青木瀬令奈「キャメロンパターは人生初。いい打感の魔力にハマってます」
青木瀬令奈「キャメロンパターは人生初。いい打感の魔力にハマってます」
配信日時: 2018年11月1日 01時08分
<TOTOジャパンクラシック 事前情報◇30日◇瀬田ゴルフコース 北コース・滋賀県(6,659ヤード・パー72)>
「TOTOジャパンクラシック」の練習日、見慣れぬパターを手にする青木瀬令奈の姿が。コーチ兼キャディの大西翔太によれば、「スコッティ・キャメロン『セレクト ニューポート』に替えました。打点のシビアなパターを練習器具的な意味もこめて導入してみようとの判斷です」とのこと。青木にとっても初の試みだと言う。
「私がスコッティ・キャメロンを使うのは人生で初めてです。元々興味はあったんですけど、マレットを使ってたのであんまり縁がないというか。父がずっとタイガーが使ってた世代のものを使っていて、硬い音だけどくっつくような感じのものには興味は持っていて。それで、ピン型を試すのを機会に試してみたいなと。
親交のあるパッティングコーチの南(秀樹)さんに相談して、一度作ってみたいとリクエストしました。要望を出したのは、タテにフェースが長く見えず、細すぎず、太すぎず、中間のものですかね。打感が硬くてしっかりしているんですが、ただやっぱりちゃんとしたところで打つと、ご褒美が待っているじゃないですけど、くっつく感触があるんです(笑)
フェースの下すぎず、上すぎず、真ん中あたり。大体私はフェースの下っ面で打っちゃうことが多くて、あんまりいい感触がない時もあるんですけど、ちゃんとした芯で打てたときは、すごく重い球が打てるので、シビアにやるのにはいいのかなと。いい打感の魔力にハマっちゃってますね。使う前から、多分ハマるとは思ってたんですけど(笑)
でも、コレを打ってからまたオデッセイを打つと、オデッセイの良さも改めてよく分かるんですよ。柔らかくて、ラクだなぁ〜という点でオデッセイの良さが分かるので。でも、最初キャメロンは練習にちょうどいいかなって、思ってたんですが、ちょっと今は取り憑かれてますね(笑)今週はとりあえずキャメロンで行ってみようかなと。やっぱり傾斜が強いグリーンではしっかりヒットできる感じの方がいい気がするので。まぁ、下りだけは少しヒットダウンして打てばいいだけなので」(青木瀬令奈)
大西コーチもこう語る。「彼女はプロフェッショナルな訳ですし、ミス待ちというか、ミスを救ってくれるものではなく、本当に打点にシビアな中で、最高を追求する姿勢も必要かなと。ギアにも貪欲な部分がある人ですし、キャメロンはボールの芯とパターの芯がきっちり合った時に、最高の結果を教えてくれるパター。ハマる可能性大です」。世界との戦いは、起伏の激しいグリーンでの伸ばし合い。青木が新パターで正解を出しにいく。(文・秋田義和)
「TOTOジャパンクラシック」の練習日、見慣れぬパターを手にする青木瀬令奈の姿が。コーチ兼キャディの大西翔太によれば、「スコッティ・キャメロン『セレクト ニューポート』に替えました。打点のシビアなパターを練習器具的な意味もこめて導入してみようとの判斷です」とのこと。青木にとっても初の試みだと言う。
「私がスコッティ・キャメロンを使うのは人生で初めてです。元々興味はあったんですけど、マレットを使ってたのであんまり縁がないというか。父がずっとタイガーが使ってた世代のものを使っていて、硬い音だけどくっつくような感じのものには興味は持っていて。それで、ピン型を試すのを機会に試してみたいなと。
親交のあるパッティングコーチの南(秀樹)さんに相談して、一度作ってみたいとリクエストしました。要望を出したのは、タテにフェースが長く見えず、細すぎず、太すぎず、中間のものですかね。打感が硬くてしっかりしているんですが、ただやっぱりちゃんとしたところで打つと、ご褒美が待っているじゃないですけど、くっつく感触があるんです(笑)
フェースの下すぎず、上すぎず、真ん中あたり。大体私はフェースの下っ面で打っちゃうことが多くて、あんまりいい感触がない時もあるんですけど、ちゃんとした芯で打てたときは、すごく重い球が打てるので、シビアにやるのにはいいのかなと。いい打感の魔力にハマっちゃってますね。使う前から、多分ハマるとは思ってたんですけど(笑)
でも、コレを打ってからまたオデッセイを打つと、オデッセイの良さも改めてよく分かるんですよ。柔らかくて、ラクだなぁ〜という点でオデッセイの良さが分かるので。でも、最初キャメロンは練習にちょうどいいかなって、思ってたんですが、ちょっと今は取り憑かれてますね(笑)今週はとりあえずキャメロンで行ってみようかなと。やっぱり傾斜が強いグリーンではしっかりヒットできる感じの方がいい気がするので。まぁ、下りだけは少しヒットダウンして打てばいいだけなので」(青木瀬令奈)
大西コーチもこう語る。「彼女はプロフェッショナルな訳ですし、ミス待ちというか、ミスを救ってくれるものではなく、本当に打点にシビアな中で、最高を追求する姿勢も必要かなと。ギアにも貪欲な部分がある人ですし、キャメロンはボールの芯とパターの芯がきっちり合った時に、最高の結果を教えてくれるパター。ハマる可能性大です」。世界との戦いは、起伏の激しいグリーンでの伸ばし合い。青木が新パターで正解を出しにいく。(文・秋田義和)