今さら聞けない「グリップとフェース向き」の基礎知識
「仕事も家庭も多忙で練習不足だけど、スコアは良くしたい」。こんな世のゴルファーの本音に応えるメソッドを持つのは、日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロの久田順也。モットーは「努力しない」「頑張らない」で上手くなること。そんなエフォート(努力)レス(しない)メソッドは多忙な人に最適。初心者から上級者まで必見です!
配信日時: 2017年5月25日 08時59分
左手甲を上に向けて握る(フックグリップ)と、フェースがそれ以上開かない。左手ウィークはその逆。
皆さんこんにちはPGAティーチングプロの久田順也です。
今日はグリップとフェースの関係についてお話していきたいと思います。フックグリップ(ストロングクリップ)とかウィークグリップといいますが、これはどういった意味なのか? を説明していきたいと思います。初心者の方や、基本から見つめ直したい人にはオススメです。
まず、フックグリップというのは左手の角度がマジックテープが自分から見えるような状態でボールをセットした状態です。この状態ですと、左手を閉じる角度が180度近く使えるので、フェースもものすごく返すことができます。
逆に、この手の甲が上を向いた状態から、フェースを開く方向への動作というのは、これ以上腕の関節が動かなくなりますので、フェースがそれ以上開きづらくなります。逆にフェースが返りやすくてフックしやすいため、フックグリップと呼ばれるのです。
逆に、ウィークグリップと呼ばれるのは、自分から見てマジックテープがどんどん見えなくなるような、下から持つような握り方です。どうでしょう、フェースを返す動作がこれ以上関節が動かないのでできません。逆に開く動作はかなり出来ますので、フェースが開きやすくて閉じづらいのがウィークグリップです。
今日はグリップとフェースの関係についてお話していきたいと思います。フックグリップ(ストロングクリップ)とかウィークグリップといいますが、これはどういった意味なのか? を説明していきたいと思います。初心者の方や、基本から見つめ直したい人にはオススメです。
まず、フックグリップというのは左手の角度がマジックテープが自分から見えるような状態でボールをセットした状態です。この状態ですと、左手を閉じる角度が180度近く使えるので、フェースもものすごく返すことができます。
逆に、この手の甲が上を向いた状態から、フェースを開く方向への動作というのは、これ以上腕の関節が動かなくなりますので、フェースがそれ以上開きづらくなります。逆にフェースが返りやすくてフックしやすいため、フックグリップと呼ばれるのです。
逆に、ウィークグリップと呼ばれるのは、自分から見てマジックテープがどんどん見えなくなるような、下から持つような握り方です。どうでしょう、フェースを返す動作がこれ以上関節が動かないのでできません。逆に開く動作はかなり出来ますので、フェースが開きやすくて閉じづらいのがウィークグリップです。
右手を被せる(ウィーク)とフェースが閉じづらい。右手を下から握る(フック)とその逆。
これは右手にも同じことが言えまして、右手も被せれば被せるほどに、フェースを被せるような動作をしづらくなるけど、逆に開く動作はやりやすくなるので、実は右手を被せるほどフェースが返りづらくなります。
逆に右手を下から握るようにすると、フェースがかぶる動作がいくらでもできる。反対に開く動作がほとんどできないので、右手を下から持ちすぎるとフェースが被りすぎてフックが出やすくなります。
ドライバーなんかは、よく左手がフックで右手を下から握るといいますが、この構えだとフェースが被りすぎて左に出る可能性も高くなるケースがあり、スライスしかしない人にはオススメの握り方です。
反対にフックに悩む方は、左手をウィークに持っていただいて、右手をちょっと被せるようにしていただくと、フェースが返りにくくて開きやすいなどの特長がありますね。
このように、グリップによってフェースの向きが変わってしまいますので、皆さんスイングを変えることばかりを考えがちなんですが、グリップを見直すのはオススメです。基本的ですし、皆さんも当たり前だと思っていてここをチェックしないことが多いのですが、ちょっとグリップの角度が違うだけでフェースのアングルが変わります。フェースのアングルが変わればボールにかかる回転も変わりますので、フック、スライスの度合いも変わってきます。
握り方のガイドが付いた練習器具などもありますので、皆さん、少しスライス/フックするという場合は、基本のグリップを見直してみてください。
【久田順也/プロフィール】
日本プロゴルフ協会ティーチングプロA級かつ特定非営利活動法人日本Gボール協会 パーソナルトレーナー。2013年にPGAティーチングアワード奨励賞を受賞し、現在では母校立正大学付属中学、高等学校ゴルフ部コーチとしてジュニア育成にも注力。生徒一人一人にベストな指導を提供できるようにと日夜研究に余念がない。また、レッスンDVD『久田順也のゴルフ処方箋』も人気。その豊富な知識を活かして『LUKゴルフアカデミー五反田』、『リストアゴルフ』を中心に指導を行っている
逆に右手を下から握るようにすると、フェースがかぶる動作がいくらでもできる。反対に開く動作がほとんどできないので、右手を下から持ちすぎるとフェースが被りすぎてフックが出やすくなります。
ドライバーなんかは、よく左手がフックで右手を下から握るといいますが、この構えだとフェースが被りすぎて左に出る可能性も高くなるケースがあり、スライスしかしない人にはオススメの握り方です。
反対にフックに悩む方は、左手をウィークに持っていただいて、右手をちょっと被せるようにしていただくと、フェースが返りにくくて開きやすいなどの特長がありますね。
このように、グリップによってフェースの向きが変わってしまいますので、皆さんスイングを変えることばかりを考えがちなんですが、グリップを見直すのはオススメです。基本的ですし、皆さんも当たり前だと思っていてここをチェックしないことが多いのですが、ちょっとグリップの角度が違うだけでフェースのアングルが変わります。フェースのアングルが変わればボールにかかる回転も変わりますので、フック、スライスの度合いも変わってきます。
握り方のガイドが付いた練習器具などもありますので、皆さん、少しスライス/フックするという場合は、基本のグリップを見直してみてください。
【久田順也/プロフィール】
日本プロゴルフ協会ティーチングプロA級かつ特定非営利活動法人日本Gボール協会 パーソナルトレーナー。2013年にPGAティーチングアワード奨励賞を受賞し、現在では母校立正大学付属中学、高等学校ゴルフ部コーチとしてジュニア育成にも注力。生徒一人一人にベストな指導を提供できるようにと日夜研究に余念がない。また、レッスンDVD『久田順也のゴルフ処方箋』も人気。その豊富な知識を活かして『LUKゴルフアカデミー五反田』、『リストアゴルフ』を中心に指導を行っている