ツアーで見つけた旬ギアネタ【飛距離NO.1葭葉ルミのアイアン変更の謎】
ツアーで見つけた旬ギアネタ【飛距離NO.1葭葉ルミのアイアン変更の謎】
配信日時: 2017年6月28日 06時56分
前半戦の女子ツアーでドライビングディスタンス1位にランクされている葭葉ルミ。開幕は「PXG 0311」アイアンという非常にやさしいアイアンを使っていた。ソール幅が広く、見た目はブレードでも内部にエラストマーが入った中空構造でやさしいうえに打感が柔らかくて飛距離を稼げていた。
そのぶっ飛びアイアンをシーズン途中でテーラーメイドの「P770」アイアンというPGAツアーが使用しているツアーモデルに変更。その理由を本人に直撃してみた。
「前のアイアンはやさしくで非常によかったのですが、飛距離が出すぎていたりしていました。飛びすぎたりするとアイアンの縦の距離が合いづらくなります。この新アイアンはミスにシビアですが、ミスをわからせてくれますし、以前のモデルのようにソール幅が広いとバンスが弾かれるときもありました。このアイアンのほうが距離感がピッタリ合ったので満足しています」(葭葉)
葭葉は女子には珍しくダウンブロー軌道で打てるパワフルなショットが特徴。低重心化モデルでは、スイートスポットの上に当った場合に飛びすぎる傾向にある。重心高さが低すぎないモデルであれば、スイートスポット近くに球が当たり、縦の距離感も合いやすくなるのだろう。
アイアンからの流れも考えて、ウェッジもアイアンと同じテーラーメイドゴルフの「ミルドグラインド」ウェッジを使用。シーズン途中に「PXG」ウェッジの52度、58度の2本体制から、50度、54度、58度の3本体制に変更している。ショットの距離感がアイアンでだけでなく、ショートゲームを支えるウェッジでも揃ったときに飛ばし屋・葭葉が、ツアー2勝目に輝く時が来るのかもしれない。
そのぶっ飛びアイアンをシーズン途中でテーラーメイドの「P770」アイアンというPGAツアーが使用しているツアーモデルに変更。その理由を本人に直撃してみた。
「前のアイアンはやさしくで非常によかったのですが、飛距離が出すぎていたりしていました。飛びすぎたりするとアイアンの縦の距離が合いづらくなります。この新アイアンはミスにシビアですが、ミスをわからせてくれますし、以前のモデルのようにソール幅が広いとバンスが弾かれるときもありました。このアイアンのほうが距離感がピッタリ合ったので満足しています」(葭葉)
葭葉は女子には珍しくダウンブロー軌道で打てるパワフルなショットが特徴。低重心化モデルでは、スイートスポットの上に当った場合に飛びすぎる傾向にある。重心高さが低すぎないモデルであれば、スイートスポット近くに球が当たり、縦の距離感も合いやすくなるのだろう。
アイアンからの流れも考えて、ウェッジもアイアンと同じテーラーメイドゴルフの「ミルドグラインド」ウェッジを使用。シーズン途中に「PXG」ウェッジの52度、58度の2本体制から、50度、54度、58度の3本体制に変更している。ショットの距離感がアイアンでだけでなく、ショートゲームを支えるウェッジでも揃ったときに飛ばし屋・葭葉が、ツアー2勝目に輝く時が来るのかもしれない。