池田勇太、ささきしょうこ。クラブ契約フリー大活躍の理由は、プロギア『RS』&『RS-F』の効果?
節目の通算20勝を3番目の若さで挙げ、いよいよ得意な秋に向けてスイッチの入った池田勇太。プロ10年目の今季、改めてスタッツを見ると、ヤバい進化が判明…。また、2勝目のささきしょうこも池田と同じくクラブ契約フリーで『RS』ユーザー。ツアー屈指のギアオタプロが見抜く目は確かなのか!?
配信日時: 2018年10月9日 06時26分
目次 / index
どうしてこうなった?賞金王の16年を遥かに凌駕する今季
筆者 「今季の池田勇太がヤバいです。先日もアジアの飛ばし屋たちを退けてダイヤモンドカップで20勝目、先週も3日目まで1位と、いよいよスイッチが入ってきてます…」
PCM編集長(以下、P編) 「何がヤバイの? 元々実力者なんだから、優勝してもそんなに驚かないけど?」
筆者 「彼はプロ入りからちょうど10シーズン目なので、スタッツをまとめてみたので見てください。特に、初の賞金王になった2016年から比較しても、平均飛距離が20ヤード近く伸びてます。そして、今年はパーオン率もFWキープ率も、全部がキャリアハイを迎えようとしてますね。過去のスタッツと賞金ランクの関係性でいくなら、今年も賞金王間違いなし!といった感じです…」
PCM筒康博(以下、筒) 「っていうか長岡さん、去年11ヤードも飛距離を伸ばしてたのに、今年はさらにそこから伸ばしたんですね……。しかも、FWキープ率が去年より爆発的に上がってますよ? トータルドライビングディスタンスも現時点でNo.1。※1
ナニコレ……。そりゃ、パーオン率も上がりますよね、ティショットが飛んで曲がらないわけだから、アイアンも相乗効果が出るのは当たり前ですよ。何を使ったらこうなるの???」
※1 ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率をポイント換算した順位
PCM編集長(以下、P編) 「何がヤバイの? 元々実力者なんだから、優勝してもそんなに驚かないけど?」
筆者 「彼はプロ入りからちょうど10シーズン目なので、スタッツをまとめてみたので見てください。特に、初の賞金王になった2016年から比較しても、平均飛距離が20ヤード近く伸びてます。そして、今年はパーオン率もFWキープ率も、全部がキャリアハイを迎えようとしてますね。過去のスタッツと賞金ランクの関係性でいくなら、今年も賞金王間違いなし!といった感じです…」
PCM筒康博(以下、筒) 「っていうか長岡さん、去年11ヤードも飛距離を伸ばしてたのに、今年はさらにそこから伸ばしたんですね……。しかも、FWキープ率が去年より爆発的に上がってますよ? トータルドライビングディスタンスも現時点でNo.1。※1
ナニコレ……。そりゃ、パーオン率も上がりますよね、ティショットが飛んで曲がらないわけだから、アイアンも相乗効果が出るのは当たり前ですよ。何を使ったらこうなるの???」
※1 ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率をポイント換算した順位
筆者 「それが、今年の5月に“プロギアは賞金王になった2016年以来だな”と、『RS-F』を入れました。ただ、当初はスピン量が多いとか言って、ほかの『ローグサブゼロ』や『RMX 118』なども使っていたんですが、また夏から『RS-F』 になって、まったく曲がってません。」
P編 「なるほど、それで『RS-F』の効果じゃないか? というのを検証したいということだろ?」
筆者 「さすが村田さん、話が早い」
P編 「分かった。もう、既に内部重心も全部測ってあるし、秋モデルとの違いも全て把握してある」
P編 「なるほど、それで『RS-F』の効果じゃないか? というのを検証したいということだろ?」
筆者 「さすが村田さん、話が早い」
P編 「分かった。もう、既に内部重心も全部測ってあるし、秋モデルとの違いも全て把握してある」
筒 「でも、クラブの影響だけじゃないでしょ?」
