飛び系アイアンは狙い通り。でも【ドライバーだけ飛距離が伸びない】人はどうすべき?
近年増えまくっている超ストロングロフトのぶっ飛び系アイアンたち。コレを手にして飛距離が伸びたという人は多いです。ところでドライバーは??マニアックチームで議論します。
配信日時: 2018年8月28日 01時52分
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飛び系アイアンで飛距離を手にしても、ドライバーは伸びてない???
筆者 「直近で新しいヤマハ『インプレスUD+2』が発表されましたね。なにやら有村智恵が本気で使いそうな雰囲気で驚きなんですが、今回のテーマは【飛ぶ必要があるのは、アイアンかドライバーか】です」
PCM編集長(以下、P編) 「でも、飛び系アイアンっていっても、7Iでロフト25度から29度までいろいろあるじゃない。どの辺りのものを言うの?」
筆者 「7Iでロフト29度以下のものです。というのも、ここ最近増えているちょっと大きめで超ストロングロフトのアイアンを買った人から【アイアンは飛ぶようになったけど、ドライバーはまったく飛距離が変わらない】とのお悩みをよく聞くからなんです。そういう人はどうすべきか?と…」
PCM筒康博(以下、筒) 「……。それね、確かにあるあるネタです。ボクも似た相談をよく現場で耳にしますよ。でも、ドライバーの場合に難しいのは、ストロングロフト化は球が上がらないから出来ないこと。残るは軽量&長尺化ですが、それもミート率が下がります…。腕前やゴルフ歴によっても差が出ますが、ドライバーの伸びしろがどこにあるか?をまず見極めるべきでしょうね」
P編 「そう、エネルギーロスを減らすしかないからミート率が下がるのは困る。今どきの飛び系アイアンって、ロフトが立って【5Iの番手に7と書いてあるだけじゃん!】って思う人も多いんだけど、やっぱり安心感とやさしさが追求されているから、5Iよりミート率が高いことも飛ぶ理由にある。それと同じことだよ」
筆者 「いま使うエースドライバーでロスが多い人ならそれも当然なんですが、自分に合うものを使っているならどうします?キャリアの長い人とか、エースドライバーとの付き合いが長い人も多いじゃないですか。ミート率はそんなに悪くないはずですし、そういう人は反発の高いヘッドを探すしかないと思うんですけど…」
PCM編集長(以下、P編) 「でも、飛び系アイアンっていっても、7Iでロフト25度から29度までいろいろあるじゃない。どの辺りのものを言うの?」
筆者 「7Iでロフト29度以下のものです。というのも、ここ最近増えているちょっと大きめで超ストロングロフトのアイアンを買った人から【アイアンは飛ぶようになったけど、ドライバーはまったく飛距離が変わらない】とのお悩みをよく聞くからなんです。そういう人はどうすべきか?と…」
PCM筒康博(以下、筒) 「……。それね、確かにあるあるネタです。ボクも似た相談をよく現場で耳にしますよ。でも、ドライバーの場合に難しいのは、ストロングロフト化は球が上がらないから出来ないこと。残るは軽量&長尺化ですが、それもミート率が下がります…。腕前やゴルフ歴によっても差が出ますが、ドライバーの伸びしろがどこにあるか?をまず見極めるべきでしょうね」
P編 「そう、エネルギーロスを減らすしかないからミート率が下がるのは困る。今どきの飛び系アイアンって、ロフトが立って【5Iの番手に7と書いてあるだけじゃん!】って思う人も多いんだけど、やっぱり安心感とやさしさが追求されているから、5Iよりミート率が高いことも飛ぶ理由にある。それと同じことだよ」
筆者 「いま使うエースドライバーでロスが多い人ならそれも当然なんですが、自分に合うものを使っているならどうします?キャリアの長い人とか、エースドライバーとの付き合いが長い人も多いじゃないですか。ミート率はそんなに悪くないはずですし、そういう人は反発の高いヘッドを探すしかないと思うんですけど…」
P編 「例えば、ギリギリ反発をうたってるプロギア『RS』や『RS-F』を使えってこと?」
筆者 「はい、プロギアもいいと思いますし、キャロウェイ『GBB EPIC』なんかも安くなってるし、2本の柱が入っている『ローグ』シリーズなんかもそうですよね。それに…」
P編&筒 「お見通しだってば。どうせ、タイトリスト『TS』シリーズって言いたいんだろ!」
筆者 「はい。そのとおり!」
筆者 「はい、プロギアもいいと思いますし、キャロウェイ『GBB EPIC』なんかも安くなってるし、2本の柱が入っている『ローグ』シリーズなんかもそうですよね。それに…」
P編&筒 「お見通しだってば。どうせ、タイトリスト『TS』シリーズって言いたいんだろ!」
筆者 「はい。そのとおり!」
ゴルフ歴30年の【タイトリスター】A保さんのケース
P編 「長岡、それ、こないだPCMラボでフィッティングを受けたA保さんのケースを紹介しろ!って言いたいんだろう? 50代半ばのバリバリのタイトリスターのA保さんのこと、どうせ筒さんから聞いたんだろ」
筆者 「結果が良かったとは聞きましたが、詳しく中身は聞いてませんよ」
筒 「わかりました。A保さんの事例を紹介しますよ。A保さんは筋金入りのタイトリスターで、いまのエースは『917D3』の9.5度に『ディアマナBF50』のSを入れていて、“ドライバーの飛距離をどうにかしたい”とラボに来店されたんですよ。ここまでは長岡さんに話したとおり」
筆者 「エースはどれくらいの飛距離なんです?」
筆者 「結果が良かったとは聞きましたが、詳しく中身は聞いてませんよ」
筒 「わかりました。A保さんの事例を紹介しますよ。A保さんは筋金入りのタイトリスターで、いまのエースは『917D3』の9.5度に『ディアマナBF50』のSを入れていて、“ドライバーの飛距離をどうにかしたい”とラボに来店されたんですよ。ここまでは長岡さんに話したとおり」
筆者 「エースはどれくらいの飛距離なんです?」
筒 「それが、ゴルフ歴30年以上でハンデに換算すると12なんですが、コースでは曲がりを抑えるために振れなくなるのでHSは40m/s前後なのに200ヤードちょっとくらいしか飛ばないんですって。エースなのでそこまで酷いミスはしないけど、ちょっと飛距離がキツイと」
筆者 「え〜〜、それ謙遜しすぎでしょ。HS40m/s以上あるならもうちょっと飛ばなきゃおかしくないですか?」
筒 「それが、本人は限界値だと思いこんでいたんです。これ以上飛距離を伸ばすには、筋トレとか、大幅なスイング改造とか、いろいろ必要なんだろうと思い込んでいて、今回はスイングもギアも両方見てほしいということで、動作解析の『GEARS』診断を希望されてきたんです」
筆者 「なるほど…」
筆者 「え〜〜、それ謙遜しすぎでしょ。HS40m/s以上あるならもうちょっと飛ばなきゃおかしくないですか?」
筒 「それが、本人は限界値だと思いこんでいたんです。これ以上飛距離を伸ばすには、筋トレとか、大幅なスイング改造とか、いろいろ必要なんだろうと思い込んでいて、今回はスイングもギアも両方見てほしいということで、動作解析の『GEARS』診断を希望されてきたんです」
筆者 「なるほど…」