スライスするなら右ツマ先で立つ超クローズスタンスドリルが利く【19 回目】
植村啓太氏が、どうしてもスライスして飛ばせないという人のために特別にレッスン。ドライバーやアイアンで球がつかまらない人必見です
配信日時: 2017年8月24日 12時30分
目次 / index
左肩を引いてしまいを上体が開くとスライスに
右肩や右ヒザが前に出てしまうと、左肩が引けてしまう
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左肩が後ろに引けるとフェースが開く
ここではドライバーでスライスしてしまう人に向けてレッスンしたいと思います。スライスの原因がインパクトでフェースが開いてしまう人、もしくはフォローまで左ヒジが引けてフェースを返せずにスライスする人、どちらもいると思います。フェースがフォローでうまく返すことができれば、つかまったドローボールが打てると思います。ただ、フェースが開いたままフォローまでスイングしてしまうとスライスすると思います。
特に左肩を引いてしまい、上体が開いてしまうと、フェースは返せなくなってしまいます。また、右肩や右ヒザが前に出てしまうと、左肩が引けてしまうので、同じくスライスになってしまうでしょう。そんな症状の人にお勧めしたいのが、クローズスタンスドリルです。
特に左肩を引いてしまい、上体が開いてしまうと、フェースは返せなくなってしまいます。また、右肩や右ヒザが前に出てしまうと、左肩が引けてしまうので、同じくスライスになってしまうでしょう。そんな症状の人にお勧めしたいのが、クローズスタンスドリルです。
右足は思い切ってつま先立ちしてクローズに構えて打つ
スクエアなスタンスを作ってから右足をかなり後ろに引いてみましょう。超クローズスタンスで構えるのです。右足は思い切ってつま先立ちをするといいと思います。さらに球は左足ツマ先前に置いて構えましょう。このドリルのいいところは左肩を引いて上体が伸び上がってしまうと球に届かなくなってしまうのです。そのままの状態でスイングしようとすると前傾角度がキープしやすくなります。左足前の球を打つことで、自然とアームローテーションを覚えることも可能だと思います。
左足体重に自然となるので、右サイドの懐が深くなる
さらに右足を引いて構えており、左足体重に自然となるので、右サイドの懐が深くなります。右肩や右ヒザが前に出にくくなるので、しっかりつかまった球が打てるようになると思います。このドリルでまずはドローボールを打って、球がつかまる動きというのを体感しましょう。それを通常のスイングに持ち返れば、球が曲がることもなくなると思いますよ。
植村啓太氏プロフィール
植村啓太
(K's Island Golf Academy)
1977年5月27日生まれ。16歳からゴルフを始め、23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。
(K's Island Golf Academy)
1977年5月27日生まれ。16歳からゴルフを始め、23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。