契約フリーの宮里優作が新たに選択したドライバーとは?
text by kazuhiro koyama
配信日時: 2016年7月15日 05時46分
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契約フリーの宮里優作が新たに選択したドライバーとは?
ドライバーをピン『Gシリーズ』に変更
記憶に新しい今年の全米オープン。日本のエース、松山英樹が予選落ちしたのは残念だったが、宮里優作が日本ツアーの代表として奮闘した。厳しいセッティングの中、決勝ラウンドでは3日目、4日目とパー4の二打目が直接カップインするイーグルを連日マークする離れ業で、現地でも大いに注目された。
アマチュア時代では圧倒的な戦歴を誇った宮里も、はや36歳。昨年は、自身最高となる賞金ランキング2位となり、押しも押されぬ日本ツアーの代表的な選手だ。
プロ入り以来、契約を結んでいたブリヂストンから離れ、現在はフリーという立場でクラブを選んでいる。アイアンは、スイング精度とパワーを兼ね備えた宮里らしい、マッスルバックのミズノ『MP-4』 。ドライバーは、フリーとなってからもブリヂストンのドライバーを使い続けており、昨年のダンロップフェニックスでの優勝は同社の『JGR』ドライバーだ。フェアウェイウッドは、キャロウェイ をチョイスすることが多い。
アマチュア時代では圧倒的な戦歴を誇った宮里も、はや36歳。昨年は、自身最高となる賞金ランキング2位となり、押しも押されぬ日本ツアーの代表的な選手だ。
プロ入り以来、契約を結んでいたブリヂストンから離れ、現在はフリーという立場でクラブを選んでいる。アイアンは、スイング精度とパワーを兼ね備えた宮里らしい、マッスルバックの
そんな宮里だが、全米オープンから、ドライバーをピンの『Gシリーズ』に変更している。ブリヂストンからピンへの変更といえば、昨年、大きく躍進した永野竜太郎が思い出される。永野竜太郎はJGTOのスタッツでトータルドライビングが2014年73位、2015年46位、2016年14位と推移し持ち前の飛距離がさらに伸び、安定感のあるティーショットを成績に結びつけている若手のホープだ。宮里が『Gシリーズ』を使うきっかけになったのも、永野の使うドライバーを打ってみたことだという。
ピン『Gシリーズ』は、重心距離が長く、重心が低く深い位置にあること。スイートエリアは広く、低重心によってスピン量が抑えられるので、さらに飛距離が伸びる可能性も高い。また重心距離が長くなると、ヘッドの返りが遅くなるので、ボールが左にいきにくい。フェードヒッターの宮里が、安定して強いフェードを打つには、スピン量が少なく、左に飛ばない『Gシリーズ』は安心感があるはずだ。
今年の全米オープンが行われたオークモントCCは、世界でも屈指の難コースとして知られており、ティーショットでしっかりとフェアウェイをとらえ、出来れば距離も稼ぐことが、コース攻略の大きなポイントになる。「フェアウェイキープするためにまっすぐ飛ばしたい、そして楽に飛ばしたい」という宮里の意向に、『Gシリーズ』が応えた格好だ。
ピン『Gシリーズ』は、重心距離が長く、重心が低く深い位置にあること。スイートエリアは広く、低重心によってスピン量が抑えられるので、さらに飛距離が伸びる可能性も高い。また重心距離が長くなると、ヘッドの返りが遅くなるので、ボールが左にいきにくい。フェードヒッターの宮里が、安定して強いフェードを打つには、スピン量が少なく、左に飛ばない『Gシリーズ』は安心感があるはずだ。
今年の全米オープンが行われたオークモントCCは、世界でも屈指の難コースとして知られており、ティーショットでしっかりとフェアウェイをとらえ、出来れば距離も稼ぐことが、コース攻略の大きなポイントになる。「フェアウェイキープするためにまっすぐ飛ばしたい、そして楽に飛ばしたい」という宮里の意向に、『Gシリーズ』が応えた格好だ。