今季のPGAツアースタッツ振り返り。【パーオン率の高い】アイアン巧者は何を使っている?
今季のPGAツアースタッツ振り返り。【パーオン率の高い】アイアン巧者は何を使っている?
配信日時: 2018年9月28日 02時54分
米国男子ツアーの2017−2018シーズン全日程が終了。ここで、スタッツと使用ギアを振り返りたい。今回は「パーオン率」の上位10人が、どんなアイアンを使っているか?
⇒今季のPGAツアースタッツ振り返り。ドライビングディスタンス【ALL DRIVEの1位】は何を使っている?
⇒今季のPGAツアースタッツ振り返り。【パッティングの距離別1位】は何を使っている?
1位、ヘンリック・ステンソン、74.25%、キャロウェイ『レガシーブラック』
2位、サム・ライダー、72.08%、スリクソン『Z745』
3位、ビリー・ホーシェル、71.75%、PXG『0311T GEN2』
4位、カイル・スタンリー、71.58%、タイトリスト『718CB』(4、5I)、ナイキ『Vapor Pro Combo』
5位、ケビン・ストリールマン、71.56%、ウイルソン『FG TOUR V6』
6位タイ、C・T・パン、71.2%、タイトリスト『718AP2』
6位タイ、アダム・スコット、71.2%、タイトリスト『680MB』
8位、パトリック・カントレー、71.13%、タイトリスト『718AP2』
9位、ラファ・カブレラ・ベロ、71.04%、タイトリスト『718MB』
10位、ゲーリー・ウッドランド、71.01%、タイトリスト『716MB』
上位10傑のうち、タイトリストが6人と、その優勢ぶりが目につく。そして、ヘンリック・ステンソンの極めて古いモデルも。ステンソンは特殊で、ティショットで3W『ディアブロオクテインツアー』(2009年モデル)を多用し、高いFWキープ率(74.79%の1位)と相まって、使い慣れた『レガシーブラック』(2011年モデル)からツアートップのパーオン率を誇っていた。
では、単純にグリーンに乗るパーオン率の高さだけでなく、グリーンを狙うショットでのスコアへの貢献度で見てみよう。ツアー出場選手の平均よりも、いかにプラスのストローク分を稼ぎ、アイアンの貢献度が上回っているか? の指標である「ストロークゲインド・アプローチ・ザ・グリーン」の上位選手はどうなのか? はたして、「パーオン率」上位の面々と同じになるのだろうか。
1位、タイガー・ウッズ、0.938、テーラーメイド『TW Phase1』
2位、キーガン・ブラッドリー、0.924、スリクソン『Z745』、『Z945』(PW)
3位、ジャスティン・トーマス、0.88、タイトリスト『718MB』
4位、ヘンリック・ステンソン、0.86、キャロウェイ『レガシーブラック』
5位、ダスティン・ジョンソン、0.851、テーラーメイド『P730 D・J PROTO』
6位、松山英樹、0.724、スリクソン『Z965』
7位、アダム・スコット、0.703、タイトリスト『680MB』
8位、スチュワート・シンク、0.698、PING『i25』
9位、チェッソン・ハドリー、0.627、タイトリスト『718MB』
10位、ブライソン・デシャンボー、0.599、コブラ『King One Length』
ここでもタイトリストユーザーが3名と、相変わらずの優勢を誇っていた。だが、パーオン率の10傑とはかなりメンツに変化が。ここから読み取れることとしては、元々高い技術を持つプレーヤーに最適な道具(プロトタイプ)を渡すかどうか? ということ。
タイガー、DJだけにとどまらず、テーラーメイドは『P730』をベースにしてトップ選手それぞれに最適なプロトタイプアイアンを渡す“プロトタイプ主義”を2017年から開始。当たり前だが、これは選手のパフォーマンスを考えれば、如実に好結果に繋がることを示す結果となった。
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⇒今季のPGAツアースタッツ振り返り。【パッティングの距離別1位】は何を使っている?
1位、ヘンリック・ステンソン、74.25%、キャロウェイ『レガシーブラック』
2位、サム・ライダー、72.08%、スリクソン『Z745』
3位、ビリー・ホーシェル、71.75%、PXG『0311T GEN2』
4位、カイル・スタンリー、71.58%、タイトリスト『718CB』(4、5I)、ナイキ『Vapor Pro Combo』
5位、ケビン・ストリールマン、71.56%、ウイルソン『FG TOUR V6』
6位タイ、C・T・パン、71.2%、タイトリスト『718AP2』
6位タイ、アダム・スコット、71.2%、タイトリスト『680MB』
8位、パトリック・カントレー、71.13%、タイトリスト『718AP2』
9位、ラファ・カブレラ・ベロ、71.04%、タイトリスト『718MB』
10位、ゲーリー・ウッドランド、71.01%、タイトリスト『716MB』
上位10傑のうち、タイトリストが6人と、その優勢ぶりが目につく。そして、ヘンリック・ステンソンの極めて古いモデルも。ステンソンは特殊で、ティショットで3W『ディアブロオクテインツアー』(2009年モデル)を多用し、高いFWキープ率(74.79%の1位)と相まって、使い慣れた『レガシーブラック』(2011年モデル)からツアートップのパーオン率を誇っていた。
では、単純にグリーンに乗るパーオン率の高さだけでなく、グリーンを狙うショットでのスコアへの貢献度で見てみよう。ツアー出場選手の平均よりも、いかにプラスのストローク分を稼ぎ、アイアンの貢献度が上回っているか? の指標である「ストロークゲインド・アプローチ・ザ・グリーン」の上位選手はどうなのか? はたして、「パーオン率」上位の面々と同じになるのだろうか。
1位、タイガー・ウッズ、0.938、テーラーメイド『TW Phase1』
2位、キーガン・ブラッドリー、0.924、スリクソン『Z745』、『Z945』(PW)
3位、ジャスティン・トーマス、0.88、タイトリスト『718MB』
4位、ヘンリック・ステンソン、0.86、キャロウェイ『レガシーブラック』
5位、ダスティン・ジョンソン、0.851、テーラーメイド『P730 D・J PROTO』
6位、松山英樹、0.724、スリクソン『Z965』
7位、アダム・スコット、0.703、タイトリスト『680MB』
8位、スチュワート・シンク、0.698、PING『i25』
9位、チェッソン・ハドリー、0.627、タイトリスト『718MB』
10位、ブライソン・デシャンボー、0.599、コブラ『King One Length』
ここでもタイトリストユーザーが3名と、相変わらずの優勢を誇っていた。だが、パーオン率の10傑とはかなりメンツに変化が。ここから読み取れることとしては、元々高い技術を持つプレーヤーに最適な道具(プロトタイプ)を渡すかどうか? ということ。
タイガー、DJだけにとどまらず、テーラーメイドは『P730』をベースにしてトップ選手それぞれに最適なプロトタイプアイアンを渡す“プロトタイプ主義”を2017年から開始。当たり前だが、これは選手のパフォーマンスを考えれば、如実に好結果に繋がることを示す結果となった。