ダンロップの『ゼクシオ エックス ドライバー』ってどんなクラブ?
ロマン派ゴルフ作家、ゴルフエッセイスト、ヴィクトリアゴルフのショップ店員、ALBA編集部のギア担当など、専門家が話題のギアをズバッと解説!
配信日時: 2019年12月13日 08時00分
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「ゼクシオを使わなかった人にゼクシオ エックスを!」 by ヴィクトリアゴルフ世田谷店チーフ・佐藤一樹
ヴィクトリアゴルフ世田谷店 佐藤です。ダンロップ『ゼクシオ エックス ドライバー』の印象をお伝えします。
『ゼクシオ エックス ドライバー』は、ゼクシオの新しいブランドのドライバーとして、2019年12月7日に発売されました。
『ゼクシオ』は販売本数の累計で世界で一番売れているブランドです。今回のモデルチェンジで、11代目になります。追加バージョン的な『ゼクシオ』はいくつもあるのですが、今回はメインブランドが2つに分かれることになりました。アスリートゴルファー向けの『ゼクシオ エックス』と、今までのゼクシオの王道を継承していく『ゼクシオ イレブン』です。
『ゼクシオ エックス ドライバー』は、色々な意味でゼクシオらしさを感じさせないクラブになっています。
「WEIGHT PLUS(ウェイトプラス)」という新しいテクノロジーは新しい全ての『ゼクシオ』に採用されています。グリップエンドにウェイトを入れて、手元に重量を集中させることで、クラブがぐらつかず、安定したトップに自然となるそうです。結果として、弾道が安定するという機能です。更に「フラットカップフェース」で反発性能を強化しています。『ゼクシオ エックス ドライバー』専用設計の「カーボン複合構造」で余剰重量を作り、それをヘッドの後方に配置し、ミスショットの許容範囲が広くなったようです。
『ゼクシオ エックス ドライバー』は全く新しいブランドなので、まだ知らないお客様が多いです。見た目もカーボン複合ヘッドで、“XXIO”ロゴもトゥに小さく入っているだけなので、ゼクシオのクラブだというのがわからないのかもしれません。
試打してみると、第一印象は「しっかりしているドライバーだ」でした。ゼクシオだと思って振ると、戸惑ってしまいます。明らかにヘッドスピードが速いゴルファー向けに作られています。
カーボンの複合ヘッドは、打音に問題があるケースがあるのですが、『ゼクシオ エックス ドライバー』は気持ちの良い音がします。ゼクシオというより、海外ブランドのドライバーの打音に近いと感じました。上級者の多くが好きな打音が、こういう打音になっていることは事実なので、受け入れるゴルファーが多いと思います。フォージドアイアン(軟鉄鍛造)を打っているような気持ち良さがあって、感心しました。
『ゼクシオ エックス ドライバー』は、フェードヒッターにオススメします。方向性もかなり良いドライバーですが、とにかくフェードが打ちやすいのです。
振りやすさも素晴らしいです。お客様が試打している様子を見ていても、インパクトで手が浮いてしまう癖があるお客様の手が浮かないのです。『ゼクシオ エックス ドライバー』の新しいテクノロジーは、機能しています。
『ゼクシオ エックス ドライバー』の飛距離性能は、初速が出るのでトップクラスですが、ヘッドスピードが速くないとボールが上がりにくいことがありそうなので、注意が必要です。
『ゼクシオ エックス ドライバー』は、ゼクシオのクラブを使ったことがないヘッドスピードが速いゴルファーにオススメです。方向性が良いドライバーが欲しいゴルファーにもオススメのドライバーです。
『ゼクシオ エックス ドライバー』は、ゼクシオの新しいブランドのドライバーとして、2019年12月7日に発売されました。
『ゼクシオ』は販売本数の累計で世界で一番売れているブランドです。今回のモデルチェンジで、11代目になります。追加バージョン的な『ゼクシオ』はいくつもあるのですが、今回はメインブランドが2つに分かれることになりました。アスリートゴルファー向けの『ゼクシオ エックス』と、今までのゼクシオの王道を継承していく『ゼクシオ イレブン』です。
『ゼクシオ エックス ドライバー』は、色々な意味でゼクシオらしさを感じさせないクラブになっています。
「WEIGHT PLUS(ウェイトプラス)」という新しいテクノロジーは新しい全ての『ゼクシオ』に採用されています。グリップエンドにウェイトを入れて、手元に重量を集中させることで、クラブがぐらつかず、安定したトップに自然となるそうです。結果として、弾道が安定するという機能です。更に「フラットカップフェース」で反発性能を強化しています。『ゼクシオ エックス ドライバー』専用設計の「カーボン複合構造」で余剰重量を作り、それをヘッドの後方に配置し、ミスショットの許容範囲が広くなったようです。
『ゼクシオ エックス ドライバー』は全く新しいブランドなので、まだ知らないお客様が多いです。見た目もカーボン複合ヘッドで、“XXIO”ロゴもトゥに小さく入っているだけなので、ゼクシオのクラブだというのがわからないのかもしれません。
試打してみると、第一印象は「しっかりしているドライバーだ」でした。ゼクシオだと思って振ると、戸惑ってしまいます。明らかにヘッドスピードが速いゴルファー向けに作られています。
カーボンの複合ヘッドは、打音に問題があるケースがあるのですが、『ゼクシオ エックス ドライバー』は気持ちの良い音がします。ゼクシオというより、海外ブランドのドライバーの打音に近いと感じました。上級者の多くが好きな打音が、こういう打音になっていることは事実なので、受け入れるゴルファーが多いと思います。フォージドアイアン(軟鉄鍛造)を打っているような気持ち良さがあって、感心しました。
『ゼクシオ エックス ドライバー』は、フェードヒッターにオススメします。方向性もかなり良いドライバーですが、とにかくフェードが打ちやすいのです。
振りやすさも素晴らしいです。お客様が試打している様子を見ていても、インパクトで手が浮いてしまう癖があるお客様の手が浮かないのです。『ゼクシオ エックス ドライバー』の新しいテクノロジーは、機能しています。
『ゼクシオ エックス ドライバー』の飛距離性能は、初速が出るのでトップクラスですが、ヘッドスピードが速くないとボールが上がりにくいことがありそうなので、注意が必要です。
『ゼクシオ エックス ドライバー』は、ゼクシオのクラブを使ったことがないヘッドスピードが速いゴルファーにオススメです。方向性が良いドライバーが欲しいゴルファーにもオススメのドライバーです。
コメンテータープロフィール
佐藤一樹
目の肥えたお客様が多いヴィクトリアゴルフ世田谷店でチーフを務める。
目の肥えたお客様が多いヴィクトリアゴルフ世田谷店でチーフを務める。