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今でもウッズが話題の半分を占める米ゴルフ界のこれから【舩越園子コラム】
今でもウッズが話題の半分を占める米ゴルフ界のこれから【舩越園子コラム】
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時: 2015年12月21日 03時01分
この5つ、確かにどれもウッズ絡みではあるが、いずれもウッズに関する第3者の発言ばかり。ウッズ自身が起こしたアクションは1つも含まれていないところに、昨今のウッズのゴルファーとしての低迷ぶりが反映されている。だが、世界ランキングが400位を下回るまで成績が低迷しても、周囲が決して放っておかないという王者ウッズの存在の重要性は逆に浮き彫りになったと言えるだろう。
それでは、ウッズ絡みではない他の5つのニュースはどんなものだったかを見てみよう。2位はダフナー夫妻の突然の離婚。3位はリッキー・ファウラーの彼女のビキニ写真をアップしたインスタグラムの炎上。7位はローリー・マキロイがキャデラック選手権でクラブを池に投げた出来事。9位はマキロイの熱愛報道。そして10位はジョーダン・スピースが今年3月に2.3ミリオンで購入した豪邸の話だった。
ウッズ関連のニュースとは対照的に、他の5つはどれも登場する選手自身が起こしたアクションに関連するニュースだった。そして“登場人物”も、ダフナーこそ異色だが、スピース、マキロイ、ファウラーとヤングスター3人が揃っている。
しかし、シーズン終盤に一度は世界一に輝いたジェイソン・デイに関するニュースは1つもなく、メジャー2勝を挙げて世界一に今も座しているスピースのニュースがたった1つだけで、しかも10位というところに一抹の不安を感じさせられる。
成績が低迷し、不調に陥り、引退が近いと囁かれても、相変わらずウッズへの注目が高いこと自体は喜ばしいが、その一方で、下降線を辿るウッズが今なおゴルフ界の話題の半分を占め、成績面でトップクラスを走る若者たちの話題はちょろちょろというこの現状を、どう見るべきなのか?
現状打開すべきだとすれば、さらなる努力が必要なのは、若い選手たち自身か、それともファンか、メディアか、ゴルフビジネスを展開する人々か。
それでは、ウッズ絡みではない他の5つのニュースはどんなものだったかを見てみよう。2位はダフナー夫妻の突然の離婚。3位はリッキー・ファウラーの彼女のビキニ写真をアップしたインスタグラムの炎上。7位はローリー・マキロイがキャデラック選手権でクラブを池に投げた出来事。9位はマキロイの熱愛報道。そして10位はジョーダン・スピースが今年3月に2.3ミリオンで購入した豪邸の話だった。
ウッズ関連のニュースとは対照的に、他の5つはどれも登場する選手自身が起こしたアクションに関連するニュースだった。そして“登場人物”も、ダフナーこそ異色だが、スピース、マキロイ、ファウラーとヤングスター3人が揃っている。
しかし、シーズン終盤に一度は世界一に輝いたジェイソン・デイに関するニュースは1つもなく、メジャー2勝を挙げて世界一に今も座しているスピースのニュースがたった1つだけで、しかも10位というところに一抹の不安を感じさせられる。
成績が低迷し、不調に陥り、引退が近いと囁かれても、相変わらずウッズへの注目が高いこと自体は喜ばしいが、その一方で、下降線を辿るウッズが今なおゴルフ界の話題の半分を占め、成績面でトップクラスを走る若者たちの話題はちょろちょろというこの現状を、どう見るべきなのか?
現状打開すべきだとすれば、さらなる努力が必要なのは、若い選手たち自身か、それともファンか、メディアか、ゴルフビジネスを展開する人々か。