筒 「長岡さん、でもクラブの影響だけじゃないでしょ? 確か…池田勇太プロは数年前から、かなりトレーニングをやってましたよね?」
筆者 「はい。グラフの平均飛距離を見ると、2012年に一旦すごく上がってるじゃないですか。ここが第一次肉体改造のところですね。それで、第二次肉体改造が、福岡の広瀬賢太郎トレーナーと2015年12月から現在まで続いていると、池田の番記者が言ってました」
筒 「ほらぁ〜、やっぱり。だって、去年も【C5やC7などの軽バランス】にして、明らかにヘッドスピードも速くなってましたよね?」
筆者 「はい。PGAツアーの今季のスタッツでも53.5m/sくらい平均で出ていますし、去年の中継のデータでも、54.5m/sくらい試合中に普通に出してますしね…。チャン・キムより速かったです…」
P編 「まぁでも、去年からヘッドスピードは上がった状態だったのに、今年はさらに7ヤード近くも伸びてるんだろう? これは、クラブが無関係とは言えないよ、筒さん」
筆者 「はい。それに、FWキープ率が去年より8.5%も上がってるので!」
筒 「……。(ぐっ、それマジでスゲーなぁ…)長岡さん、番記者の方は他になにか言ってましたか?」
筆者 「はい。グラフの平均飛距離を見ると、2012年に一旦すごく上がってるじゃないですか。ここが第一次肉体改造のところですね。それで、第二次肉体改造が、福岡の広瀬賢太郎トレーナーと2015年12月から現在まで続いていると、池田の番記者が言ってました」
筒 「ほらぁ〜、やっぱり。だって、去年も【C5やC7などの軽バランス】にして、明らかにヘッドスピードも速くなってましたよね?」
筆者 「はい。PGAツアーの今季のスタッツでも53.5m/sくらい平均で出ていますし、去年の中継のデータでも、54.5m/sくらい試合中に普通に出してますしね…。チャン・キムより速かったです…」
P編 「まぁでも、去年からヘッドスピードは上がった状態だったのに、今年はさらに7ヤード近くも伸びてるんだろう? これは、クラブが無関係とは言えないよ、筒さん」
筆者 「はい。それに、FWキープ率が去年より8.5%も上がってるので!」
筒 「……。(ぐっ、それマジでスゲーなぁ…)長岡さん、番記者の方は他になにか言ってましたか?」
筆者 「フォローでクラブをたたまず、アークを大きくしてるらしい」
筆者 「はい。福岡のトレーナーと一緒に、肉体改造だけじゃなく、さらにエネルギー伝達を上げるスイング改造に着手しているそうです。具体的には、フォローで素速くクラブをたたむのではなく、ビッグアークでヘッドを低く長い状態を作りたいと。番記者が見ていて、今年はアイアンがピンにしか飛ばない状態で、しかも、本人も『RS-F』は曲がらないと認めているそう」
筒 「ほら〜、やっぱりクラブじゃなくてスイング改造のせいじゃないですか!」
P編 「筒さん、待てってば! 長岡、一旦整理しよう。池田勇太プロがトレーニングやスイング改造をしているのはプロだから分かる。でも、今日は【プロギア『RS-F』の効果がどれくらいあるのか?】を見極めたいんだろう? そして、アマチュアにもそれが有益な情報か?も知りたいはず。であれば、池田勇太プロが使う『RS-F』を借りて確かめてみればいいじゃない」
筆者 「はい。でも、先週のスタンレーレディスでは、ささきしょうこも『RS』ドライバーと3Wを使って優勝してましたよ。それを言うなら『RS』ドライバーも借りなきゃですね…」
筒 「ほら〜、やっぱりクラブじゃなくてスイング改造のせいじゃないですか!」
P編 「筒さん、待てってば! 長岡、一旦整理しよう。池田勇太プロがトレーニングやスイング改造をしているのはプロだから分かる。でも、今日は【プロギア『RS-F』の効果がどれくらいあるのか?】を見極めたいんだろう? そして、アマチュアにもそれが有益な情報か?も知りたいはず。であれば、池田勇太プロが使う『RS-F』を借りて確かめてみればいいじゃない」
筆者 「はい。でも、先週のスタンレーレディスでは、ささきしょうこも『RS』ドライバーと3Wを使って優勝してましたよ。それを言うなら『RS』ドライバーも借りなきゃですね…」