マスターズ首位に並んだリッキー・ファウラーの短尺ドライバーはあり?
マスターズ首位に並んだリッキー・ファウラーの短尺ドライバーはあり?
配信日時: 2017年4月8日 07時11分
混戦を極めるマスターズで、トータル4アンダーでトップに並んだリッキー・ファウラー。彼の使用するドライバーは「コブラ キングF7+」(ロフト8.5度、シャフトアルディラNV2Kブルー・70X)だが、その長さは43.5インチとスプーン並みの短さで仕上がっている。最近のUSツアーではジミー・ウォーカーが42インチの短尺ドライバーを使用するなどひとつのトレンドとなっている。
このスペックについてクラブデザイナー宮城裕治氏に聞いてみると、「ドライバーのクラブ長さを短くするのはヘッドスピードが速く飛距離が出る人が方向性が不安定でミート率を上げるためにすること。ヘッドスピードが速くないと、短尺化してしまうと極端に飛距離が落ちてしまいます。45インチから極端に短く切るとシャフトは硬くなり、バランスも軽くなってしまいます。ヘッドを重くしてバランスを以前と同じにして振り感を同じにしないと意味がないですよ」とのこと。
ドライバーショットで上手くミートできず球がどうしても左右に曲がってしまうという人が短尺ドライバーに仕上げるならば、できればシャフト硬度はSからRなどより軟らかいモデルを使用することをオススメしたい。さらに、短くするとよりアップライトな軌道になり球が上がりにくくなるので、ロフトはより多いものにして10.5度以上のヘッドを使う方がいいという。「ドライバーが苦手で方向性を上げたいならば、0.25〜0.5インチ程度短くするのが一番有効」(宮城氏)だという。
このスペックについてクラブデザイナー宮城裕治氏に聞いてみると、「ドライバーのクラブ長さを短くするのはヘッドスピードが速く飛距離が出る人が方向性が不安定でミート率を上げるためにすること。ヘッドスピードが速くないと、短尺化してしまうと極端に飛距離が落ちてしまいます。45インチから極端に短く切るとシャフトは硬くなり、バランスも軽くなってしまいます。ヘッドを重くしてバランスを以前と同じにして振り感を同じにしないと意味がないですよ」とのこと。
ドライバーショットで上手くミートできず球がどうしても左右に曲がってしまうという人が短尺ドライバーに仕上げるならば、できればシャフト硬度はSからRなどより軟らかいモデルを使用することをオススメしたい。さらに、短くするとよりアップライトな軌道になり球が上がりにくくなるので、ロフトはより多いものにして10.5度以上のヘッドを使う方がいいという。「ドライバーが苦手で方向性を上げたいならば、0.25〜0.5インチ程度短くするのが一番有効」(宮城氏)だという。