ALBA719号〜J・スピース「カップを見ながら打つと、プレッシャーに負けない」
ALBA719号〜J・スピース「カップを見ながら打つと、プレッシャーに負けない」
配信日時: 2017年12月19日 23時00分
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ALBA719号(2月4週号)の特集企画「世界一受けたいパットレッスン」に登場したのはジョーダン・スピース。PGAツアー屈指のパット名手がALBA編集部に来訪。金言を授けてくれた。
入りそうで入らない一番嫌な距離は1・5メートルくらい。確実に沈めることができれば、スコアは大幅に縮まるが、だからこそ外したときのショックも大きい。1.5m以内を確実に入れる「スピースからの4つの金言」を紹介!
入りそうで入らない一番嫌な距離は1・5メートルくらい。確実に沈めることができれば、スコアは大幅に縮まるが、だからこそ外したときのショックも大きい。1.5m以内を確実に入れる「スピースからの4つの金言」を紹介!
ジョーダン・スピース/2014年の『マスターズ』で2位タイとなり、新たなスーパースターの誕生を予感させると、2015年は『マスターズ』『全米オープン』のメジャータイトル2つを獲得。2017年には『全英オープン』も制し、キャリアグランドスラムに王手をかけている。
⇒ジョーダン・スピースの人物像、エピソードを知る【プロ選手名鑑】
⇒ジョーダン・スピースの人物像、エピソードを知る【プロ選手名鑑】
【金言1】カップを見ながら打つと、プレッシャーに負けない
目標に意識を置くと力まずスムーズに打てる
「中継などで見たことがあるかもしれませんが、1・5メートル以内のストレートラインだったら、ボクはカップを見ながら打つことがあります。なぜかって? ボールに集中してしまうとプレッシャーで体が上手く動かなくなる。カップに打つんだという意識を持つことで、自然なストロークができるんです。ボクはもともと左利き。だからクロスハンドで握って、左腕の面を目標に出していくと、フィーリングが出て、コロがりが良くなります」
「中継などで見たことがあるかもしれませんが、1・5メートル以内のストレートラインだったら、ボクはカップを見ながら打つことがあります。なぜかって? ボールに集中してしまうとプレッシャーで体が上手く動かなくなる。カップに打つんだという意識を持つことで、自然なストロークができるんです。ボクはもともと左利き。だからクロスハンドで握って、左腕の面を目標に出していくと、フィーリングが出て、コロがりが良くなります」
【金言2】両手をくっつけて握ると一体感が出る
スピースは左手がヘッド側を握るクロスハンド。「両手はなるべくくっつけるように密着させて、クラブとの一体感を出しています」
【金言3】フォワードプレスで始動しやすくなる
いったん手元を目標に動かしてインパクトの形を作ってから、バックスイング。フォワードプレスで、始動がスムーズになる。「昔から自然にやっているよ」
【金言4】左腕の面を目標に出すと方向がブレない
左腕を1つの面だと意識。そこを目標に出すようにフォローを出す。「ボクは左利きだからフィーリングが出るんです」。スピースは左利きでクロスハンドだから、なおさらこの意識で打ちやすいといえる