現行&最新ドライバーのALL試打。本音で使いたい【冬用ドライバー】とは?
12月9日にダンロップ『ゼクシオテン』、その他タイトリスト『VG3』、ホンマ『ビジール535』など、注目機種が目白押し。今回は現行モデルも全部集め、これから気温10度を下回る時を見据え、冬用ドライバーを選んでみました。
配信日時: 2017年12月1日 09時20分
目次 / index
- 王者『ゼクシオテン』は事前予約が殺到。ホンマ『ビジール535』も発売日延期…
- 凍てつく冬は、夏のドライバーと同じでいい?マニアックチーム各々の考え方
- まずは、夏場はヘッドスピード47m/sのPCM編集長。まさかのアレを2本も…
- 3位は意外にマルマン『MAJESTY ロイヤルSP』。『EPIC STAR』と悩んでいた
- 夏場のヘッドスピードは50m/s前後の筆者。冬用に使いたいのは『MAJESTYロイヤルSP』
- 結局、P編も筆者も、コシとハリのある純正シャフトのモデルを選んだ
- 四十肩でヘッドスピード43m/sのPCM筒の1位はホンマ『ビジール535』、2位テーラー『グローレF2』、3位ロイコレ『RC STAR』
- 「冬は誰でも“浅いトップ”に。だからつかまるモデルが必要」(P筒)
王者『ゼクシオテン』は事前予約が殺到。ホンマ『ビジール535』も発売日延期…
筆者 「今月9日、ついにアベレージゴルファーモデルの王者・『ゼクシオテン』が発売されますね。対抗するタイトリスト『VG3』、ホンマ『ビジール535』などなど、注目機種が目白押しです」
PCM編集長(以下、P編) 「ボーナス商戦もあるからね。現行機種のマークダウンもあるし、ゴルファーはどれを選んでいいやら、迷うだろうね」
筆者 「はい。でも、10代目を迎える『ゼクシオテン』の性能に期待する人がやはり多いのか、事前予約が大変な数字になっていると聞きました。供給体制に影響が出るほどの人気っぷりですって。ホンマ『ビジール535』も、2日に発売予定でしたが、供給体制の問題で2週後ろに発売をズラしました。世の大半がアベレージゴルファーですから、この動きも頷けますけど」
PCM筒康博 「長岡さん、今回は新しい『VG3』と未だ試打していないホンマ『ビジール535』もあるんですよね?しかも、現行の2017年モデルのドライバーも全部集めたと。40機種以上ありますが、体が持つかな…。ボクが四十肩なのを忘れてませんか?少しは労ってくださいよ」
筆者 「いや、絶対に労りません。以前に5Wの全機種試打レポートをやったじゃないですか、今回はそれのリターンズで、数多ある機種の中からそれぞれのベスト3を選ぼうと思います。しかも、これからググっと気温が下がっていくので、【冬のドライバー選び】がテーマです。これから年末の打ち納め、年始の初打ちを控える人も多いと思いますので、全機種試打情報をお役立ていただきたいなと」
P筒 「えっ、また無慈悲な…。それって、打ったのに紹介しないモデルが大半ってことですよ?40機種以上あるのに、1人3機種しかピックアップ出来ないんですか?
