キャロウェイ『EPIC』シリーズ完成。ぶっ飛びクラブをセットで使うとスコアはどうなる?
キャロウェイが『EPIC STARアイアン』と『EPIC STAR UT』を発表。これで「ついに、禁断のシリーズが完成」だとか。でも、決まった距離を狙わなきゃいけない地べたからぶっ飛んだらスコアって良くなるの? がっつりテストすることに…。
配信日時: 2017年8月31日 15時05分
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ゴルフクラブ史に残るメガヒット『EPIC』シリーズは逆張りの産物
2017年は、ゴルフクラブ業界にとってエポックメイキングな一年として、後世に語り継がれると思う。何かと言えば、キャロウェイの『GBB EPIC』ドライバーのことだ。昨年末、「禁断のドライバー、解禁。」との謳い文句で、緑色の2本の柱のティザー動画が公開されたのは記憶に新しい。
大げさな謳い文句で関心を集めたが、その後商品の詳細が明らかになるにつれ、ゴルファーの奇異の目は確固たる興味に変わっていったはず。何しろ、他メーカーのほとんどが「ボディをたわませてオフセンターヒットの初速を落とさない」ようにするのに対し、同社はそのロジックの逆張りをしてきた。
大げさな謳い文句で関心を集めたが、その後商品の詳細が明らかになるにつれ、ゴルファーの奇異の目は確固たる興味に変わっていったはず。何しろ、他メーカーのほとんどが「ボディをたわませてオフセンターヒットの初速を落とさない」ようにするのに対し、同社はそのロジックの逆張りをしてきた。
「ルールは破らない。常識を破る」との言葉どおり、ボディをたわませないためにヘッド内部に2本の柱を設け、その効果で「フェースだけをたわませて高初速を得る」との画期的な構造を『GBB EPIC STAR/Sub Zero』は打ち出した。米国キャロウェイの開発責任者であるアラン・ホックネルからこの話を初めて聞いた時は全身に鳥肌が立った。「その手があったか!」と、他社と横並びしないブレイクスルーに感動すら覚えた。
ただし、いくら大層なロジックやキャッチコピーを用意しても、肝心の性能を体感できなければ何の意味もない。ゴルファーを誇大広告で煽るものの、結果を伴わない例はよくある。アラン・ホックネルの話しに興奮しつつも「上手い話しには絶対乗せられないぞ」と、内心いつもより厳しい目で「性能を暴いてやる」とスイッチ全開だった。
その性能について、今さら語るまでもない。既に何度記事にしたか数え切れないほどで、飛びを体感してから『GBB EPIC STAR/Sub Zero』ドライバーについては書きに書いてきた。何度も他のクラブと対決もさせた。日本仕様を借りてテストを重ね、最終的に自分のヘッドスピードに合わせて米国仕様の『GBB EPIC Sub Zero』をポチッたくらいだ。(米国仕様を買ったせいで失敗したが…)
ただし、いくら大層なロジックやキャッチコピーを用意しても、肝心の性能を体感できなければ何の意味もない。ゴルファーを誇大広告で煽るものの、結果を伴わない例はよくある。アラン・ホックネルの話しに興奮しつつも「上手い話しには絶対乗せられないぞ」と、内心いつもより厳しい目で「性能を暴いてやる」とスイッチ全開だった。
その性能について、今さら語るまでもない。既に何度記事にしたか数え切れないほどで、飛びを体感してから『GBB EPIC STAR/Sub Zero』ドライバーについては書きに書いてきた。何度も他のクラブと対決もさせた。日本仕様を借りてテストを重ね、最終的に自分のヘッドスピードに合わせて米国仕様の『GBB EPIC Sub Zero』をポチッたくらいだ。(米国仕様を買ったせいで失敗したが…)