選択肢が増えた『ぶっ飛び系アイアン』は確かに魅力的。アイアンの替え時を考える。
7番アイアンのロフトが26度という、ぶっ飛び系アイアンが続々と登場してきた。キャロウェイ、BS、PRGRなど大手各社がヤマハ『インプレスUD+2』のヒットに対抗してきた形だ。この辺りで、一旦モデルを整理しておきましょう!
配信日時: 2017年9月5日 04時28分
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『UD+2』だけにヒットは許さない!各社ウッドのテクノロジーをアイアンに!
この秋は、最新アイアンが大盛り上がり。筆者&PCMのマニアック試打チームも最新アイアンのいくつかは試打レポートをしているが、中でも大注目は、7番アイアンでロフト26度以下という、超ぶっ飛び系アイアンのタマが揃ってきたことだろう。
具体的な新作でいえば、キャロウェイ『EPIC STARアイアン』、プロギア『赤egg PC/PF』、ブリヂストン『JGR HF1』。現行品としてトップクラスの販売実績を誇るヤマハ『インプレスUD+2』が有名なところだが、他にもロフト26度に近いアイアンはある。
アイアンの飛びとは、主にロフトの少なさとフェースの反発性能だ。もちろん、長さや総重量もヘッドスピードに関連するため球の上がり方にも影響するし、使い勝手や振り心地にはシャフト性能も多分に影響する。メーカー各社はアイアンにもここ最近でどんどんウッドのテクノロジーを採用してきて飛びがアップしていることが見てとれる。
具体的な新作でいえば、キャロウェイ『EPIC STARアイアン』、プロギア『赤egg PC/PF』、ブリヂストン『JGR HF1』。現行品としてトップクラスの販売実績を誇るヤマハ『インプレスUD+2』が有名なところだが、他にもロフト26度に近いアイアンはある。
アイアンの飛びとは、主にロフトの少なさとフェースの反発性能だ。もちろん、長さや総重量もヘッドスピードに関連するため球の上がり方にも影響するし、使い勝手や振り心地にはシャフト性能も多分に影響する。メーカー各社はアイアンにもここ最近でどんどんウッドのテクノロジーを採用してきて飛びがアップしていることが見てとれる。
アイアンを5〜7年くらい替えていないHS40m/s以下の人は要注目!
ところで、あなたの使用アイアンは何年モノだろうか? 人によっては10年、いや20年モノを使用する人も中にはいるだろう。いろんなメーカーに聞くと、ゴルファーはだいたい平均5〜7年に一度アイアンを買い替えるとのデータがある。ぶっ飛び系アイアンにちょっと興味がある人で、それくらいアイアンを替えていない人にはぜひ聞いてほしい話がある。(7年も経てば、正直、飛距離が落ちる人もいますよね…)
アベレージゴルファー向けの王者であるダンロップ『ゼクシオ』を例にすると、2010年発売の『ゼクシオ6』アイアンは5番からPWまでの6本セットが基本となっていた。(6本セットが登場したのは4代目から)このアイアンを未だに愛用する人も多いだろう。その後2012年発売の『ゼクシオ7』になって初めてコアセットが6番からPWまでの5本セットになった。5番アイアンが必要なら買い足すという形が現在まで続いている。
ちなみに、『ゼクシオ』は3代目から現代の9代目まで7番のロフトは30度、長さ37インチとのクラブスペックを変えていない。(アイアンは狙った距離をきちんと打ち分けるという、距離の階段を作るまっとうな考え方だし、代替わりで飛距離が変わると困るから)コアセットが5本になったのは、ゴルファーから「5番アイアンは打てない」との声が多くなったのだろう。その後は6番からの5本セットを採用するメーカーも増え、当たり前となった。
何が言いたいのか? といえば、最新のぶっ飛び系アイアンはコアセットが7番からPWの4本セットが主流になりつつあるのだ。つまり、“7番以上はUTやFWも検討してくださいね”ということになる。もちろん、6番や5番を買い足して使うのも自由なのだが、全体的に飛んでしまうので、下の番手も買い足す必要が出てくるだろう。筆者的には“かなり面倒だな”というのが本音だが、PCM筒康博氏はこういう。
「いま使っているアイアンが6本セットで、そのうち2本くらい問題を抱えているならぶっ飛び系アイアンを試打する価値ありです。多くの人が5番アイアンが飾りになっていて、PWなどが引っかかるなどの悩みを抱えがちですが、該当する人で飛距離不足に悩んでいるなら、一度試打してみましょう」(筒)
そこで、ぶっ飛び系モデルの7番のスペックを改めて整理してみよう。順番は軽い順(カーボン装着)で、超ぶっ飛びアイアンに認定できそうなスペックを持つモデルだけを抜粋する。
アベレージゴルファー向けの王者であるダンロップ『ゼクシオ』を例にすると、2010年発売の『ゼクシオ6』アイアンは5番からPWまでの6本セットが基本となっていた。(6本セットが登場したのは4代目から)このアイアンを未だに愛用する人も多いだろう。その後2012年発売の『ゼクシオ7』になって初めてコアセットが6番からPWまでの5本セットになった。5番アイアンが必要なら買い足すという形が現在まで続いている。
ちなみに、『ゼクシオ』は3代目から現代の9代目まで7番のロフトは30度、長さ37インチとのクラブスペックを変えていない。(アイアンは狙った距離をきちんと打ち分けるという、距離の階段を作るまっとうな考え方だし、代替わりで飛距離が変わると困るから)コアセットが5本になったのは、ゴルファーから「5番アイアンは打てない」との声が多くなったのだろう。その後は6番からの5本セットを採用するメーカーも増え、当たり前となった。
何が言いたいのか? といえば、最新のぶっ飛び系アイアンはコアセットが7番からPWの4本セットが主流になりつつあるのだ。つまり、“7番以上はUTやFWも検討してくださいね”ということになる。もちろん、6番や5番を買い足して使うのも自由なのだが、全体的に飛んでしまうので、下の番手も買い足す必要が出てくるだろう。筆者的には“かなり面倒だな”というのが本音だが、PCM筒康博氏はこういう。
「いま使っているアイアンが6本セットで、そのうち2本くらい問題を抱えているならぶっ飛び系アイアンを試打する価値ありです。多くの人が5番アイアンが飾りになっていて、PWなどが引っかかるなどの悩みを抱えがちですが、該当する人で飛距離不足に悩んでいるなら、一度試打してみましょう」(筒)
そこで、ぶっ飛び系モデルの7番のスペックを改めて整理してみよう。順番は軽い順(カーボン装着)で、超ぶっ飛びアイアンに認定できそうなスペックを持つモデルだけを抜粋する。