PGAツアー
米国男子
全英オープン
日程 2014年7月17日-7月20日賞金総額 ―
TV/ネット放送予定“鬼門”にはまったウッズと“鬼門”を乗り越えたマキロイ
“鬼門”にはまったウッズと“鬼門”を乗り越えたマキロイ
配信日時: 2014年7月19日 00時08分
一方で、マキロイにとっての“鬼門”は2日目のラウンドそのものにある。例を挙げれば、松山英樹の優勝した「ザ・メモリアル・トーナメント」では初日に“63”のロケットスタートを決めたものの、2日目に“78”を叩いて失速。最近でも先週の「スコティッシュ・オープン」で初日“64”をマークしながら2日目は“78”。特に初日ビッグスコアをマークした場合の2日目にスコアを崩すことが多いのだ。「全英オープン」を例にとっても2010年大会では初日“63”で飛び出しながら、2日目に“80”を叩き、最終結果は3位タイに終わっている。
しかし、今日のマキロイはこの“鬼門”を見事にクリアしてみせた。スタートホールこそボギーとしたが、5番パー5で2オン2パットのバーディを奪ったのを皮切りに7バーディを奪取。多くの選手がアイアンで刻む中、ドライバーを多用するアグレッシブなゴルフでチャンスを量産し、攻め続けることで自らの“鬼門”を乗り越えた。
そして“鬼門”の2日目をビッグスコアで乗り切ったことで、今度連想されるのは圧倒的な強さでメジャー初優勝を飾った2011年の「全米オープン」だろう。この大会でマキロイは初日“65”、2日目“66”とスコアを伸ばして飛び出すと、その後、一人旅を続けて最終的に2位のジェイソン・デイ(オーストラリア)に8打差をつける圧勝劇を見せた。
はたして、今大会で2011年「全米オープン」の再現となるのか。まずはマキロイとウッズが明日の“ムービングデー”にどのようなプレーを見せるのか注目したい。
しかし、今日のマキロイはこの“鬼門”を見事にクリアしてみせた。スタートホールこそボギーとしたが、5番パー5で2オン2パットのバーディを奪ったのを皮切りに7バーディを奪取。多くの選手がアイアンで刻む中、ドライバーを多用するアグレッシブなゴルフでチャンスを量産し、攻め続けることで自らの“鬼門”を乗り越えた。
そして“鬼門”の2日目をビッグスコアで乗り切ったことで、今度連想されるのは圧倒的な強さでメジャー初優勝を飾った2011年の「全米オープン」だろう。この大会でマキロイは初日“65”、2日目“66”とスコアを伸ばして飛び出すと、その後、一人旅を続けて最終的に2位のジェイソン・デイ(オーストラリア)に8打差をつける圧勝劇を見せた。
はたして、今大会で2011年「全米オープン」の再現となるのか。まずはマキロイとウッズが明日の“ムービングデー”にどのようなプレーを見せるのか注目したい。