BSの黒塗プロト『ツアーB XD-3 P40-1』が気になる…。こうなりゃ【脳内試打】するしかないッ!
今季の開幕戦からブリヂストン『TOUR B XD-3 P40-1』なる黒塗りのプロトタイプが登場し、気になることこの上なし…。R&Aの適合リストにも載っていることだし、禁断の脳内試打をするしかない!
配信日時: 2018年4月18日 07時59分
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「これ『J815』的なシルエットに見えますが…」(筆者)
筆者 「先週の国内男子ツアー開幕戦で、ブリヂストンの新しいプロトタイプを発見しました。既にかなりの数のプロが使用しているようで、どんな性能なのか気になります。プロが使うので、R&Aの適合リストにも既に掲載されています。上図のように2機種、『TOUR B XD-3 P40-1』(以下、『P40-1』)と『P40-2』があるようですね」
PCM筒康博(以下、筒) 「去年も『JGR』のプロトタイプだった『P01-7』が女子ツアーの開幕戦からデビューしていましたよね?この流れだと、『P40-1』も夏の終わりに製品版がデビューするのかなぁ…。っていうか、長岡さんは現場で『P40-1』を見ているんでしょ?どんな感じでした?」
筆者 「構えたときのクラウンに特徴があって、カーボンコンポジットと思しき繋ぎ目と、カーボン部分にシマ模様がありました。ちょっと外ブラチックな見た目で、BSのアスリートモデルっぽくないですね。現行の『XD-3』は真っ黒のクラウンなので」
筒 「え?でもBSといえば、攻めたクラウンデザインを過去にしていますよね?堀琴音プロが長年使う『J815』なんて、ガンダムとかアイアンマンみたいな機械的なデザインでしたよ?それより、形状そのものはどんな感じなんですか?」
PCM筒康博(以下、筒) 「去年も『JGR』のプロトタイプだった『P01-7』が女子ツアーの開幕戦からデビューしていましたよね?この流れだと、『P40-1』も夏の終わりに製品版がデビューするのかなぁ…。っていうか、長岡さんは現場で『P40-1』を見ているんでしょ?どんな感じでした?」
筆者 「構えたときのクラウンに特徴があって、カーボンコンポジットと思しき繋ぎ目と、カーボン部分にシマ模様がありました。ちょっと外ブラチックな見た目で、BSのアスリートモデルっぽくないですね。現行の『XD-3』は真っ黒のクラウンなので」
筒 「え?でもBSといえば、攻めたクラウンデザインを過去にしていますよね?堀琴音プロが長年使う『J815』なんて、ガンダムとかアイアンマンみたいな機械的なデザインでしたよ?それより、形状そのものはどんな感じなんですか?」
筆者 「あっ!そうそうシルエット自体が『J815』っぽく見えました。綺麗な丸顔で、サイズも大きめ。現行『XD-3』よりも投影面積が大きくなってました。なんというか、2008年の『バーナー』っぽい感じ。それに、今回のプロトタイプは現行と違ってカチャカチャになってますね」
筒 「バーナーにカチャカチャ……、なんかかなり良さそうな気配が漂ってますねぇ〜。では、ちょっと現行の『XD-3』がどんなドライバーなのか、おさらいをしておきましょうか」
筒 「バーナーにカチャカチャ……、なんかかなり良さそうな気配が漂ってますねぇ〜。では、ちょっと現行の『XD-3』がどんなドライバーなのか、おさらいをしておきましょうか」
「現行はスピン多めのライナードロー傾向でした」(筒)
筒 「現行の『TOUR B XD-3』の市販モデルはカチャカチャがなかったですよね。PCMラボ計測データを紐解くと、まずサイズは平均よりもヘッド長が1センチ弱短く、フェース長もやや短めで、コンパクトなサイズ。表示長さは45.25インチですが、60度法で測ると45.75インチと長めだったので、尚更コンパクトに見えました。
内部重心の特性としては、平均的な重心距離、浅めの重心深度。スイートスポット高さが高めでリアルロフトは少なめのため、打ち出しを抑えつつしっかりスピンの入る、ライナー系の安定したキャリーが打ちやすいヘッドといえます。ヘッド重量も軽めで操作性がいいため、ライナードローを打ちたい上級者が好むモデルだと言えるでしょうね。
歴代BSのアスリートモデルはつかまりがよく、そこまで低スピンを追求しません。過去から日本のシングルプレーヤーは操作性のいいヘッドでライナードローでランを稼ぐ人が多いため、この好みに忠実に作られる印象がありますね。これより前の『J715』は食いつく打感でしたが、現行『XD-3』は弾き系の高音になっていました」
内部重心の特性としては、平均的な重心距離、浅めの重心深度。スイートスポット高さが高めでリアルロフトは少なめのため、打ち出しを抑えつつしっかりスピンの入る、ライナー系の安定したキャリーが打ちやすいヘッドといえます。ヘッド重量も軽めで操作性がいいため、ライナードローを打ちたい上級者が好むモデルだと言えるでしょうね。
歴代BSのアスリートモデルはつかまりがよく、そこまで低スピンを追求しません。過去から日本のシングルプレーヤーは操作性のいいヘッドでライナードローでランを稼ぐ人が多いため、この好みに忠実に作られる印象がありますね。これより前の『J715』は食いつく打感でしたが、現行『XD-3』は弾き系の高音になっていました」
筆者 「なるほど。現行『XD-3』はコース試打含めて何度も打ったことがありますが、そんな感じでしたね。グラファイトデザイン『ツアーAD TP』との組み合わせがすごく良く、当たるとめちゃくちゃ飛んだ記憶がありますね。弾きの強い打感ですが、ドローとフェードを操りやすい雰囲気もありました。でも、数発チーピンに泣いた記憶も……」
筒 「チーピンはアナタ自身のせいでしょ…。純正シャフトのモデルに関しては、長さと投影面積のバランスが合ってなかった印象も強いです。だから【小さく見えて難しそう】との印象を受けるゴルファーも多かったと思いますよ。長岡さんを擁護するのはイヤですが」
筒 「チーピンはアナタ自身のせいでしょ…。純正シャフトのモデルに関しては、長さと投影面積のバランスが合ってなかった印象も強いです。だから【小さく見えて難しそう】との印象を受けるゴルファーも多かったと思いますよ。長岡さんを擁護するのはイヤですが」