チャン・キム『G400』で全英OPの飛距離をぶっちぎり。国内男子ツアーも力で制圧する!?
チャン・キム『G400』で全英OPの飛距離をぶっちぎり。国内男子ツアーも力で制圧する!?
配信日時: 2017年7月25日 01時03分
ジョーダン・スピースの劇的な勝利で幕を閉じた「全英オープン」。松山英樹は14位タイで終え、他の日本人選手はすべて予選落ちとなった。ところが、日本男子ツアーを主戦場に置くチャン・キムが気を吐いた。松山を1打上回る11位タイで惜しくもトップテン入りを逃したのだ。
⇒【WITB】新シャフトも新ヘッドも低スピン、チャン・キムがさらに飛距離アップ
初メジャーとなった「全米オープン」では予選落ちするものの、米ツアーの飛ばし屋たちと「飛距離は引けを取らない」との収穫を得たというキム。帰国後のセガサミーカップでは持ち前の飛距離を武器に今季2勝目を飾り、そして今回の人生2度目のメジャーではきっちりと結果を出した。
背景には「全米オープン」から投入した新ドライバーの存在がある。PING『G400LST』は「ボールにかかる圧力が違う。前作よりランチアングルが高く、ロースピンになって理想の数値が得られた。飛んで曲がらない」と語り、シャフトも米国フジクラの『ATMOS TOUR SPEC BLUE 7X』に変更している。
これがしっくり来たのか、セガサミーカップの練習日にはトラックマン計測データでボールスピード84.6m/sを記録。この数字は現在PGAツアーでボールスピードトップに立つブランドン・ハジーの平均ボールスピード83.4m/sを軽く上回る。永野竜太郎や塚田好宣も仰天し、飛ばし屋のバッバ・ワトソンと長らく契約するPINGの関係者でさえ「見たことのない数字」と驚きを隠せない。
本人も『G400LST』ドライバーに変更して「10ヤードくらい伸びている」と語っており、言葉どおり全英オープンの硬い地面を利用して3日目(336ヤード)と、最終日(342ヤード)でドライビングディスタンス1位に輝いた。キムはかねてから「飛距離だけじゃないところを証明したい」と語っており、今回は世界最高峰のフィールドで飛距離もスコアも世界で通用することを証明した格好。
現在、国内男子ツアーの賞金レーストップに立つキム。今回は世界で実力を証明し、大いなる自信を得て今後さらなる成長曲線を描きそうだ。はたして国内男子ツアーはキムの“力”に制圧されてしまうのか。飛距離は無理にしても「技」で対抗する日本人選手の奮起が待たれる。
⇒【WITB】新シャフトも新ヘッドも低スピン、チャン・キムがさらに飛距離アップ
初メジャーとなった「全米オープン」では予選落ちするものの、米ツアーの飛ばし屋たちと「飛距離は引けを取らない」との収穫を得たというキム。帰国後のセガサミーカップでは持ち前の飛距離を武器に今季2勝目を飾り、そして今回の人生2度目のメジャーではきっちりと結果を出した。
背景には「全米オープン」から投入した新ドライバーの存在がある。PING『G400LST』は「ボールにかかる圧力が違う。前作よりランチアングルが高く、ロースピンになって理想の数値が得られた。飛んで曲がらない」と語り、シャフトも米国フジクラの『ATMOS TOUR SPEC BLUE 7X』に変更している。
これがしっくり来たのか、セガサミーカップの練習日にはトラックマン計測データでボールスピード84.6m/sを記録。この数字は現在PGAツアーでボールスピードトップに立つブランドン・ハジーの平均ボールスピード83.4m/sを軽く上回る。永野竜太郎や塚田好宣も仰天し、飛ばし屋のバッバ・ワトソンと長らく契約するPINGの関係者でさえ「見たことのない数字」と驚きを隠せない。
本人も『G400LST』ドライバーに変更して「10ヤードくらい伸びている」と語っており、言葉どおり全英オープンの硬い地面を利用して3日目(336ヤード)と、最終日(342ヤード)でドライビングディスタンス1位に輝いた。キムはかねてから「飛距離だけじゃないところを証明したい」と語っており、今回は世界最高峰のフィールドで飛距離もスコアも世界で通用することを証明した格好。
現在、国内男子ツアーの賞金レーストップに立つキム。今回は世界で実力を証明し、大いなる自信を得て今後さらなる成長曲線を描きそうだ。はたして国内男子ツアーはキムの“力”に制圧されてしまうのか。飛距離は無理にしても「技」で対抗する日本人選手の奮起が待たれる。