筆者 「当たり前じゃないですか。ゴルファーは一番いいドライバーの情報が欲しいんですから、いいものだけを厳選して紹介する方が親切だと思いますよ。四の五の言わず、全部打った上で、トップ3を決めてください。それ以外に秀作があった場合は、例外も認めます」
P編 「冷酷非情、相変わらずの鬼だね……。分かった。とりあえず、ロッテ葛西で打ちまくろう」
PCM編集長(以下、P編) 「ボーナス商戦もあるからね。現行機種のマークダウンもあるし、ゴルファーはどれを選んでいいやら、迷うだろうね」
筆者 「はい。でも、10代目を迎える『ゼクシオテン』の性能に期待する人がやはり多いのか、事前予約が大変な数字になっていると聞きました。供給体制に影響が出るほどの人気っぷりですって。ホンマ『ビジール535』も、2日に発売予定でしたが、供給体制の問題で2週後ろに発売をズラしました。世の大半がアベレージゴルファーですから、この動きも頷けますけど」
PCM筒康博 「長岡さん、今回は新しい『VG3』と未だ試打していないホンマ『ビジール535』もあるんですよね?しかも、現行の2017年モデルのドライバーも全部集めたと。40機種以上ありますが、体が持つかな…。ボクが四十肩なのを忘れてませんか?少しは労ってくださいよ」
筆者 「いや、絶対に労りません。以前に5Wの全機種試打レポートをやったじゃないですか、今回はそれのリターンズで、数多ある機種の中からそれぞれのベスト3を選ぼうと思います。しかも、これからググっと気温が下がっていくので、【冬のドライバー選び】がテーマです。これから年末の打ち納め、年始の初打ちを控える人も多いと思いますので、全機種試打情報をお役立ていただきたいなと」
P筒 「えっ、また無慈悲な…。それって、打ったのに紹介しないモデルが大半ってことですよ?40機種以上あるのに、1人3機種しかピックアップ出来ないんですか?
筆者 「当たり前じゃないですか。ゴルファーは一番いいドライバーの情報が欲しいんですから、いいものだけを厳選して紹介する方が親切だと思いますよ。四の五の言わず、全部打った上で、トップ3を決めてください。それ以外に秀作があった場合は、例外も認めます」
P編 「冷酷非情、相変わらずの鬼だね……。分かった。とりあえず、ロッテ葛西で打ちまくろう」
凍てつく冬は、夏のドライバーと同じでいい?マニアックチーム各々の考え方
P筒 「長岡さん、【冬用ドライバー】がテーマと言いますが、ボクの場合は元々オールシーズン使えるモノを前提にドライバー選びをしていますよ。つまり、気温が低くて体が回らなくても打てるモノが基準です。ここの考え方や、ラウンド回数・ゴルフスタイルは人によって違いますよ」
筆者 「えっ!体が回りやすくてガンガン振れる夏と、厚着して体が回らない冬が同じものなんですか?」
P筒 「今のボクは長岡さんのおかげで、無茶なテストや不規則な時間の中でのラウンドがほとんど。その中で結果も求められるので、大げさに言えば【寝起き2秒後でも打てるモノ】がドライバー選びの基準です。体が温まってなくてもクラブが仕事してくれて、【1】高い打ち出しを得やすく、【2】適度につかまりやすいモノだと、ムリに練習で体を温める必要もないですし、とりあえずコースで前に進めますから。夏になれば勝手に振れてきて、飛距離がその分プラスされるだけというね。元々ボクがスピン量が少ないということもありますけど」
P編 「私の場合は、ダウンジャケットを着て厚着になると、体が回らずに手の動きを付け足しやすくなってしまう。だから、冬用は柔らかめのシャフトがいいなんてよく言われるけれど、単純に夏より軽いモノで、クラブが仕事してくれるモノを選んでいるね。球も元々高いから、風が強くて地面が硬い冬は低めのライナーの方が飛ぶことも多い。夏場と同じクラブだとクラブを重く・硬く感じてしまうから、やや軽めのスペアドライバーで回ることが多いね」
筆者 「ボクも村田さんに近いです。夏場は自分の力でガンガン振って叩いて飛ばせるじゃないですか。だから、スペック的には振った時が基準で冬よりハードスペックです。冬は逆で、どうせ夏と同じ感覚でなんて振れないから、やさしいモデルでラクしたいかなぁ。でも、やさしいアンダースペックのモノだと下半身が止まった時に激しいチーピンに見舞われるんですよ、特に朝イチとか…」
