【バケモノたちの使用ギア】9割で振って3Wで340ヤード!? ブルックス・ケプカの破壊力 | 【購入する前ちょっと見て!!】人気ギアのマニアック情報

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【バケモノたちの使用ギア】9割で振って3Wで340ヤード!? ブルックス・ケプカの破壊力

ついに決着を迎えた全米オープン。世界最高峰のPGAツアーは松山を上回るバケモノ揃い。今回はスピンオフのPGAツアーデータ・ドリブンシリーズとして、さまざまな公式データからギアとバケモノの相関関係をひも解いて行きたいと思う。最終日はもちろん、この男!

2017年06月19日

初メジャー制覇は、欧州逆輸入の27歳、ブルックス・ケプカ!

 
ドライバーはテーラーメイド旧『M2』の9.5度を使う(写真・GettyImages)
全米オープン最終日、6バーディ、1ボギーで回ったブルックス・ケプカが通算16アンダーでPGAツアー2勝目、悲願の初メジャー制覇を成し遂げた。ケプカは欧州ツアーからキャリアをスタートさせてPGAツアーにたどり着いた逆輸入組。2位タイは、我らが松山英樹、ブライアン・ハーマンの12アンダーだった。

バックナインでチャージを見せた。伸び悩む最終組のブライアン・ハーマン、そして猛追を見せた前で回る松山英樹。そんな中、ケプカは持ち前の飛距離でラクにパーオンを重ね、14番から3連続バーディを奪う。2位に3打差を付けていた最終18番のロング(681ヤード)では、ティショットで悩んだ末に3Wを握った。

観るもの誰もが安全にティショットするための3Wだと思ったはずだ。ところが、ケプカの放ったショットは解説の丸山茂樹を呆れさせる。300ヤード近くキャリーしたライナーは強烈なランと共に340ヤード地点まで飛んでいた。これには丸山茂樹や戸張捷も混乱していた。

「ティボックスは一番後ろですよね、戸張さん、300ヤード近くキャリーしてますよ。320ヤードくらい飛んでるんじゃないかな」(丸山茂樹)

「丸山さん、いまセカンド地点ですが、340ヤードですね。3Wのティショットが」(戸張捷)

ケプカのセカンドショットは、残り270ヤード。アイアンを持って2オンを狙うもののショートして乗らなかった。だが、追い風とはいえ、681ヤードのロングを3Wとアイアンで2オンを狙うという、規格外のプレーを目の当たりにした。前日にジャスティン・トーマスがこのホールでイーグルを奪っているが、1W+3Wでの2オンだった。(それでも十分驚きに値するが)

驚弾を放ったのは、テーラーメイド新『M2ツアー』の15度!

驚弾を見せた3Wはテーラーメイド新『M2ツアー』の15度!(写真・GettyImages)
ケプカの使用ギアは、1Wがテーラーメイド旧『M2』(9.5度)、3Wはテーラーメイド新『M2ツアー』(15度)。使用ボールはタイトリスト『Pro V1x』で、昨年ナイキのクラブ&ボール事業撤退以降、さまざまなクラブをテストしている。

ケプカ本人は「ボクは飛距離が常に十分出るので、いつもフェアウェイキープを意識するタイプです。100%の力で打つことはありません。大体いつも90%ぐらいのイメージです」と語っており、これでも強振することがないというのだから、恐れ入る。また、3Wの打ち方に関して「球をめがけてヘッドを打ち下ろすのが3番ウッドをうまく打つカギ。飛距離も出るし、安定した軌道で球も上がりますよ」と語り、上から打ち込んでロフトが立って当たるのだろうか。それにしても他の選手のドライバーに勝るとんでもない飛距離だ。

⇒ケプカ本人が語る、スイングで大切にしていること

それもそのはず、PGAツアーの公式データでは、ケプカの平均ヘッドスピードはツアー4位。平均124.4マイル(55.6m/s)で、MAXだと128.6マイル(57.4m/s)に達する。(いずれもドライバーのヘッドスピード)そのため、やや短い3Wといえどもゆうにヘッドスピード50m/sは超えることが予想でき、低スピン性能のt際立つ新『M2ツアー』のロフトを立ててヒットすれば、他の選手のドライバー以上の打ち出し条件が達成されるだろう。おそらく、最終ホールのティショットは、ランの出方を見る限り、3Wで2800回転以下の低スピンで打ち出されていたに違いない。

ただの飛ばし屋ではない。全てのショットのクオリティが高い!

本人は「ヘッドをグリップより外側に上げて下ろし、フェードを打つ」と語る(写真・GettyImages)
「ボクはトップで上げ過ぎるクセがあるので、小さめ(のトップ)にするように心がけます。そうすると、ダウンスイングでクラブを外から下ろすことができます」と語るとおり、飛ばし屋のケプカは、曲げないことに気をつけており、ティショットも敢えてフェードでマネジメントしている。

また、ただの飛ばし屋ではなく、アイアンやウェッジ巧者でもある。「ボールを操るのが好きです。低め、高め、中弾道などを、打ち分けるのが大好きです。同じショットは2つとありません。風向きもピンの位置も毎回違いますから」と語り、ウェッジのスピン量も自在に毎ショット操るタイプのプレーヤーだ。大会で最も風の強かった最終日で、この巧みな技術が存分に活かされた模様だ。

この試合での平均パットは1.76で20位だったが、ドライビングディスタンスが322.1ヤード(7位)、FWキープ率が87.5%(4位T)、パーオン率は86.1%でトップ。飛んで曲がらないショットを武器に、丁寧かつ安全なショットで計21個のバーディを奪い、ボギーは5つに抑えた。この勝利で自信を深め、さらなる飛躍をはたしそうな27歳の“バケモノ”である。


Text/Mikiro Nagaoka
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