体の軸も安定して軸ブレしづらいというメリットまで付いてきます。
この親指方向のコックを使う際、特にフォロー側がポイントとなります。フォロー側でもコックを使うイメージだと、しゃくりあげるような動きになってしまうことがありますが、これには効果的にアームローテーションを使う必要があります。ここは第二回で説明したとおり、インパクトゾーンで手元を入れ替えるイメージで振ると、しっかりとフォローでもクラブの運動量を増やしていけます。
「ヘッドスピードが落ちてきて飛ばなくなってきた」と悩む方も多いと思いますが、「当てたいからノーコック」というよりは、親指方向のコックを一度試してみてはどうでしょうか。少ない力で効率的にヘッドスピードを上げることができますよ。
今回の動画は飛ばないと悩む人を中心にご覧いただきたいと思います。もちろん、コックの使い方が苦手な初心者の方も。中・上級者の方も基本を見つめ直す意味で、ぜひ!
【久田順也/プロフィール】
日本プロゴルフ協会ティーチングプロA級かつ特定非営利活動法人日本Gボール協会 パーソナルトレーナー。2013年にPGAティーチングアワード奨励賞を受賞し、現在では母校立正大学付属中学、高等学校ゴルフ部コーチとしてジュニア育成にも注力。生徒一人一人にベストな指導を提供できるようにと日夜研究に余念がない。また、レッスンDVD『久田順也のゴルフ処方箋』も人気。その豊富な知識を活かして『LUKゴルフアカデミー五反田(www.luck-golf.com)』、『リストアゴルフ(www.restoregolf.com)』を中心に指導を行っている