【ツアーで見つけた旬ギアネタ】成田が使う個性派「PXG」アイアンの工夫とは?
【ツアーで見つけた旬ギアネタ】成田が使う個性派「PXG」アイアンの工夫とは?
配信日時: 2017年8月2日 05時56分
「大東建託・いい部屋ネットレディス」でツアー通算8勝目をマークした成田美寿々。彼女が愛用するアイアンとウェッジは「PXG0311」という個性的なクラブを採用している。
アイアン&ウェッジを担当した大蔵ゴルフスタジオのクラフトマン吉田智氏にセッティングのポイントを聞くと、「アイアンシャフトは『OTi100/S』を採用していますが、本人から以前使用していた『DG』の振り感をキープしたままもう少し飛距離アップできるカーボンシャフトを使用したいという希望があり、今のモデルを使うようになりました。スチールと比べて高弾道に打てますが、ヘッドの暴れずに方向性が安定するので、安心感があります」とコメント。中空構造で低重心化設計の「PXG0311」アイアンとのマッチングで、18ホールで常にやさしく高弾道かつ方向性を安定させて打てる仕様となっているという。
ウェッジにも「PXG0311」を採用しているが、使用シャフトはアイアンとは異なっている。「KBSツアー/R」シャフトを採用。「『DG』よりは『KBSツアー』は球がつかまり上げやすいですが、カーボンシャフトほど弾道が高くならないので、低く打ち出すなどのライン出しも可能となります。スピンもよりかけやすい仕様となっています」(吉田氏)。
ウェッジはソール幅はやや広くバンスは多めのモデルを採用している。上からヘッドが入っても、バンスが利いてロフトが立ちより弾道が安定する仕様に。バンスが少なめだと球が上がりすぎる傾向があり、シャフトの特性とともに低く打ち出せる工夫がなされているのだ。
「ロッディオ」ドライバーも注目に値する個性的なクラブだが、アイアンやウェッジにも様々な工夫がなされている。今季初優勝をもぎ取った成田のクラブセッティングにはまだまだ秘密が隠されていそうだ。
アイアン&ウェッジを担当した大蔵ゴルフスタジオのクラフトマン吉田智氏にセッティングのポイントを聞くと、「アイアンシャフトは『OTi100/S』を採用していますが、本人から以前使用していた『DG』の振り感をキープしたままもう少し飛距離アップできるカーボンシャフトを使用したいという希望があり、今のモデルを使うようになりました。スチールと比べて高弾道に打てますが、ヘッドの暴れずに方向性が安定するので、安心感があります」とコメント。中空構造で低重心化設計の「PXG0311」アイアンとのマッチングで、18ホールで常にやさしく高弾道かつ方向性を安定させて打てる仕様となっているという。
ウェッジにも「PXG0311」を採用しているが、使用シャフトはアイアンとは異なっている。「KBSツアー/R」シャフトを採用。「『DG』よりは『KBSツアー』は球がつかまり上げやすいですが、カーボンシャフトほど弾道が高くならないので、低く打ち出すなどのライン出しも可能となります。スピンもよりかけやすい仕様となっています」(吉田氏)。
ウェッジはソール幅はやや広くバンスは多めのモデルを採用している。上からヘッドが入っても、バンスが利いてロフトが立ちより弾道が安定する仕様に。バンスが少なめだと球が上がりすぎる傾向があり、シャフトの特性とともに低く打ち出せる工夫がなされているのだ。
「ロッディオ」ドライバーも注目に値する個性的なクラブだが、アイアンやウェッジにも様々な工夫がなされている。今季初優勝をもぎ取った成田のクラブセッティングにはまだまだ秘密が隠されていそうだ。