現代技術と名器の融合!?マグレガー120周年記念『ターニークラシックM85』予約開始
現代技術と名器の融合!?マグレガー120周年記念『ターニークラシックM85』予約開始
配信日時: 2018年4月5日 11時19分
マグレガーから新製品の発売情報が届いた。「諸事情により発売日が遅れておりましたマグレガー創立120周年記念モデル『ターニークラシック M85 Eye-O-matic・Celebrating 120th』ドライバーの発売日が4月10日に決まりましたので、お知らせ致します。マグレガーオンラインショップでも4月4日から予約受付を開始致します」(同社広報)
発売が遅れた諸事情とは、R&Aの審査と協議に時間を要したこと。
「商品名にある『Eye-O-matic』とは、1952年製の名器『ターニーM85』から採用された三段に色分けされたフェースインサートで、ヒッティングエリアに集中しやすい、フェース面が視認しやすい、ティーの高さを確認しやすいなどのメリットがありました」(同社広報)
このデザインの復刻にこだわったが、【インパクトエリアは単一の素材でならなければならない】とのルール条項に抵触するため、R&Aとの協議を続けた結果、非適合の状態での販売を開始することになったという。(適合モデルは6月に販売予定)
その他にも、この名器の復刻と現代テクノロジーの融合にこだわり抜いている。ソールは創業当時のロゴマークに使用されていた【クローバー】をモチーフにしたアルミプレートを装着。低重心化を図るとともに、フェース側のスリットやハニカム構造の薄肉クラウンとの相乗効果でボディのたわみを最大化し、高初速ボディを実現。
「120年前の創業時から1940年代まで、マグレガー製の全てのクラブには三つ葉の【クローバー】をモチーフにしたマークが刻印されていました。この歴史に思いを馳せたデザインと機能を融合しています。また、1950年代のMTターニーシリーズから使われていたクラウンの【ウィングマーク】も復刻。大きく羽ばたく翼がモチーフとなっています。当時のクラブには、ほんの少し右下がりに傾けて刻印されているものが多く、その意図はバックスイングをインサイドに上げやすくするためだと語り継がれています」
ちなみに、明日から行なわれるマスターズは、マグレガーの名器は数多くの歴史を持つ。クラシッククラブ愛好家の上野喜久男氏は、同社の120周年記念モデル復刻に向け、こんな歴史を記している。
「マグレガーのウッドは20世紀最高のプレーヤーに選ばれた帝王Jack Nicklaus, Tom Weiskopf, Ben Crenshawのマグレガー勢を始め、契約外のJohnny Miller, Tom Watson, そしてSeve Ballesterosらも愛用者となっていた。因みに1937年から1959年の間、マグレガー契約プロは、全米オープン6回、マスターズ8回、全米プロ11回、全英オープン1回、賞金王11回の成績を収めている。
今回創立120周年を記念して製作された『ターニークラシックM85 Eye-O-Matic』は、パーシモンヘッドからチタンヘッド、スティールからカーボンシャフトへと様変わりしているが、初代モデルの特徴を良く表現しており、重厚感と安定感を持つ丸味を帯びたシェイプとなっている。マグレガーカラーのダークグリーンで統一され、しっとり感を醸し出しており、洒落たクローバーソール、Eye-O-Maticインサートとウィングマークなど現代のゴルファーの脳をも刺激する要素に溢れている」(上野喜久男)
発売が遅れた諸事情とは、R&Aの審査と協議に時間を要したこと。
「商品名にある『Eye-O-matic』とは、1952年製の名器『ターニーM85』から採用された三段に色分けされたフェースインサートで、ヒッティングエリアに集中しやすい、フェース面が視認しやすい、ティーの高さを確認しやすいなどのメリットがありました」(同社広報)
このデザインの復刻にこだわったが、【インパクトエリアは単一の素材でならなければならない】とのルール条項に抵触するため、R&Aとの協議を続けた結果、非適合の状態での販売を開始することになったという。(適合モデルは6月に販売予定)
その他にも、この名器の復刻と現代テクノロジーの融合にこだわり抜いている。ソールは創業当時のロゴマークに使用されていた【クローバー】をモチーフにしたアルミプレートを装着。低重心化を図るとともに、フェース側のスリットやハニカム構造の薄肉クラウンとの相乗効果でボディのたわみを最大化し、高初速ボディを実現。
「120年前の創業時から1940年代まで、マグレガー製の全てのクラブには三つ葉の【クローバー】をモチーフにしたマークが刻印されていました。この歴史に思いを馳せたデザインと機能を融合しています。また、1950年代のMTターニーシリーズから使われていたクラウンの【ウィングマーク】も復刻。大きく羽ばたく翼がモチーフとなっています。当時のクラブには、ほんの少し右下がりに傾けて刻印されているものが多く、その意図はバックスイングをインサイドに上げやすくするためだと語り継がれています」
ちなみに、明日から行なわれるマスターズは、マグレガーの名器は数多くの歴史を持つ。クラシッククラブ愛好家の上野喜久男氏は、同社の120周年記念モデル復刻に向け、こんな歴史を記している。
「マグレガーのウッドは20世紀最高のプレーヤーに選ばれた帝王Jack Nicklaus, Tom Weiskopf, Ben Crenshawのマグレガー勢を始め、契約外のJohnny Miller, Tom Watson, そしてSeve Ballesterosらも愛用者となっていた。因みに1937年から1959年の間、マグレガー契約プロは、全米オープン6回、マスターズ8回、全米プロ11回、全英オープン1回、賞金王11回の成績を収めている。
今回創立120周年を記念して製作された『ターニークラシックM85 Eye-O-Matic』は、パーシモンヘッドからチタンヘッド、スティールからカーボンシャフトへと様変わりしているが、初代モデルの特徴を良く表現しており、重厚感と安定感を持つ丸味を帯びたシェイプとなっている。マグレガーカラーのダークグリーンで統一され、しっとり感を醸し出しており、洒落たクローバーソール、Eye-O-Maticインサートとウィングマークなど現代のゴルファーの脳をも刺激する要素に溢れている」(上野喜久男)