スライスするなら左手の甲をテークバックで正面に向けよう【18回目】
植村啓太氏が、どうしてもスライスして飛ばせないという人のために特別にレッスン。ドライバーやアイアンで球がつかまらない人必見です
配信日時: 2017年8月15日 12時30分
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左手だけで素振りをして甲の向きをチェックしよう
フォローで手元が先行してスライスする人は多い
今回もドライバーショットのスライスで悩む人向けに話したいと思います。インパクトでフェースが開いたりする人、フォローで手元が先行してスライスする人は多いと思います。スイング中に手元が返っていないから、手元が先行してスライスしてしまうのです。人間の腕というのはヒジを中心に右や左へ回せる構造になっています。この腕の回転の動きをスイングで行うことで、手首が返せるようになりフェースが閉じるようになります。腕自体を一生懸命振ってしまう人は手の甲を正面に見せたままスイングして、スライスしてしまいますよね。
テークバックでは左手の甲は正面を、フォローでは手のヒラが正面を向く
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左手の甲は正面を向いているを確認しよう
そもそもゴルフスイングはどういう腕の動きがいいかというと、左手をダラーンと下げて振ってみましょう。そうすると、テークバック側では左手親指は上を向いてさらに手の甲は正面側を向きます。そのまま手の甲を正面に見せながら振ってしまうのは、手首が返っていない証拠です。正しい動きはフォローで正面側に手のヒラが向く動きが正しい動きとなります。左手1本でクラブなしでスイングしてみると、その動きを確認してみるといいでしょう。
左手だけで振ってフィニッシュまで振り切ればOK
まずその動きをスイングで確かめて見ましょう。左手1本でクラブを持って振ってみましょう。左手1本でスイングする時、手首を返さずにスイングすると、手が詰まってしまう原因になってしまいます。仮にフィニッシュまで振り切ることができれば、手首のローテーションができている証拠です。そのスイングの動きに右手を同調させるとフェースローテーションが可能となります。フォローが詰まってしまう人、左ヒジが引けてしまう人はまずはこの左手1本素振りで手首の使い方を確認してみましょう。
植村啓太氏プロフィール
植村啓太
(K's Island Golf Academy)
1977年5月27日生まれ。16歳からゴルフを始め、23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。
(K's Island Golf Academy)
1977年5月27日生まれ。16歳からゴルフを始め、23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。