賞金王に突き進む! 今平周吾の“不言実行”
賞金王に突き進む! 今平周吾の“不言実行”
配信日時: 2018年11月3日 15時00分
賞金王に突き進む! 今平周吾の“不言実行”
今平周吾が待望の今季初優勝!
男子ツアー秋の陣、ブリヂストンオープンは今平周吾がシーズン初優勝を果たした。今季はここまで優勝がないものの賞金ランキングは1位。ベストテンが8回、うち5回が3位以内と抜群の安定感を誇っていたが、肝心の優勝にはあと一歩届かないでいた。
ブリヂストンオープンでは、終盤まで川村昌弘がトップ。最終組の一つ前では、石川遼が虎視眈々と上位を伺っていた。実力派の20代選手がしのぎを削る優勝争いはやはり面白い。最終盤までもつれる熾烈な戦いのなか、勝利を手にしたのは今平だった。
毎年、試合の舞台となっている袖ヶ浦CC袖ヶ浦コースは、上がり3ホールでスコアが動きやすい。2オンが狙える16番と18番のパー5、そして200ヤード以上あって難度が高いパー3の17番。勝敗のカギになりそうなこの3ホールで、今平は圧巻の3連続バーディーを決めて、一時は4打の差があった川村を一気に抜き去って勝利を決めた。勝負どころでの見事な強さに、今平強しを印象づける試合となったと言えるだろう。
今季の国内男子ツアーは、ファンが長らく待望していた若手の台頭が起きつつある。開幕戦の東建ホームメイトカップでは、重永亜斗夢がやはり石川遼を振り切って優勝した。先日の日本オープンでは、稲森佑貴が初優勝でビッグタイトルを手にしたのが記憶に新しいところだ。抜群の飛距離を誇る大型選手としてファンの期待も大きい出水田大二郎と星野陸也は、それぞれライザップKBCオーガスタ、フジサンケイクラシックで初優勝。秋吉翔太は、ミズノオープン、ダンロップ・スリクソン福島オープンと2勝している。
そんな期待の若手が多い中でも、今平は頭一つ抜けた安定感を持った選手だ。165センチと小柄ながら、ドライバーの平均飛距離は290ヤードを超える。ブリジストンオープンに限っては、ドライビングディスタンスは全体で8位だった。数年前と比較すると、飛距離は10ヤード以上伸びていて、ツアーで戦うための努力の成果を感じさせる。飛んで曲がらないドライバーは、いまや今平の武器のひとつだ。
ブリヂストンオープンでは、終盤まで川村昌弘がトップ。最終組の一つ前では、石川遼が虎視眈々と上位を伺っていた。実力派の20代選手がしのぎを削る優勝争いはやはり面白い。最終盤までもつれる熾烈な戦いのなか、勝利を手にしたのは今平だった。
毎年、試合の舞台となっている袖ヶ浦CC袖ヶ浦コースは、上がり3ホールでスコアが動きやすい。2オンが狙える16番と18番のパー5、そして200ヤード以上あって難度が高いパー3の17番。勝敗のカギになりそうなこの3ホールで、今平は圧巻の3連続バーディーを決めて、一時は4打の差があった川村を一気に抜き去って勝利を決めた。勝負どころでの見事な強さに、今平強しを印象づける試合となったと言えるだろう。
今季の国内男子ツアーは、ファンが長らく待望していた若手の台頭が起きつつある。開幕戦の東建ホームメイトカップでは、重永亜斗夢がやはり石川遼を振り切って優勝した。先日の日本オープンでは、稲森佑貴が初優勝でビッグタイトルを手にしたのが記憶に新しいところだ。抜群の飛距離を誇る大型選手としてファンの期待も大きい出水田大二郎と星野陸也は、それぞれライザップKBCオーガスタ、フジサンケイクラシックで初優勝。秋吉翔太は、ミズノオープン、ダンロップ・スリクソン福島オープンと2勝している。
そんな期待の若手が多い中でも、今平は頭一つ抜けた安定感を持った選手だ。165センチと小柄ながら、ドライバーの平均飛距離は290ヤードを超える。ブリジストンオープンに限っては、ドライビングディスタンスは全体で8位だった。数年前と比較すると、飛距離は10ヤード以上伸びていて、ツアーで戦うための努力の成果を感じさせる。飛んで曲がらないドライバーは、いまや今平の武器のひとつだ。
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