全番手同じ振動数!?ワクチンコンポの『フラットフレックス』が超やさしい件
先日(株)グラビティーの『ワクチンコンポ』シリーズの新製品試打会に行ってきました。なにやら、新しい考え方のシャフトだというのですが…。これが想像よりもかなり良かった!
配信日時: 2018年6月8日 02時54分
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新理論『フラットフレックス』とは、振動数を全番手統一する考え方
筆者 「今日はグラビティー『ワクチンコンポ』の新作についてです。単刀直入に聞きます。村田さん、『フラットフレックス』、これアリかナシかどっち?」
PCM編集長・村田辰也(以下、P編) 「アリ!」
筆者 「OKです」
PCM筒康博(以下、筒) 「ダメだって、ちゃんと説明しないと。顔に説明するのが面倒くさいって書いてありますよ?」
PCM編集長・村田辰也(以下、P編) 「アリ!」
筆者 「OKです」
PCM筒康博(以下、筒) 「ダメだって、ちゃんと説明しないと。顔に説明するのが面倒くさいって書いてありますよ?」
筆者 「はい、すみません。(バレたか…)今回の『フラットフレックス』って、シャフトの硬さを示す【振動数を全番手近づける考え方】なんですよね。普通というか、従来からのセオリーでは、クラブは徐々にドライバーから短くて重くなっていきますから、シャフトの振動数もフローして下の番手ほど数字が大きく(硬く)なるのが当たり前でした。
この『フラットフレックス』の考え方だと、アイアンやウェッジが柔らかく感じるというものです。正直、最初にこの考え方を聞いたときは、想像してう〜ん……という感じ。従来のフローした振動数に当然慣れていますし、ウェッジやショートアイアンで柔らかいということは、左に激しく球が曲がる、もしくはシャフトがしなり過ぎてしなり戻りが遅れるだろう……と想像しましたね」
P編 「で? 結果は想像どおりだった? 正直に言えよ」
この『フラットフレックス』の考え方だと、アイアンやウェッジが柔らかく感じるというものです。正直、最初にこの考え方を聞いたときは、想像してう〜ん……という感じ。従来のフローした振動数に当然慣れていますし、ウェッジやショートアイアンで柔らかいということは、左に激しく球が曲がる、もしくはシャフトがしなり過ぎてしなり戻りが遅れるだろう……と想像しましたね」
P編 「で? 結果は想像どおりだった? 正直に言えよ」
柔らかいショートアイアン、ウェッジなのに曲がり皆無!
筆者 「裏切られました。ウェッジやショートアイアンが真っすぐにしか飛ばない。本当にうまく作ってありますね、このシャフト。ショートアイアンでは引っかける人がアマチュア的に多いと思いますが、柔らかさをコントロールして作ってあるので、柔らか過ぎないんですよ。ひっかけないし、しなり過ぎて戻りが遅れることもない。
何よりも、全番手ですごく振り心地が近いんですよ。長さに対する振りやすい振動数って絶対にあるとボクは思い込んでいたんですが、それは思い込みなんだなと。全番手同じ振り心地になるというのは、いまコブラやイーデルゴルフでやってる【ワンレングス・アイアン】がありますけど、これを長さが異なるものでシャフトで実現したとの印象ですね」
P編 「ワンレングス……、たまには良いこと言うじゃん。私は柔らかいシャフトが好きなんだけど、本当に今回シャフト作りが上手いなと思ったね。『フラットフレックス』の概念自体を採用しているメーカーは皆無だし、オンリーワンの考え方だし、なにより物がいい。
特に、力みでミスしているゴルファーに、そうさせない工夫がクラブに入っている。脱力してシンプルにクラブに任せて振る。それが一番だし、誰でも結果が出る。『フラットフレックス』は、原田社長の現場を見てきた経験からの【何がゴルファーを救うか?】という哲学が現れている気がするね」
筒 「同感です。すごく現場主義だなぁと感じますね。ボクもアマチュアゴルファーの現状をよく見ているので、そこで起きている問題を本気でシャフト設計で解決しにいった一例だと思います」
P編 「ワンレングス……、たまには良いこと言うじゃん。私は柔らかいシャフトが好きなんだけど、本当に今回シャフト作りが上手いなと思ったね。『フラットフレックス』の概念自体を採用しているメーカーは皆無だし、オンリーワンの考え方だし、なにより物がいい。
特に、力みでミスしているゴルファーに、そうさせない工夫がクラブに入っている。脱力してシンプルにクラブに任せて振る。それが一番だし、誰でも結果が出る。『フラットフレックス』は、原田社長の現場を見てきた経験からの【何がゴルファーを救うか?】という哲学が現れている気がするね」
筒 「同感です。すごく現場主義だなぁと感じますね。ボクもアマチュアゴルファーの現状をよく見ているので、そこで起きている問題を本気でシャフト設計で解決しにいった一例だと思います」