藍ちゃんも変更! カーボンシャフトのアイアンのメリットとは?
text by kazuhiro koyama
配信日時: 2016年5月26日 11時34分
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藍ちゃんも変更! カーボンシャフトのアイアンのメリットとは?
宮里藍、今季好調で復活の気配
今季、宮里藍が好調だ。ここ2,3年はパッティングが不調だったが、3月末に行われた「キア・クラシック」で3年ぶりにベストテンに入り、その後も好調を維持しているようだ。
先日、来日し「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で優勝した世界ランキング3位、レキシー・トンプソンの平均飛距離は280ヤードを超えている。若いロングヒッターが次々と登場する現代の米女子ツアーで、小柄な宮里が活躍するのは大変なことだが、今の好調を持続でいれば、ひさしぶりの優勝も夢ではないと思う。
宮里の好調の要因は、なんといってもパッティングの復調だが、その他にも理由としてあげられそうなものはある。そのひとつが、アイアンのシャフトをカーボンシャフトに変更したことだ。
ジュニア時代からアイアンにカーボンシャフトを装着していた宮里が、「NS PRO V90」という90g台の軽量スチールに変更したのが2005年。当時から大人気だった藍ちゃんがスチールに変えた、ということで軽量スチールは大いに流行した。現在も、上級者はスチールという考えのゴルファーは多い。
シャフトはおろか、ロフト・ライ角や長さなどヘッドの基本的なスペックもほとんど変更しなかった宮里だが、10年余りが経ち、重量が大幅に軽い60g台のカーボンシャフト「TOUR AD-65」のRシャフトに変更した。弾道データに大きな変化はないとのことだが、軽量になったことで身体的な負担は確実に軽減するだろう。
国内女子ツアーでは、昨年、圧倒的な強さを見せたイ・ボミがアイアンでのカーボンシャフト使用者だ。賞金女王と国内の選手にもカリスマ視されている宮里がカーボンシャフトを使うことで、今後、他の選手もアイアンにカーボンを入れるケースも増えてきそうだ。
先日、来日し「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で優勝した世界ランキング3位、レキシー・トンプソンの平均飛距離は280ヤードを超えている。若いロングヒッターが次々と登場する現代の米女子ツアーで、小柄な宮里が活躍するのは大変なことだが、今の好調を持続でいれば、ひさしぶりの優勝も夢ではないと思う。
宮里の好調の要因は、なんといってもパッティングの復調だが、その他にも理由としてあげられそうなものはある。そのひとつが、アイアンのシャフトをカーボンシャフトに変更したことだ。
ジュニア時代からアイアンにカーボンシャフトを装着していた宮里が、「NS PRO V90」という90g台の軽量スチールに変更したのが2005年。当時から大人気だった藍ちゃんがスチールに変えた、ということで軽量スチールは大いに流行した。現在も、上級者はスチールという考えのゴルファーは多い。
シャフトはおろか、ロフト・ライ角や長さなどヘッドの基本的なスペックもほとんど変更しなかった宮里だが、10年余りが経ち、重量が大幅に軽い60g台のカーボンシャフト「TOUR AD-65」のRシャフトに変更した。弾道データに大きな変化はないとのことだが、軽量になったことで身体的な負担は確実に軽減するだろう。
国内女子ツアーでは、昨年、圧倒的な強さを見せたイ・ボミがアイアンでのカーボンシャフト使用者だ。賞金女王と国内の選手にもカリスマ視されている宮里がカーボンシャフトを使うことで、今後、他の選手もアイアンにカーボンを入れるケースも増えてきそうだ。