球が潰れる。ヘッド全体がバネになる。【棒球】製造機・リョーマ『MAXIMA II』、12月11日デビュー
球が潰れる。ヘッド全体がバネになる。【棒球】製造機・リョーマ『MAXIMA II』、12月11日デビュー
配信日時: 2019年10月18日 08時07分
18日、都内練習場にてリョーマゴルフの新商品発表&試打会が行われ、12月11日発売の同社のフラッグシップモデル『MAXIMA II』ドライバー(つかまる『Type D』と叩ける『Type V』)がお披露目された。
同社独自の「DSIテクノロジー」がさらに進化した同作は、「高初速・高打ち出し・低スピンが極まっている」と胸を張る。前作よりもシャローバックになり、低・深重心を図りつつも、ロースピンユニットMAXと呼ばれるフェース裏下部のウェイトを前作比8g重くしたことで、高打ち出し・低スピンがさらに際立った。
「DSIテクノロジー」とは、ヘッド後部60gのパワーブースターと呼ばれる大ウェイトと、クラウン・ソール共に薄いヘッド全体がバネのようにたわみ、高初速を生み出す他社にはない同社独自の設計。
「取得した特許は数え切れない」と同社自慢の【極薄パワースプリングボディ】は、わずか0.3mmの極薄クラウン。分解模型でも手で曲げられるほど大きくたわみ、0.35mmのソールも極薄で、打てば「ヘッド全体がバネのようにたわむ」フィーリングや、心地よくボールを潰すフィーリングが得られる。
記者も試打したが、言葉どおりの仕上がりを体感できた。まず、叩ける『MAXIMA II Type D』。丸みを帯びた美しく座りのいいヘッドはシャローバックになったことを気づかせない、綺麗かつ安心感のある形状。打つと、ヘッド全体がバネのようにたわむだけでなく、しっかりボールをコアまで潰せる柔らかいフィーリングが手に伝わってくる。それでいて、ヘッドのたわみ戻りの効果で打ち出しは高くなり、強烈なスピードで飛び出していく。
次はつかまりのいい『同Type D』。同社の言うとおり、こちらも高初速の棒球。スピンレスなため、左右の曲がりも少なく、特に右に抜けるボールは皆無。かなりトゥに打点を外したショットでも、ヘッドが当たり負けることなく、球が適度なドローでターゲットへと戻ってくる。それでいて、球に乗ったエネルギーが失われづらく、ネットに強く突き刺さった。
フラッグシップの『Type D』だけあって、球をコスりがちなスライサーには強力な武器になることは間違いなし。弾道を真横から見た際に、同じ高さをずっと前に前に飛び続ける、低スピンの棒球製造機。ムダなスピンで飛距離ロスしている人には大幅な飛距離アップが見込めそうだ。
『Type D』にはシャフトを4種類を用意。『Tour AD RM-2』が長さ45.25インチ、294g(R)。全ヘッドスピード帯に対応する『BEYOND POWER II』が重量別の3種(ノーマル・287g、PLUS・299g、LIGHT・271g)ですべて46インチ。叩ける『Type V』もシャフトは4種類。『Tour AD RM-2』がSR(295g)、5S(306g)、6S(315g)。『BEYOND POWER II PLUS』は299gで、すべて価格はオープンとなっている。
同社独自の「DSIテクノロジー」がさらに進化した同作は、「高初速・高打ち出し・低スピンが極まっている」と胸を張る。前作よりもシャローバックになり、低・深重心を図りつつも、ロースピンユニットMAXと呼ばれるフェース裏下部のウェイトを前作比8g重くしたことで、高打ち出し・低スピンがさらに際立った。
「DSIテクノロジー」とは、ヘッド後部60gのパワーブースターと呼ばれる大ウェイトと、クラウン・ソール共に薄いヘッド全体がバネのようにたわみ、高初速を生み出す他社にはない同社独自の設計。
「取得した特許は数え切れない」と同社自慢の【極薄パワースプリングボディ】は、わずか0.3mmの極薄クラウン。分解模型でも手で曲げられるほど大きくたわみ、0.35mmのソールも極薄で、打てば「ヘッド全体がバネのようにたわむ」フィーリングや、心地よくボールを潰すフィーリングが得られる。
記者も試打したが、言葉どおりの仕上がりを体感できた。まず、叩ける『MAXIMA II Type D』。丸みを帯びた美しく座りのいいヘッドはシャローバックになったことを気づかせない、綺麗かつ安心感のある形状。打つと、ヘッド全体がバネのようにたわむだけでなく、しっかりボールをコアまで潰せる柔らかいフィーリングが手に伝わってくる。それでいて、ヘッドのたわみ戻りの効果で打ち出しは高くなり、強烈なスピードで飛び出していく。
次はつかまりのいい『同Type D』。同社の言うとおり、こちらも高初速の棒球。スピンレスなため、左右の曲がりも少なく、特に右に抜けるボールは皆無。かなりトゥに打点を外したショットでも、ヘッドが当たり負けることなく、球が適度なドローでターゲットへと戻ってくる。それでいて、球に乗ったエネルギーが失われづらく、ネットに強く突き刺さった。
フラッグシップの『Type D』だけあって、球をコスりがちなスライサーには強力な武器になることは間違いなし。弾道を真横から見た際に、同じ高さをずっと前に前に飛び続ける、低スピンの棒球製造機。ムダなスピンで飛距離ロスしている人には大幅な飛距離アップが見込めそうだ。
『Type D』にはシャフトを4種類を用意。『Tour AD RM-2』が長さ45.25インチ、294g(R)。全ヘッドスピード帯に対応する『BEYOND POWER II』が重量別の3種(ノーマル・287g、PLUS・299g、LIGHT・271g)ですべて46インチ。叩ける『Type V』もシャフトは4種類。『Tour AD RM-2』がSR(295g)、5S(306g)、6S(315g)。『BEYOND POWER II PLUS』は299gで、すべて価格はオープンとなっている。