スパイクレスシューズのラウンドテスト 気になるグリップ力は?
text by Kazuhiro Koyama
配信日時: 2017年11月30日 03時45分
スパイクレスを使用する、ツアープロの存在
スパイクレスシューズへの印象とは、どんなものだろうか。
真剣にゴルフをするなら、しっかりとグリップできるスパイク鋲のついたシューズでないとダメだと思っている人も多いのではないだろうか。筆者もそう感じていた一人で、これまでスパイクレスを試すことはほとんどなかった。持っていても、練習場やショートコースで使ったりすることが多く、競技やコンペなど、シリアスなプレーで使うことなど、考えたこともなかった。
しかし、考えてみると、ツアープロでもスパイクレスを使用している選手は多い。古くはフレッド・カプルスが愛用し、最近でもアダム・スコットやライアン・ムーアをはじめ、少なくないトップ選手がスパイクレスを使用している。かつては、金属鋲のスパイクだけを好み、樹脂製のソフトスパイクを嫌うプロや上級者もいたものだが、今は、そんな人はいない。慣れの問題もたしかにありそうだ。
食わず嫌いは良くない、と思い直し、コースでスパイクレスシューズを試してみることにした。今回、使用したのは、ブリヂストンの『ゼロ・スパイク バイター』シリーズ。中上級者向けの『バイター ツアー(SHG650)』と、軽量タイプの『バイター(SHG750)』の2モデルだ。
真剣にゴルフをするなら、しっかりとグリップできるスパイク鋲のついたシューズでないとダメだと思っている人も多いのではないだろうか。筆者もそう感じていた一人で、これまでスパイクレスを試すことはほとんどなかった。持っていても、練習場やショートコースで使ったりすることが多く、競技やコンペなど、シリアスなプレーで使うことなど、考えたこともなかった。
しかし、考えてみると、ツアープロでもスパイクレスを使用している選手は多い。古くはフレッド・カプルスが愛用し、最近でもアダム・スコットやライアン・ムーアをはじめ、少なくないトップ選手がスパイクレスを使用している。かつては、金属鋲のスパイクだけを好み、樹脂製のソフトスパイクを嫌うプロや上級者もいたものだが、今は、そんな人はいない。慣れの問題もたしかにありそうだ。
食わず嫌いは良くない、と思い直し、コースでスパイクレスシューズを試してみることにした。今回、使用したのは、ブリヂストンの『ゼロ・スパイク バイター』シリーズ。中上級者向けの『バイター ツアー(SHG650)』と、軽量タイプの『バイター(SHG750)』の2モデルだ。
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こちらはゼロ・スパイク バイターツアー(SHG650)。ブリヂストンのオンラインショップでは税込18,900円だ
ブリヂストン契約プロの多くもすでに、『バイター ツアー(SHG650)』を愛用しているという。道具へのこだわりはアマチュアとは比較にならないほどシビアなツアープロが、スパイクレスに移行しているという事実は驚きというほかない。もし、グリップなどに不安があれば、いくら契約していても、プロが使うことはないだろう。プロの厳しい目に耐えうる性能を備えていることが、ここから伺える。
スパイクレスのグリップ力を試すために、あえて、アップダウンが多い丘陵コースを選んでラウンドテストを行った。
スパイクレスのグリップ力を試すために、あえて、アップダウンが多い丘陵コースを選んでラウンドテストを行った。