【JGFレポート】トゥルーテンパー社長に突撃インタビュー!
【JGFレポート】トゥルーテンパー社長に突撃インタビュー!
配信日時: 2014年2月18日 01時54分
都内にある東京ビッグサイトで行われた「ジャパンゴルフフェア2014」。世界No.1のシェアを誇るスチールシャフト『ダイナミックゴールド』を展開するトゥルーテンパースポーツのブースでは今季の新作『ダイナミックゴールドCPT』などが展示された。
【関連記事】2013年JGFでのインタビュー内容はこちら
『ダイナミックゴールドCPT』は日本人のニーズに合わせて設計された日本限定モデル。通常の『ダイナミックゴールド』よりも重心を1インチ強、手元側に移動させることで、ヘッド重量を増やした場合でもカウンターバランスになってスイングスピードが上がるようになっている。カット前で120g(S200)としっかりした重量帯のシャフトながら、安定性、弾き感、そして粘り感のある、まさに“いいとこ取り”のシャフトに仕上がっている。
製品に関する詳細は公式HPを参照。
今回、会場にて、毎年JGFの際に来日するという同社CEOスコット・ヘネシー氏にインタビューを敢行。以下にインタビュー内容を掲載する。
Q:『CPT』のターゲットとなるユーザーは?
「男女関係なく、様々なレベル・体力のプレーヤーがいるので男性用、女性用という区切りはありません。
『CPT』は通常の『ダイナミックゴールド』に比べて幅広い層のゴルファーに使ってもらえると思っています。『ダイナミックゴールド』は中上級者やプロが使用し、ヘッドスピードやパワーが必要でしょう。しかし『CPT』ならばカウンターバランスで振りやすさを追求してるので、これまでの『ダイナミックゴールド』ユーザーだけでなく幅広いヘッドスピードのプレーヤーが使えるシャフトになっています。
Q:クラブヘッドが年々進化する中、シャフトメーカーとしてどのような姿勢で開発をしていますか?
「残念ながら、ゴルファーの平均年齢は年々上がってきています。そのため、我々は今あるものよりも良いものを紹介しなければいけないと考えています。
我々の開発は一般ユーザーやプロゴルファーについて「あなたの問題は何ですか?」という視点を持ってスタートします。ボールが上がらないのか、距離が合わないのか、それとも安定性がないのか、様々な問題があります。そういったインタビューを重ねながら、どういう製品を作るべきか、どの素材を使用し、どのようなデザインをすべきかを考えます。
現在の傾向として言えることはシャフトの軽量化が進んでいることです。それもただ軽量化するのではなく、スイングスピードが上がるようなデザインが重要になります。我々は様々なブランドを展開し、毎年1点2点の新商品を紹介していますが、性能上、必ず前作よりも優れたものでなければ発表はしていません。もちろん、その性能が飛びなのか、打ち出しなのか、操作性なのかはモデルによって変わりますが、確実に進化したものだけを紹介しています。
Q:グラファイト(カーボンシャフト)の部門は?
昨年発表した39gの超軽量シャフトは大変好調で、多くのメーカーのカスタムシャフトにラインナップされています。スチールシャフトで大きなシェアを持っていることは我々にとって大きな利点ですので、それを生かしながら、グラファイト部門も訴求していきたいです。今年は「プロジェクトX」シリーズの『LZ』というモデルが出ますし、今後も新しいものを世に送り出したいと考えています。
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『ダイナミックゴールドCPT』は日本人のニーズに合わせて設計された日本限定モデル。通常の『ダイナミックゴールド』よりも重心を1インチ強、手元側に移動させることで、ヘッド重量を増やした場合でもカウンターバランスになってスイングスピードが上がるようになっている。カット前で120g(S200)としっかりした重量帯のシャフトながら、安定性、弾き感、そして粘り感のある、まさに“いいとこ取り”のシャフトに仕上がっている。
製品に関する詳細は公式HPを参照。
今回、会場にて、毎年JGFの際に来日するという同社CEOスコット・ヘネシー氏にインタビューを敢行。以下にインタビュー内容を掲載する。
Q:『CPT』のターゲットとなるユーザーは?
「男女関係なく、様々なレベル・体力のプレーヤーがいるので男性用、女性用という区切りはありません。
『CPT』は通常の『ダイナミックゴールド』に比べて幅広い層のゴルファーに使ってもらえると思っています。『ダイナミックゴールド』は中上級者やプロが使用し、ヘッドスピードやパワーが必要でしょう。しかし『CPT』ならばカウンターバランスで振りやすさを追求してるので、これまでの『ダイナミックゴールド』ユーザーだけでなく幅広いヘッドスピードのプレーヤーが使えるシャフトになっています。
Q:クラブヘッドが年々進化する中、シャフトメーカーとしてどのような姿勢で開発をしていますか?
「残念ながら、ゴルファーの平均年齢は年々上がってきています。そのため、我々は今あるものよりも良いものを紹介しなければいけないと考えています。
我々の開発は一般ユーザーやプロゴルファーについて「あなたの問題は何ですか?」という視点を持ってスタートします。ボールが上がらないのか、距離が合わないのか、それとも安定性がないのか、様々な問題があります。そういったインタビューを重ねながら、どういう製品を作るべきか、どの素材を使用し、どのようなデザインをすべきかを考えます。
現在の傾向として言えることはシャフトの軽量化が進んでいることです。それもただ軽量化するのではなく、スイングスピードが上がるようなデザインが重要になります。我々は様々なブランドを展開し、毎年1点2点の新商品を紹介していますが、性能上、必ず前作よりも優れたものでなければ発表はしていません。もちろん、その性能が飛びなのか、打ち出しなのか、操作性なのかはモデルによって変わりますが、確実に進化したものだけを紹介しています。
Q:グラファイト(カーボンシャフト)の部門は?
昨年発表した39gの超軽量シャフトは大変好調で、多くのメーカーのカスタムシャフトにラインナップされています。スチールシャフトで大きなシェアを持っていることは我々にとって大きな利点ですので、それを生かしながら、グラファイト部門も訴求していきたいです。今年は「プロジェクトX」シリーズの『LZ』というモデルが出ますし、今後も新しいものを世に送り出したいと考えています。