努力しなくても、アーリーリリースが直る!
「仕事も家庭も多忙で練習不足だけど、スコアは良くしたい」。こんな世のゴルファーの本音に応えるメソッドを持つのは、日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロの久田順也。モットーは「努力しない」「頑張らない」で上手くなること。そんなエフォート(努力)レス(しない)メソッドは多忙な人に最適。初心者から上級者まで必見です!
配信日時: 2017年4月21日 02時20分
目次 / index
手首の開放は「タイミング」がなによりも大切
皆さん、こんにちは。ティーチングプロの久田順也です。
簡単に自己紹介をすると、2013年に『エフォートレススイング』という理論を提唱し、PGAティーチングアワードの奨励賞を頂いています。「もっとゴルフをシンプルに!簡単に!努力しないで上手くなろう!」というモットーで、忙しいゴルファーの皆さんに今よりゴルフを楽しんでもらいたいと思っています。
ゴルフクラブはヘッドが重くできているので、振り子の運動がしやすいようにできています。振り子はいつも同じリズムテンポで同じ軌道を描いて運動をし続けます。つまりこの振り子の特性を上手くスイングに取り入れれば、多くのゴルファーは努力しない『エフォートレス』なスイングを身につけることができるのです。
コラム3回目は、このシンプルな考え方に基づいて練習すれば「手首の開放のタイミング」、つまりクラブのリリースが簡単になることを説明しましょう。よく、雑誌などで手首の開放が早い「アーリーリリース」や、その反対にタメを意識しすぎて開放が遅れてしまう症状など、さまざまな問題として悩む方が多い部分だと思います。
この手首の開放のタイミング、クラブのリリースのコツを知るというのは、少ない力で飛距離アップを図るために、非常に大事なポイントです。うまくタイミングをつかめれば少しの努力で飛距離が出せるんですね。
それでは、そのタイミングをどうつかめばいいのか? これは、普通に構えてボールを前にすると、どうしても当てようとしてクセが出てしまうため、なかなか難しい部分があります。この際、たまにはクラブを持たない練習をしてみてはどうでしょうか。
というのも、このスイング中の手首の動きというのは、野球などのボールを投げる動きによく似ています。野球において強く正確な球を投げるために必要なスナップ(手首)スローといわれる動きがゴルフスイングにも共通したところがあるのです。
では、ボールを体の前に置いて、それに当てる練習をしてみましょう。アーリーリリースの人だと、左に投げてしまうでしょうし、反対に手首の開放が遅れる人はスピードも出ないし、右へ投げてしまうでしょう。ボールに当たるように投げれば、適切な位置で離す(開放する)感覚が養われると思います。
今回の動画は初心者の方限定というわけではありません。キャリアの長い人でも、手首の開放のタイミングがつかめないと左右にボールが曲がりますし、なにより飛ばないし気持ちよくないですよね。適切な位置での手首の開放。この辺りを少ない努力でコツをつかんでおけば、春のラウンドが楽しくなりますよ!
【久田順也/プロフィール】
日本プロゴルフ協会ティーチングプロA級かつ特定非営利活動法人日本Gボール協会 パーソナルトレーナー。2013年にPGAティーチングアワード奨励賞を受賞し、現在では母校立正大学付属中学、高等学校ゴルフ部コーチとしてジュニア育成にも注力。生徒一人一人にベストな指導を提供できるようにと日夜研究に余念がない。また、レッスンDVD『久田順也のゴルフ処方箋』も人気。その豊富な知識を活かして『LUKゴルフアカデミー五反田(www.luck-golf.com)』、『リストアゴルフ(www.restoregolf.com)』を中心に指導を行っている
簡単に自己紹介をすると、2013年に『エフォートレススイング』という理論を提唱し、PGAティーチングアワードの奨励賞を頂いています。「もっとゴルフをシンプルに!簡単に!努力しないで上手くなろう!」というモットーで、忙しいゴルファーの皆さんに今よりゴルフを楽しんでもらいたいと思っています。
ゴルフクラブはヘッドが重くできているので、振り子の運動がしやすいようにできています。振り子はいつも同じリズムテンポで同じ軌道を描いて運動をし続けます。つまりこの振り子の特性を上手くスイングに取り入れれば、多くのゴルファーは努力しない『エフォートレス』なスイングを身につけることができるのです。
コラム3回目は、このシンプルな考え方に基づいて練習すれば「手首の開放のタイミング」、つまりクラブのリリースが簡単になることを説明しましょう。よく、雑誌などで手首の開放が早い「アーリーリリース」や、その反対にタメを意識しすぎて開放が遅れてしまう症状など、さまざまな問題として悩む方が多い部分だと思います。
この手首の開放のタイミング、クラブのリリースのコツを知るというのは、少ない力で飛距離アップを図るために、非常に大事なポイントです。うまくタイミングをつかめれば少しの努力で飛距離が出せるんですね。
それでは、そのタイミングをどうつかめばいいのか? これは、普通に構えてボールを前にすると、どうしても当てようとしてクセが出てしまうため、なかなか難しい部分があります。この際、たまにはクラブを持たない練習をしてみてはどうでしょうか。
というのも、このスイング中の手首の動きというのは、野球などのボールを投げる動きによく似ています。野球において強く正確な球を投げるために必要なスナップ(手首)スローといわれる動きがゴルフスイングにも共通したところがあるのです。
では、ボールを体の前に置いて、それに当てる練習をしてみましょう。アーリーリリースの人だと、左に投げてしまうでしょうし、反対に手首の開放が遅れる人はスピードも出ないし、右へ投げてしまうでしょう。ボールに当たるように投げれば、適切な位置で離す(開放する)感覚が養われると思います。
今回の動画は初心者の方限定というわけではありません。キャリアの長い人でも、手首の開放のタイミングがつかめないと左右にボールが曲がりますし、なにより飛ばないし気持ちよくないですよね。適切な位置での手首の開放。この辺りを少ない努力でコツをつかんでおけば、春のラウンドが楽しくなりますよ!
【久田順也/プロフィール】
日本プロゴルフ協会ティーチングプロA級かつ特定非営利活動法人日本Gボール協会 パーソナルトレーナー。2013年にPGAティーチングアワード奨励賞を受賞し、現在では母校立正大学付属中学、高等学校ゴルフ部コーチとしてジュニア育成にも注力。生徒一人一人にベストな指導を提供できるようにと日夜研究に余念がない。また、レッスンDVD『久田順也のゴルフ処方箋』も人気。その豊富な知識を活かして『LUKゴルフアカデミー五反田(www.luck-golf.com)』、『リストアゴルフ(www.restoregolf.com)』を中心に指導を行っている