P編 「それ、よくあるよ、私も。その次は必ず右プッシュになる。チーピン回避でやり過ぎちゃうから」
P筒 「ボクの場合は、常にドライバーで左のミスだけはしないようにとの回路が働いています。だから、スペックの影響で夏に左に曲がることもあまりないです。ここ数年は四十肩もあるし、元々ヘッドスピードも速くないしドラコン的な飛ばしも期待されることが少ないので。でもやっぱりティショットで一番大切なことは、ケガなく2打目を打ちやすいところに前進することかなと。そのつもりで打っても、長岡さんをオーバードライブできることもあるし」
筆者 「……。村田さんやボクのように飛ばしバカとは違うと言いたいんですね。世の大半のゴルファーは冬基準で1本でいいとの考え方ですね?」
P筒 「いや、そんな意味じゃなくて、冬はコースに行かない人も多いでしょうから、ボクのように冬を基準にする必要はないと思います。ボクとは逆に、長岡さんや村田さんのように、自分が振れるMAXのスピードを基準にドライバーを選んでいる人なら、絶対に冬用のドライバーは必要です!OBばかりじゃ飛ばしたことにならないですよね?」
筆者&P編 「……。(ぐぬぬ…、競技者の考え方は救いがない…)」
筆者 「えっ!体が回りやすくてガンガン振れる夏と、厚着して体が回らない冬が同じものなんですか?」
P筒 「今のボクは長岡さんのおかげで、無茶なテストや不規則な時間の中でのラウンドがほとんど。その中で結果も求められるので、大げさに言えば【寝起き2秒後でも打てるモノ】がドライバー選びの基準です。体が温まってなくてもクラブが仕事してくれて、【1】高い打ち出しを得やすく、【2】適度につかまりやすいモノだと、ムリに練習で体を温める必要もないですし、とりあえずコースで前に進めますから。夏になれば勝手に振れてきて、飛距離がその分プラスされるだけというね。元々ボクがスピン量が少ないということもありますけど」
P編 「私の場合は、ダウンジャケットを着て厚着になると、体が回らずに手の動きを付け足しやすくなってしまう。だから、冬用は柔らかめのシャフトがいいなんてよく言われるけれど、単純に夏より軽いモノで、クラブが仕事してくれるモノを選んでいるね。球も元々高いから、風が強くて地面が硬い冬は低めのライナーの方が飛ぶことも多い。夏場と同じクラブだとクラブを重く・硬く感じてしまうから、やや軽めのスペアドライバーで回ることが多いね」
筆者 「ボクも村田さんに近いです。夏場は自分の力でガンガン振って叩いて飛ばせるじゃないですか。だから、スペック的には振った時が基準で冬よりハードスペックです。冬は逆で、どうせ夏と同じ感覚でなんて振れないから、やさしいモデルでラクしたいかなぁ。でも、やさしいアンダースペックのモノだと下半身が止まった時に激しいチーピンに見舞われるんですよ、特に朝イチとか…」
P編 「それ、よくあるよ、私も。その次は必ず右プッシュになる。チーピン回避でやり過ぎちゃうから」
P筒 「ボクの場合は、常にドライバーで左のミスだけはしないようにとの回路が働いています。だから、スペックの影響で夏に左に曲がることもあまりないです。ここ数年は四十肩もあるし、元々ヘッドスピードも速くないしドラコン的な飛ばしも期待されることが少ないので。でもやっぱりティショットで一番大切なことは、ケガなく2打目を打ちやすいところに前進することかなと。そのつもりで打っても、長岡さんをオーバードライブできることもあるし」
筆者 「……。村田さんやボクのように飛ばしバカとは違うと言いたいんですね。世の大半のゴルファーは冬基準で1本でいいとの考え方ですね?」
P筒 「いや、そんな意味じゃなくて、冬はコースに行かない人も多いでしょうから、ボクのように冬を基準にする必要はないと思います。ボクとは逆に、長岡さんや村田さんのように、自分が振れるMAXのスピードを基準にドライバーを選んでいる人なら、絶対に冬用のドライバーは必要です!OBばかりじゃ飛ばしたことにならないですよね?」
筆者&P編 「……。(ぐぬぬ…、競技者の考え方は救いがない…)」